コダック DC3200
最近、金属製メジャーカメラ/レンズばかり紹介してきたけど、本ブログの主旨はプラ外装で誰も見向きもしないカメラやデジカメを紹介すところにあったのだ。その点では本カメラは合格であろう。
本カメラは安い、簡単、そこそこ写ると三拍子揃ったアメリカ的カメラである。安いと言ってもこれは本邦から見た話で、北米のカメラを特に趣味としない標準所得層からすれば(これは一部の裕福層を含めない中流家庭の話である)この程度のカメラがやっと手に届く価格帯なのである。拙僧はアメリカはよく知らないがカナダは住んでいたので知っている。多分、アメリカも似たようなものだろう。
単三型電池4本使用で固定焦点(パンフォーカス)。既にIXYデジタルやクールピクス880が登場している世代のカメラだが、まだまだ本気でデジカメに投資できないそうには需要があったのである。もっとも、そういう層にはフジやオリンパスがそれなりのデジカメを出していたので日本での販売は厳しかったであろう。
ちなみにコダックのデジカメはチノン製。本カメラの主な市場は北米/南米だったと思われるのだけれども、メニューは日本語である。これはライバルのファインピクス1300が英語のみだったのと比べると対照的だ。
コンテンツも作成したので見ていただきたい。
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コメント
おわぁ、やられたぁ。このデジカメ欲しかったんですよ。先を越されてしまった。
私的には、このデザイン「大好き」です。ファイピックスよりズーっと好き好き。
外装も小細工してないプラスチックの素材感が素敵。打ちっぱなしのコンクリートみたいで実に良い。
画質だってWeb使用なら十二分に使えるし色も好きですん。これは買いです!!!
閑話休題。
久しぶりにデジカメ温故知新を更新しました。
何と9月以来更新してなかったのね。
今回はDimageをめぐる「大佐の謎の行動を追え」がテーマです。回答編をアップする前に答えを考えてくださいね。
投稿: 大佐 | 2009年1月16日 (金) 23時39分
どもども、大佐殿。
本カメラのデザインはアメリカーンですよね。最低限の機能に分厚く頑丈な樹脂性ボディシェル。スリムにしようとか見た目に高級感を持たせようとか全然考えていない。この良さが解ってしまうとは流石大佐殿。
デジカメ温故知新、更新ですか。こちらも楽しみにしています。
投稿: Rikkie | 2009年1月17日 (土) 10時37分