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2007年6月19日 (火)

キヤノン パワーショットS20

Dscn4593_1

 コンシューマー向けのデジカメに初めて300万画素級のお声がかかったのが本カメラとカシオのQV-3000みたい。どちらか先かは諸説紛々なんだけど、どうも国内は本カメラ、海外ではQV-3000が先みたい。詳しくはコンテンツをご覧あれ。Dscn4211

 興味深いのがカシオが取り分け画質にとことん本気だったのに対して、本カメラときたら典型的なキヤノンが左手で有りもので組み上げた「お水系」カメラなのよね。レンズ一つとってもQV-3000がライカ判換算で33mmF2.0~100mmF2.5の3倍ズームレンズなのに対して、本カメラはライカ判換算で32mmF2.9~64mmF4.0の2倍ズーム。そして、これがとても重要なんだけど、QV-3000のレンズはキヤノン製で後にパワーショットG1に搭載されるのだ。パワーショットSシリーズもS30からは85万画素級時代の専用電池からコンパクトに変更になったし、何よりも面構えが「ガリバーサイズのIXY」というステレオタイプから少しはアイデンティティを感じるものになった。つまり、本カメラは完全にキヤノンにとっては「つなぎ」位の存在だったし、ユーザーもそれなりに理解していたみたいなんだけど、DOS/V系のメカライターさんがパワーショットG1は評価しているのにQV-3000は「どうせカシオだし」とか「形が生理的に嫌」とか10代の乙女のような評価をしているのは解せない話だ。カシオの関数電卓には散々お世話になったはずだろうに、不義理なものだ。

Dscn4212  もっとも、QV-3000も画質以外の点では確かに安普請に作ってあり、当初から不安を抱えていた電池蓋もこの通りである。

 この辺がコストダウンのしわ寄せになったのだろうな。

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コメント

このモデルは「最後のスタイリッシュ系パワーショット」として価値があります。ここまで格好にこだわりながらもサイズが大きいためにイクシを名乗らせてもらえなかった不幸なモデルでした。

それだけキャノンがイクシというブランドをデジカメの切り札にしたかったんでしょうね。そして思惑通りにいちやくコンパクトデジカメを席巻する初代デジタルイクシが出るんですね。

カシオに採用されたレンズは東芝のアレグレットでも採用されましたね。それにしてもよーく見ると初代G1はQV3000に似ている個所が多いと感じるのは私だけかな。

投稿: 大佐 | 2007年6月20日 (水) 22時48分

どもども、大佐殿。

キヤノンとしてはデジカメ市場で覇権を獲るには「IXY」の冠が欲しかったと思うんですよね。しかし、本カメラではまだでか過ぎた。大佐殿の仰る通りだと思います。
ただ、これはうがった見方なのかもしれませんが、ニコン者の拙僧から見るとキヤノンユーザーとメーカーにはそれなりの暗黙の了解が存在したように感じますね。つまり、ユーザーも「何れクレバーなIXYデジタルを出してくれるんだろうけど、今はこれで満足しておくよ。」ってな感じなのですけど。これは、デジタル一眼レフにもオートニッコールを付けたい融通の利かないユーザーを抱えたニコンに比べて遥かに取り回しは良かったでしょうね。その意味で、本カメラは本来の目的を達したと思います。
東芝も世紀を跨いでからもデジカメ市場に踏ん張っていたんですけどねえ。拙僧もソラを持っていますけど、それなりに面白いですよ。なんでタッチパネル式のデジカメって少ないんですかねえ?
超薄型箱根細工のデジカメのインターフェイスとしては優れていると思うんですけど。パテントと問題があるのかなあ。

投稿: Rikkie | 2007年6月21日 (木) 16時20分

Nion信者は頑固者がおおいから(笑)。キャノンはEFにした時に、これら熱狂的な信者をも排除する事に成功しました。そして「最新型が最高」という完璧な商品戦略もつくったのね。

ソラはスタイルの良いデジカメでしたね。

東芝って黎明期にはそれなりのパワーを持ってましたね。パナなんかは「良く解らない」製品ばかり出していた。それがデジカメが本格的に普及しだすと同時に一気に販売攻勢を仕掛けてコンパクトデジカメの一角を占めてしまった。

キャノンにせよパナにせよ勝負所を解ってるわ。

投稿: 大佐 | 2007年6月22日 (金) 00時07分

どもども、大佐殿。

>キャノンにせよパナにせよ勝負所を解ってるわ。
 そうなんですよねえ。この間、LC2が普通の中古(元箱、付属品一式)で2980円で転がっていて、危うく難を逃れました。やっぱり華がありますよ。ライカレンズってのは冗談の類としても。

 拙僧も、その「Ai改オートニッコール200mmF4」とか何れつけようと思っているんですがね。実はKマウント物も増えていますよ。おいおい、紹介します。

 家電ものではソニーが少し心配ですねえ。αボディを配下に収めたのが功を制するのか。三河では断片的な情報しか入手できませんが、あまり景気の良い話は聞かないですねえ。

投稿: Rikkie | 2007年6月22日 (金) 05時54分

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