フェド5C
本カメラは全金属カメラであるからBlogのポリシーとは異なるけど、そんなことに目くじらを立てる方は拙僧の稚Blogを呼んで下さる方にはいらっしゃらないだろう。
一時期ソビエトカメラというのは流行った。コンパクトカメラも一眼レフカメラも、そしてその当時から勃興し始めたデジカメもプラスチック外装のオートマチックカメラだったから、そのアンチテーゼとして金属外装で手間のかかるソビエトカメラが流行ったと言うことらしい。
今では流石に小康状態のようで、やっと拙僧の買える価格帯でネットオークションで落札したものである。手に取れば粗雑で重いカメラなので、これで軽快に撮影したいとは思わないけど、ベットサイドでいじっている分には楽しいカメラである。つまり本カメラはそういうカメラで、購入後1年以上経つけどフィルムを通したことは無い。
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コメント
おぉぉFEDだぁ。
>つまり本カメラはそういうカメラ‥‥
うぅぅぅん、実に的を得た鋭い指摘。
「操作性は悪いけど写りが良い」云々という
風説はソビエトカメラには適切ではないし
そんな事を書く輩が居るから、誤解が
生まれるのだ。
「西側では考えられないカメラがある」
それがソビエトカメラの美徳なのだ。
久しぶりにキエフ15でも持ち出そうかしら。
投稿: 大佐 | 2006年9月16日 (土) 11時28分
70年代のソビエトなどと言うのは外国と言うよりは異世界ですから、その時代のフェドなどゾルキーなどはスプートニク(衛星の)やICBMの末端の部品を弄っているような楽しさがありますよね。
それでも稀にすごく良く映るレンズにあたったりする事もあるのがソビエト物の悩ましいところなのですが。
投稿: Rikkie | 2006年9月18日 (月) 13時08分