フォクトレンダー ブリリアント
早々、フォクトレンダーはもう一台あったのだ。ブリリアントである。これは「ドイツ製カメラ2台ジャンク」とかいう触れ込みでうっかりビットを入れてしまったのである。もう1台の方も興味深い3級カメラなのだけれども、まずはブリリアント。状態はジャンクの名に相応した疲れ具合で、シャッターは開かず、ヘリコイドも欠品。見るも無残な姿だ。
ところが、シャッターは開けてベンジンを垂らしただけで治った・・・、と言うか動くようになった。ヘリコイドはしょうがないのでピントを5mに固定させてエポキシで固定した。そもそも、本カメラは2眼レフの形をした目測カメラだから、これでもよかろう。こうして明るいファインダーを持ったボックスカメラとして復活したのである。いやいや、復活したかどうかは撮影してみなければわからない。
今回、執筆に当たって本カメラの外観写真を撮影したのだけれど、どうやらフィルムカウンタが付いているようだ。こういうロワークラスのカメラに凝ったギミックを搭載するのが巷で言うフォクトレンダー魂なのであろうか?
何れにしろ、ドイツ物を所持するというのはちょっといいものである。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ドイツ製、惹かれますよね。設計図どうりに機械が動く気持ちよさ的な魅力。安易に妥協しないで徹底的にきわめるみたいなとこが、曖昧さが得意な日本人には眩しく見えるのでしょうか。
ゲルマン好きが高じて「やっぱクルマはポルシェしかない!」と断言する日も近いのでしょうか?
投稿: まさ | 2008年4月 4日 (金) 00時30分
どもども、まさ殿。
いやあ、ポルシェとは言いませんけどビートルには一時期傾倒しましたねえ。リアマウントでフラット4。ばさばさ言いながら走るのはちょっと一興です。
ところでブリリアントなんですが、撮影に使えないんですよ~。例のフィルムカウンタが滑って動かないんですよねえ。こういうのに苦労するのもゲルマン魂なのかもしれませんけど。
赤窓も変な位置にあるし、困ったなあ。
投稿: Rikkie | 2008年4月 5日 (土) 21時15分
おぉぉブリリアントですね。前期フォクトレンダーの雰囲気が良いです。ローライと比べてコンパクトなのが良い。
フィルムカウンタートラブルですか。こんな時は「ベンジンをたらして」( ¨ )\☆駄目だって
投稿: 大佐 | 2008年4月 5日 (土) 22時20分
いやあ、拙僧も何でもベンジンを垂らせばよいと思っているのですが、今回は駄目そうです。
やれ具合が気に入っているんですが、さてどうしましょう?
投稿: Rikkie | 2008年4月 6日 (日) 18時20分