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2009年3月27日 (金)

フジ カルディアトラベルミニP と オリンパス AM100

Dscn6282  過日、いつもは山盛りのジャンク籠が空いているのである。何事かと見ると何とフィルムコンパクトカメラが10円であった。とうとう、こういう時代になってしまったのだ。

 拙僧はフィルムコンパクトカメラは単焦点か二焦点のものしか拾わないことにしているのでフジのカルディアトラベルミニPとオリンパスのAM100を選んだ。動作は問題ないようである。

 フィルムインフラのことも考えるとあまり喜んでいる場合でもないかもしれないけど・・・。

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2009年3月20日 (金)

ニチメン Che-ez!SPYZ

Dsc_0359  チーズSPYZは、その登場当時から興味を持っていた気がする。勿論、当時と言えばネオパンFもPAN-F50もあったから1万円もする高額商品に手を出すことはかなわなかったが、そのエキセントリックなデジカメの可能性には関心を持たざるを得なかったのだ。そして世紀を跨いで2006年頃、再びSPYZは拙僧の前に現れる。ちなみにSPYZは「スパイズ」と読むようだ。その価格はデットストックで3980円。スチール缶にコルクの中詰め入りのSPYZには興味はあったが時は21世紀を迎えて5年も経っているのである。今更、35万画素級のトイデジカメに4000円弱を払うのは気が引けた。4000円もあればまともな300万画素級デジカメが手に入る。しかし、2980円なら分からない。この辺がクラシックデジカメ者の難しいさじ加減だな。なので、その内値でも下げれば拾おうと思っていたのだが敵も然る者。1年以上も経っても値を下げないのである。その内に売れてしまったらしいが、2年はあそこに留まっていたと思う。拾わない理由がもう一つあった。実はボディのみジャンク品を拾ってあったのである。その値段は21円だか42円だか忘れてしまったがカメラに付ける値段としては底辺であろう。それは薄汚れて電池蓋が欠損していたが電池を詰めたら動いたようだった。ケーブルは汎用品が使えたがドライバーが手に入らなければ撮影画像は確認できない。そして時間は2008年の冬に飛ぶ。
 まず、手に入ったのは既に紹介したSCOOP!であった。このカメラ。単4型電池2本を使用するものの、どうも操作感覚や仕様がSPYZに似ているのである。試しにSPYZで撮影した画像を取り込んでみると見事成功。購入して数年後にSPYZは撮影が可能になったのである。
               ☆            ☆
Dsc_0360  さて、改めてSPYZを紹介してみよう。本カメラの最大の特徴はそのボディの小ささにある。大きさはジッポーライター位。これに単4電池1本を詰めて撮影可能となる。このエキセントリックなスタイルはHP作りを趣味とするサイバー趣味者の琴線に触れ、多くのコンテンツが本カメラを紹介している。なので仕様などは他のコンテンツに譲り、主に拙僧の使用感などを綴ろう。まず、カメラを正面に見るとレンズは上部にオフセットされているが中央にレンズが位置する。ファインダーは申し訳程度の1枚のレンズ板が右肩からスライドしてせり上がる。いかにも当てにならなさそうなファインダーだが実際当てにならない。この当てにならないファインダーで実際にフレーミングを行うと言うのは修行と言うか、一種のスポーティな楽しみであろう。ボディ背面には7セグメント2桁の液晶モニターと操作スイッチが位置する。液晶モニターは撮影枚数のほか、セルフタイマーや画像削除等のモード切替にも使用する。勿論、画像削除とはいえ、任意の画像を削除するような芸当は出来ない。他に画質モードがHiとLoの1種類あって、Hiだと26枚。Loだと99枚以上撮影できるが、実際にはHiモードしか実用にならないだろう。記録はBMPで行い内蔵メモリの割には差つり枚数が稼げない。単4電池1本を使用し、電池が切れると記録画像は全て消えてしまう方式。この種のトイデジカメには良くある仕様だ。
 これらの特徴は使用電池の本数の違いは有りすれ、SCOOP!と全く一致する。それはそのはずで、どうやらこれらのチップセットは同じ物らしいのだ。同じドライバーが使用できる筈である。ちなみに、調べてみると、このチップセットに対応した純正よりも画質の良い画像転送ドライバーが存在するようで、つまり付属のドライバーが無くても本カメラは稼動状態にあったのである。ああ、やけになって3980円物を買わなくて良かった。
               ☆            ☆
Dsc_0362  撮影画像は、まあ、この種のカメラ並みのものである。意外と良好と拙僧は理解している。問題はか細い単4電池がいつ無くなって撮影画像がパーになってしまうかだが、こんなリスキーな撮影スタイルもまた有りなのではないかと思うのである。

