ペンタックス Z-50P
よくよく考えたらテスト撮影が済んでいるフラッシュ内臓AF一眼レフはこのZ-50Pだけだった。全く、カメラやレンズは2グロスは転がっているのに自分の思慮の無さに呆れる次第である。
ペンタックスZ-50Pは端的にいえばペンタックスのラインナップでは最も安い部類のAF一眼レフカメラだ。それでも、本カメラを買った2004年であれば、標準レンズ付きで5000円は妥当な金額だったと思うのだけど、この2年の銀塩カメラの価格の暴落は目を覆わんばかりなので、今となっては評価は難しいな。それでも、本カメラのようなエントリー向けカメラにもハイパーマニアル露出を搭載する辺り、愚直で一本筋の通ったペンタックスらしい意気込みを感じることが出来て嬉しい。αなんてプログラム露出オンリーで露出補正も出来ないAF一眼レフカメラがあるのだ。
難点は電池蓋のヒンジがプラスチックのモールドで作られていて耐久性に大いに問題があることだ。これでは安物コンパクトカメラ並であり、ペンタックスの名に好ましくない傷をつけるものだと思うのだけど、如何なものだろう。
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コメント
>>欲を言えばハイパーマニアル露出より、ニコンUの様
>>にプログラム露出をシフトできた方が都合がいいのだ
>>けれども、これは時代が異なるので仕方がないな。
ペンタックスのZシリーズは、プログラムシフト可能ですよ~。
下記URLの53ページをご覧下さいね。
http://www.pentax.co.jp/japan/support/man-pdf/z50p.pdf
投稿: Not-Ake | 2006年12月 1日 (金) 00時11分
↑ごめんなさい、53ページではなく、24ページでした。
投稿: Not-Ake | 2006年12月 1日 (金) 00時12分
うーん、エントリークラスにもハイパーマニュアルを奢るあたり、さすがペンタックス。ボディの割にグリップも大きくて、真面目に作られてますねぇ。会社の人間がカメラ好きなんだなぁと感じさせますね。最近はデジタルでも魅力的なモデルを出しているし、嬉しいですねぇ。応援したいメーカーなんだよね、ペンタックス。
投稿: 大佐 | 2006年12月 1日 (金) 00時31分
やややっ、ご指摘ありがとうございます。>Not-Ake殿
なるほど、ちゃんとプログラムシフトできました。何をやっていたんだろう拙僧。これからも叱って下さい(mm。
こんな旧世紀のエントリークラスの銀塩一眼レフのマニアルまで公開しているなんて、なんていいメーカなんでしょう、ペンタックスって。拙僧は全然、その存在を知りませんでした。情報の提供ありがとうございます。
拙僧もペンタックスを応援していますよ。>大佐殿
最近もMV1を拾いましたしねえ。勿論、拙僧がジャンク籠からボディだのレンズだのを拾っても、何にもペンタックスの利益にはならないんですが(--。
エントリークラスのコンパクトカメラ(含むデジカメ)を弄っていても、カメラ好きの人が開発に携わったのだろうなと思わせるものがありますね。中には本当にこれで撮影した事があるのかと首をかしげるようなカメラを出すメーカーもありますから。
投稿: Rikkie | 2006年12月 1日 (金) 13時28分
このAFも素晴らしいですね。
元来ペンタファンですから見逃していません。
MZシリーズが幅を利かせていますので影が薄いですが・・
JFCの件ですが、今日問い合わせを出しておきました。
どうかお仲間になって下さい。
同じ匂いがします・・・♪ (^^ゞ
投稿: めだか猫、時々内海 | 2006年12月 1日 (金) 19時58分
やや、めだか猫さんもペンタックスを御贔屓ですか。SFシリーズも弄ってみると結構興味深いのですが、商業的にはイマイチだったみたいですねえ。
JFCさんには拙僧からもメールを送らせてもらいました。とても興味を持っていますので、お仲間に入れていただければ嬉しいですね。
投稿: Rikkie | 2006年12月 2日 (土) 09時48分
会長さんは超多忙らしいので本家裏掲示板に書き込んでみてください。
会員専用掲示板にも書いておきましたが会長が見てないらしい・・・
http://www.asahi-net.or.jp/%7Erd2h-ari/
投稿: めだか猫、時々内海 | 2006年12月 2日 (土) 20時23分