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2006年12月21日 (木)

ニコン F70

Img_8504  ジャンク籠で転がっているAF一眼レフで圧倒的に多いのがEOSとαだ。EOSの場合は例のシャッターのモルト崩れでジャンク扱いになるのは解るけど、αの場合は理由が解らない。まあ、それだけ売れたということなのだろう。ペンタックスは稀に見るけれども殆どの場合、完全に壊れている。これはペンタックスのAF一眼レフが壊れやすいのではなく、ペンタックスのユーザーは壊れるまで手放さないのだと思うな。メーカーからすると次々と買い換えてくれる方が都合がいいのだろうけど、ここにユーザーのペンタックスに対する想いを感じてよいものである。

 そして、殆どジャンク市場に出てこないのがニコン物だ。稀に出てきても致命的な欠品があるF401が4980円とか、およそジャンクとはかけ離れたプライスが付いている。同じ籠にはEOS10が1000円で転がっているのに。そういうわけでカナダでニコンUを盗まれて以来、ニコンのAF一眼レフボディは拙僧の手元に無かった。ところが、ついに出会ってしまったのである。

 それがニコンF70だ。拙僧が写真に興味を持ったのがF80が発売される少し前だったので、F50から始まる世代のニコンAF一眼レフのヒエラルキーは良く知らない。拙僧が興味を持ったのはマウント部のAi絞り連動レバーの存在だ。つまり、手持ちにあるMFのオートニッコール200mmF4(Ai改)とかが使えるということだ。それはジャンク扱いだったがショウケースの中にあった。正面から見たその姿にくたびれた様子は無かったのだけれども、プライスタグには「背面ベトベト」と記述があった。早速、店員を呼んで出してみると、なるほど天晴れなほどのベトベト具合だ。よく工事カメラなどで背面にその所有者を示していたであろうステッカーが貼られた後があり、ベトベトした粘着物が張り付いていることはあるのだろうけど、AF一眼レフの裏蓋全面に日付ボタンを覆い隠してまで何かしらを貼り付ける必要があるのであろうか?それで一度はオミットしたのだけれども、やっぱり気になるんだなあ。とりあえずシャッターは切れるらしいので動作はするだろう。詳しくないけど、F70っていうのはニコンの当時のラインナップからすれば恐らく中級機にはなるはずで、この機会を逃したらFマウントのMFレンズで露出計の連動するAF一眼レフを手に入れるのは当面先になるだろう。なので当日の午後には再びハードオフにCRMのハンドルを向けて拾い上げた。価格は3000円台。この日は、とりあえず撮影できるクールピクス3100を500円。ファインピクス30iを250円で拾ったからジャンク買いの当たり日だったな。安カメラばかり集めているのだけれども、拙僧もニコン者の端くれだ。F一桁信仰は無いけれども、コンパクトデジカメにニッコールと名が付いているだけで幸せな気分になってしまうな。

Img_8512  まずびっくりしたのが操作方法が全く解らないことだ。ペンタックスZ50も操作性では褒められた物では無かったけれども、あれはハイパーマニアル露出以外は弄っているうちに操作方法が理解できた。しかし、本カメラでは露出モードの変更方法ですら見つけ出すのに1時間くらいかかった。更にインターネットで調べてみると、例のベトベトは何かしらの接着剤の痕ではなく、仕様らしいのだ。つまり、オートボーイAXLの外装と同じく、素材の問題らしいのである。ニコンの一眼レフカメラの外装がキヤノンのコンパクトカメラ並みとは、これにはがっかりしてしまったな。

 なんでもアルコール類で拭くと取れるという噂もあるので気が向いたら試してみるつもりである。カメラの基本性能は非常に高いように思われる。AFもスパッと合うし音も静かだ。それに、比べるのも何だけれどもEOSKissや普及クラスのαとはファインダーの出来が違うようだな。今だに、どのような目的で使うのか解らないボタンが複数あるのだけれども、ゆっくりお付き合いするつもりだ。とりあえず、絞り優先AEでの撮影方法が解ったので問題は無いのである。

  一番の問題はFマウントのAFレンズはシグマの50mmF2.8マクロと同じくシグマの500mmF7.2しか持っていないところだな。

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コメント

F70持っています。そのべとべとは純正の塗装が変質したものです。最初は高級感ある艶消しなのですがべとべとに溶けてきます。アルコールで根気よく拭けばとれます。新しいD40系のデジタル一眼レフのレンズがモーター内蔵式になったらしいです。そうなると製造待ちで苦労して手に入れた24-120mmのオートフォーカスレンズが使えないので本体ともども売ってしまおうか迷っています。

投稿: たく | 2007年6月27日 (水) 00時26分

どもども、たく殿。

拙僧もベトベトを根気よくアルコールで拭きました。今は金属むき出しで、手持ちの本皮の切れ端でも貼ろうかと思っているのですが、なにぶん稼働率が低いのでそのままです。銀塩フィルムでの撮影などと言う「贅沢」となると、やはりF4に手が伸びてしまいます。
F70、ニコンAFカメラとしては異色の消音と高レスポンスなんですが、不意にレリーズボタンに触れると貴重なフィルムを2~3カット無駄に消費してしまう中々の難物です。そういうプロパティを認識し、巧みに操る撮影スタイルを構築できれば良いのですが、拙僧と来たら今だに主力はEMですから、あまりにも操作系が異なるので使いこなせませんねえ。

>新しいD40系のデジタル一眼レフのレンズがモーター内蔵式になったらしいです。
 そうなんですよね。なので拙僧はD70かD100を狙っていて、結局、D70を選択しました。いつまで専用電池を発売してくれるのか一抹の不安は有りますが、まあ、少なくても5年くらいは大丈夫だと願っています。
 今や「不変のマウント」はEFですね。

投稿: Rikkie | 2007年6月27日 (水) 10時19分

F70D良いカメラですよ。私は今も愛用しています。もっとも中古格安で入手したものですが。
デジタルとの共有も可能ですし。説明書もニコンのサイトからダウンロードできますし。

このカメラのメリットはAiレンズでAモードが使えることと、AF-SレンズでAF可能でGレンズもP,Sモードでは使用可能な点です。

投稿: せれび | 2017年3月 8日 (水) 10時27分

どもども、せれび殿。

コメント、ありがとうございます。

これは古いブログのコンテンツですね。自分でもすっかり忘れていました。

F70は操作は難解ですが、要するにプログラムAEか絞り優先AEしか使わないと決めれば、それを設定するだけです。

AFのスピードも精度も良いので、効果的なカメラです。

久しぶりに引っ張り出そうかなあ。

投稿: Rikkie | 2017年3月 8日 (水) 20時41分

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