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2009年3月17日 (火)

大陸談義:薬膳酒

Dsc_0355  年末年始の中国旅のコンテンツがやっと完成した。今更ながら是非御笑覧頂きたい。

 妻の兄や父が漢方医(中国ではいわゆる漢方医を中医と言う。以下、中医)ということもあって、何かと中医薬や処方に頼る拙僧宅なのだけれども、今回のたびの半分は中医治療に当てられたといっても過言ではないのである。実際に、出費の半分は中医治療に当てられた。その額は並品のD2Xボディのみに手が届かんばかりの出費に至ったのである。ちょっと笑えない数字だ。
 まずは薬膳酒。これは拙僧の体質にチューンされた養命酒といった代物で、前回所望した際には持病のうつつの諸症状や偏頭痛、アレルギーにも効果があったのである。既存の物は既に3年も前の薬剤であり、効果も消耗したと判断しての購入とあいまった。しかし、オリンピック景気のせいかお値段は上がっており、2瓶分で3000元(約5万円)と大幅値上げ。しかし、これさえあれば1瓶3年、2瓶で6年持つのだから少々ぼったくられているのは承知で妥当といったところか。本来は酒に煎じた状態で売る物のなのだが、それではとても飛行機で運べないので薬剤のみの状態で購入した。その処方は秘伝とのことで特別な計らいとの事だ。ここんちは診療所というよりはマッサージや鍼灸がメインのちょっと怪しい店なのである。以前は割安で治療を受けられたのだが、最近、ぼり気味なので今回の利用が最後になりそうだ。
 次は本物の診療所に向かった。ここは義理兄の行きつけの診療所で腕も価格も信用できる。場所は義理兄邸から車で20分も離れた場所にあったが、北京広しと言えど信頼できる医者・診療所はなかなかないということなのだろうな。中医の診断は主に問診、観察(顔色や舌)、触診、脈診で行う。かなりあっさりとした内容だが、これだけの診察で次々と無数の中医薬を処方するのである。今回は拙僧の分が3ヶ月。肩こりに悩む妻の分を1ヶ月注文した。これも、本来は煎じた物を一回分のパックでもらうのだが、それでは通関を通せないので薬剤の状態で受け取ることにした。もっとも、薬剤の状態なら通関は通せるのか拙僧も知らないのだけれども、こういうことは明らかにしない方が良さそうだ(そうか?。

Dsc_0350
 これら薬剤はハルピン行きの前に注文し、帰って来た頃には受け取る手はずになっていた。ところがハルピンから帰ってきてから驚くことになる。兎に角、半端な量ではないのだ。いや、量は義理兄からキャリーバックを一つ借りたら詰め込めないことはなかった。しかし、あいては木の皮や根である。それらをあわせたらすこぶる重いのだ。エコノミークラスの許容量の20kgなんて簡単にオーバーしてしまうのである。なので更なる出費を覚悟して郵送することにしたのだけれども、今度は薬剤を郵送する場合には領収書が必要で、ある一定以上の金額の薬剤は発送できないというのだ。結局、どうやって解決したかはコンテンツでご報告させていただく予定である。

