« 生きてます | トップページ | RevioC2逝く »

2006年2月10日 (金)

「紅梅」今だならず

 「紅梅」は距離計なしで焦点調節は前玉回転で行う簡素なスプリング式中判カメラだ。一歩間違えばルビテルやホルガと同じカテゴリーとなってしまうところだが、金属性ボディが辛うじてそれを踏みとどまっている。とはいえ、同じようなベクトルの安カメラであることには違いない。

 立派なショッピングモールに改装された朝陽区骨董品市場でそれは280元で転がっていた。我々の拙い交渉術でも200元位になりそうだったから日本円で3500円くらいだ。それを買わなかったのは既に「東方」というライカ判距離計連動機の購入を決めていたからだ。なんてことのないカメラだったのだけれども、ファインダーが青みがかっていたのが妙に気に入ったのだ。

 ところが帰国後から1ヶ月程で再び北京に滞在する事になった。もちろん、頭から離れないのは「紅梅」のことだ。やり手の旅行者や老北京人は相手にもしないだろうから売れ残っていると想像していた。ところが、店そのものが無くなってしまったのである。正確には店主によるパッケージングが終わる寸前であった。カメラの類は全て店舗から撤去されていたのである、とほほ。

 中古カメラ買いは一期一隅である。次回に店そのものがあるかどうかも怪しい。このご時世だから東京でも油断はなりませんぞ。

|

« 生きてます | トップページ | RevioC2逝く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157797/8592569

この記事へのトラックバック一覧です: 「紅梅」今だならず:

« 生きてます | トップページ | RevioC2逝く »