« 東芝 ネオハルゲンミニ 12V50W | トップページ | 楽凱 ラッキーパンSHD100(120判) »

2007年5月 8日 (火)

ニコン クールピクス2500 その2

 拙僧がニコンEMを(中古で)購入したとき。カメラブランド意識と言うのは殆ど無かった。だって、友人が勤めている旭光学と言う会社が「ペンタックス」というブランドのカメラを発売しているのを知ったのだって、ずっと後だったくらいだから。ただ、拙僧が小学校高学年辺りで父親がEOS630を購入し、そのお下がりとしてFEをぼとぼち触らせてもらえるようになったときに何となく「これは良い工業製品だ」と思った。だから、「ニコン=良いもの」と言う公式が脳に焼き付けられたのかもしれない。それが核心に至るのは別メーカー製の似たようなコンセプトの絞り優先AE専用機を手にしたときだ。それはEMに比べて明らかに安普請に作られていた。それはまだ「中古カメラ相場」などは知りもしない頃の話なので、その安普請が「価格相応の生活良品」だとは気づかなかったけれども、ぼちぼち「報道とニコン」とか「ちょっとピンボケ」など齧っていたから、「ニコンはローエンドでもニコンだ!!」とそれまでのトロキズムを放棄するに値したのである。まあ、安直な中古カメラ雑誌のステレオタイプのようなキャッチコピーではあるのだけれども、後にこの駄脳はロクでもない「根性焼き」ばかり焼き付ける事になるのだからせめてもの救いだな。勿論、ここでいう「良いもの」の傍らにはマイク真木ではなく、マ・クベ氏を立たせて欲しい。
 稚ブログを呼んでいただいている先輩諸氏の方々のご子息やご令嬢はそんなことはないと思うのだけれども、拙僧などは北米留学に完全に失敗してしまい、「自習」と称して図書館に引きこもるのだった。とは言っても英語なんてサッパリ解らないし解ろうともしないから「戦闘機」やら「単車」やら「スポーツカー」やらの写真が沢山載っている本を選ぶのだった。そこで我らのホンダ・アクティも世界のホンダの末端だと知る。あいつらが評価している日本車は「ハンダッ」だけなのだ。嘘だと思うなら、北米のそこそこの規模の都市ならかならずモーター・ミュージアムがあるから、ちょっと覗いてみるのをお勧めするな。必ず、モノクロのホンダドリームがマンTTを駆ける写真が飾られているから。実を言うと、連中が認めた日本車はもう一つある。それは「Z」だ。ただ、「Z」を意識する連中は字が読めない・・・じゃねえ、「Z」が紹介されているのは図書館にあるような立派な書籍ではなく、T-35みたいに厳重に武装しているキオスクで売っている、日本人の感覚だったらミスドのナプキンの方が金かかっているだろうと思えるようなぺらぺらの紙で製本された「俺様のコルベット」みたいな雑誌で、それには必ずといっていいほど「xx年モデルのコルベットはパーフェクトなコルベットとして蘇った。それはZと対等になったことを意味する」みたいな事が拙僧の英語力でも理解できるような解り易い英語でかかれている。今でもやっているのかどうかは知らないけれども「That’s70sShow」という70年代の米帝の生活をコミカルに描かれた帯のドラマ(?)があるんだけれども、そのパパは朝鮮戦争に従軍経験があって大の日本製品嫌いで愛車がコルベット。これが70年代のコルベットだから超カッコいいのよねえ。拙僧は詳しくないのでモデルとかわからないのだけれども。あれって北米人の「三丁目の夕日」だったりするのかねえ。

Imgp2313  ううっ・・・、前置きが長くなってしまったので大幅に端折ってしまうけど、既にブツ撮り用カメラとして本カメラを就役させたことは報告させてもらった。確か、その時に既に電池蓋の構造が不安だと洩らしたと思うのだけれども、やってしまいましたよ、三脚ごと足払い。そしたらねえ、やっぱり砕けたわあ電池蓋。でもねえ、それはまだいいんすよ。

Imgp2314  3脚ネジマウントがえぐれるっていうのは如何な物だろうか・・・。ニコンはローエンドでも「世界のニコン」じゃなかったのかよお。もう、拙僧は「ヤ」の字が大きいだの小さいだので大騒ぎする方々を笑えない。だって、パワーショットA10は前から後ろから足払い・上手投げ・内無双、散々転がしたけれども、「ボディを叩いてスイッチをONしなおす」程度の対処でルーデルのJu-87シュトーカに相当する死線をくぐって来たんだから。

 ちなみに、既に予備のボディを2台確保してあるので、その気になれば修復できるんですが、どうせまた倒すだろうからほおって置いています。ちなみにその予備の2台は2台共、クールピクスオーナーの悪夢、「システムエラー」を表示するのだ。トホホ。

|

« 東芝 ネオハルゲンミニ 12V50W | トップページ | 楽凱 ラッキーパンSHD100(120判) »

コメント

ふぅむ、そういえば三脚ネジ穴がプラ製になってどのくらい経ったでしょうね。今じゃ金属製だとかえって驚きますねぇ。

話変わって今日、中古の8ミリを見かけました。ELMO 350SLというスーパー8サウンドでした。着脱式マイクがロッドアンテナみたく伸びるのが面白かった。お店の主人が「動くよ~」と言うのでスイッチ入れたら電動ズームも動きましたわ>1200円。

投稿: 大佐 | 2007年5月 8日 (火) 22時18分

どもども、大佐殿。

そのエルモは高いっすね。
拙僧の知る限り、エルモのサウンド8mmシネカメラはISO40とISO160にしか対応していないんですが、という事は現行のエクタクローム64Tで撮影するには問題があるんですね。
この辺間違っていたら突っ込んでください。>yoh殿

でも、大佐殿のお口からシネカメラの話題がでるなんてうれしいわあ(^^。

投稿: Rikkie | 2007年5月 9日 (水) 18時19分

私はマニュアル露出で行こうと思うんで、ISO64の対応はあんまり気にしたことはないですね。
十数年間、カメラを携帯していなくても露出計は常に持ち歩いているという生活(どういう生活?)をしてました。
http://yellow.rara.jp/image_original.php?c=358345
デジタル一眼を持ち出すようになって、クラカメも売り払い露出計を持ち歩かなくなりましたが。
でも、8ミリカメラのおかげで露出計も復活です。
ELMOのサウンド機は手動絞りが使えるみたいなんで、その点においてはOKなんじゃないでしょうか。

投稿: yoh | 2007年5月10日 (木) 22時43分

どもども、Yoh殿。

>ELMOのサウンド機は手動絞りが使えるみたいなんで、その点においてはOKなんじゃないでしょうか。

おお?そうなんですか?
うーむ、それなら何時ぞやにフジヤで315円で転がっていた時に拾えばよかったかしら。
今は一度は手放そうかと思っていたキヤノン1014Eに手を入れようかと思っています。配線がお亡くなりになっているんですが、基盤は綺麗で、兎に角光学系が綺麗なんですよねえ。いつになったら着手するか解りませんが。
セコニックは拙僧も持っていますよ。yoh殿のものより相当アンティークな物ですが大体有っているようです。あと、スタジオデラックス。確かフジヤで3000円くらいで拾ったと思います。

投稿: Rikkie | 2007年5月11日 (金) 08時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ニコン クールピクス2500 その2:

« 東芝 ネオハルゲンミニ 12V50W | トップページ | 楽凱 ラッキーパンSHD100(120判) »