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2007年2月13日 (火)

ミノルタ ディマージュRD3000

Imgp1618  今回の物件は本当に拾わなかったのですが、その生存の確認は非常に稀なので取り上げさせてもらいます。

 まだ、ニフティのフォーラムが活発に機能していた頃、αユーザは持てる資源を有効に活用できるデジ一眼を渇望していたのですが、それは中々叶わぬ夢でした。ところが、実際には1999年にレンズ交換式のデジ一眼をミノルタは発売していたのでした。それがディマージュRD3000なのであります。その当時の拙僧はデジカメに大して興味を持っていなかったので、コンシューマーにどのように評価されたのかは正確には知りませんが、その後、後裔機が現れなかったところからおよそ予想は出来ますね。

 150万画素級の受光素子を2つ並べて300万画素級の画像を出力する発想だけで、なかなかの難物であると想像できるのですが、決定的なのはVマウントなんですよね。Vマウントなんてなんだそれ?っという疑問は当然なのですが、どういう按配かミノルタはAPSの一眼レフを発売するにあたって、αマウントと互換性の無いVマウントを新規採用したのですね。ミノルタのAPS一眼レフカメラは、カメラの素性はまんざらでもなかったのですが、αのユーザーが手持ちのシステムを手放してまでも欲しいと思わせるほどでもなく、ましてやFユーザーやEFユーザーからすれば「ふーん」という評価なのでした。どうも、ミノルタというメーカーは考え落ちとか素っ頓狂な技術に手間をかけて、市場の反応はさっぱりという悪い癖があるようです。拙僧も、ファインダーを覗いて勝手にズーミングするAF一眼レフには驚きと同時にある種の同情が湧き上がってしまいましたな。

 そういうわけで、ディマージュRD3000はミノルタ者にとっても忘れかけた過去になっているのであります(多分)。っで、何で拾いもしなかったカメラを本ブログで取り上げたかと言うと、それがマカオの寂れたショウウィンドウに飾られていたからなんですよね。プライスタグは無かったのですけど、別に値段は聞きませんでした。ただ、異国の地で忘れ去られようとしているこのカメラを、せめて本邦で公開したかったのでありまする。

 APS一眼のレンズをデジ一眼に流用するという発想は別に悪くないと思うんですよね。拙僧はプロネアSのシステムを非常に高く評価をしていますから、プロネアSデジタルが発売されたら3年後くらいには中古で買っても良いと思います。IXニッコールだって、なかなか良くできてましたよ。ただ、ミノルタの場合はAPS一眼のマウントを独自にしてしまった時点で失敗してしまいましたな。そればかりではなく、ミノルタというメーカーは技術力は有っても、何かと割を食って実入りが少ない不遇な歴史もありますしね。軍幹部に「SONY」のロゴが引っ付いているαデジカメを見るたびに、複雑な心境になります。

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コメント

拝読いたし、お気持ち推察いたしました。
Minolta、困ったメーカーですね。
今、カメラ屋でジャンクの中にMinoltaが転がっていてもプラカメ以外は見向きもしません。
一眼でもデジカメでも同じです。
プラカメは欲しいんですよ。。。アハハ
この辺はRikkieさんなら分かってもらえますね。

追伸、Sonyは尚のこと買いません(笑

投稿: めだか猫 | 2007年2月13日 (火) 22時11分

どもども、めだか猫殿。
ミノルタって本当に惜しいんですよね。歯がゆいと言うか。めだか猫さんならご存知でしょうけど、コンパクトカメラとか安ズームレンズでもコーティングが「揃っている」のですよね。あの独自仕様と独りよがりのS(仮名)の手に落ちるとは悲しいです。パナが拾ってくれれば、まだ良かったのに。
ジャンクコーナーの何も問題無さそうなαボディ郡を見ると、ついつい2台目のα7700i・・・っと、カメラは買わない宣言をしていましたね(^^;。
例のプログラムカード付で500円。このプログラムカードが何に使えるのかさっぱり解らないのですが。いや、買ってないっすよ(’’。

投稿: Rikkie | 2007年2月13日 (火) 22時39分

電子スチルカメラではαボディを利用するバックがありましたし、1995年には707Si(507Siかな?)をベースにした3CCDによるレンズ交換式デジタルカメラRD-175を出しました。

RD3000もそうですが、「枯れたCCD]を複数使用することで低価格・高画素を実現すると言うところが、技術を工夫でカバーする感じで好きでした。ただ時代が悪すぎました。何せD1とバッティングしてしまった。

複数のCCDを使用するためどうしてもボディの奥行きが深くなるのは仕方ないのですがグリップの位置も後ろにすれば中判カメラみたいで良かったのに残念。

でも歴史的遺物として欲しいカメラですね。

投稿: 大佐 | 2007年2月13日 (火) 22時47分

どもども、大佐殿。
>レンズ交換式デジタルカメラRD-175を出しました。
ありゃ、そうなんですか。また無知をさらしてしまいましたね。毎度のことですが。
SRT101とかα7000とか革新的な技術が良い方に開花して歴史に名を刻んだメーカーだったのですが、空振りも多かったですよねえ。
しかし、やはり大御所の大佐殿。流石に拙僧は値段を聞く気分にもなりませんでしたね。話題の種に聞いてみればよかったです。

投稿: Rikkie | 2007年2月13日 (火) 23時34分

元RD3000ユーザーですが、重さはともかく、けっこう素直な写りをするカメラだったような気がします。
ただメーカーの人間でもあまりこのカメラのことは触れてほしくないみたいですね。
それから、サービスセンターのみでしたがαレンズをVマウントに取り付けるマウントアダプターが発売されていましたが、一度見たきりで今まで見たことがありません。この一度の品物はは私の手元にあります。

投稿: | 2008年11月25日 (火) 22時00分

どうも、随分前の記事にコメントさせていただきます。SIGMA SD9でクラデジで遊んでいる気になっていましたが、どうも調べると、冬季時のカメラやそのころやそれ以前のKODAKのシステム積んだ者でないと風雅とは言えませんね。反省です。
FOVEON社が作った三色分解プリズムカメラ(Hasselblad Dfinity)など、組み立ての歩留まりが悪く採算が取れなかったなどということで幻のカメラになってしまっていますがハーフミラーとはいえディマージュでやっているので、日本のメーカーに委託生産をすればあっさりできたのではないかと思います。業務用のビデオカメでは三色分光三板CCDなんてのが当たり前だったと聞きます。
日本のカメラメーカーがすでにちょっと目的は違いますが実用していたのは驚きです。猛然と欲しくなりましたがブツがありませんね。

投稿: 横須賀与太郎 | 2018年6月18日 (月) 15時06分

どもども、横須賀与太郎殿。

ブログを拝見していますが、ブースト圧が熱いですね。拙僧など、ちょっとコメントができません(--。

確かにディマージュRD3000は縦と横に配置した撮像素子をプリズムで合成していましたね。そんなことはさっぱり忘れていました。

歩留まりという点では市場で流通しているブツの無さから、どうなのかなあとはちょっと思います。

それでもAPSのVマウントを使用した新しいレンズも開発し、やる気はあったと思うのですが。

ニコンもIXニッコールを使えるようにしてくれればよかったのに。

投稿: Rikkie | 2018年6月22日 (金) 04時15分

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