 今回は薬膳酒の煎じ方を紹介しよう。まず、果実酒用の瓶に順番通りに薬剤を入れる。薬剤は木の皮や種、乾燥させた朝鮮人参のような植物系がメインだが、鹿の角のスライスといった動物系のものもある。これに陶器の器で煮詰めたウォッカを注ぐ。拙僧の趣向でウォッカにたが蒸留酒であれば焼酎でも何でも良いそうだ。しばらく寝かせた後、瓶にガーゼで蓋をして酒を陶器の器に移し、更に煮詰める。これを2回繰り返して完成である。薬剤の中には「ねっとりとした炭」状の物が含まれており。これが拡散されて真っ黒になるが次第と沈殿する。味は不純物の混じったウォッカ以上でも以下でもなく、旨い物ではない。
Dsc_0349 小分けにされた薬剤を順番に入れる。

Dsc_0352 薬剤は乾燥させた朝鮮人参とか木の皮とか。

Dsc_0353 これは鹿の角のスライス。

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2009年3月13日 (金)

センチュリー SCOOP!

Dsc_0357  お酒を嗜む方だと「なんとなく、家にまっすぐ帰りたくないから一杯ひっかける。」という話を聞く。これを我々カメラ民族に当てはめると「なんとなく、家にまっすぐ帰りたくないから中古カメラ屋で悦に入る」となるのだけれど、残念ながら地方在住の拙僧宅周辺には中古カメラ屋なんて無いから、せいぜいキタムラかリサイクルショップということになる。そんな訳であまりいい思いはしたことが無いけれども帰りがけなのでつい寄ってしまう「食わせ物のリサイクルショップ」にレガシィを止めてしまったのだ。いつもなら鼻で笑ってうろうろうろつけば気が済むのだけれども、この日はどうにも何か拾わないと気がすまなくなってしまった。かと言って、まとまった金額を捻出できるわけも無く、壁にかけてある200~300万画素級のコンパクトデジカメもちゃんと使い物になるのは分かっているのだけれども、そういうカメラは家に売るほどある訳だから、こういう根拠の無い物欲にはイマイチ不適当なのである。なるべく安く、そして笑えるような話のネタになるほうがいい。そんな時に目に入ったのが、この元箱付き安普請低画素数トイデジカメのSCOOP!だ。

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 勿論、箱ごとビニールに包まれたビニカメなのだが、30を山場も越えたずうずうしさで剥いでしまうのだ。箱にはいかに本カメラの可動性やら可能性やらがプロパガンダのように書かれていたのだが、用は液晶ビュワーレスの35万画素級プアデジカメである。しかし、このデザインが人を食っているのだ。形はザリヤやミクロマのようなビューファインダーが真ん中に来たクラカメ然としているのだけれども、単4電池2本を使用する簡素デジカメ。そして、本カメラを大いに特徴的にしているのが外付けのフラッシュガン風ストロボなのである。ちゃんと底蓋で脱着式なのが笑える。ちなみにストロボも単4型電池2本を使用する。

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 エキセントリックな風貌のお蔭で本カメラを取り上げたコンテンツは多い。なのでなかなかマニアックな情報まで手に入れる。例えば、本カメラの主となる基盤は汎用的なもので多くのトイデジカメに取り入れられているようだ。例えば拙僧の手持ちではチーズSPYZも同じ本カメラ付属のドライバーで画像の取り込みが出来た。特徴は電池が無くなると画像が消えてしまうこと。画像を記憶するだけで相当な電気を消耗すること(長持ちしない)。画像をBMPで保存するために搭載メモリのわりに撮影枚数が少ないことである。また、ささやかながらHiクオリティモードとLoクオリティモードを搭載し、パラパラ漫画式動画モードも搭載する。撮影枚数はHiモードで26枚と、この種のトイデジカメ並みである。
 特筆すべきは、純正のドライバーより高画質で画像をPCに転送するドライバーが公開されていることである。この辺りは本カメラでネット検索をすると一致するので試していただきたい。
Dscn6268  本カメラの最大の欠点はPC接続コードが特殊な点だ。このため、PC接続コードを紛失してしまうとオブジェと化してしまうのである。この様なものは汎用品を採用したほうが良いと思うのだがどうだろうか?

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2009年3月 9日 (月)

大陸談義:110判フィルム

ペンタックス110で撮影した北京動物園とその近郊の写真を掲載させて頂く。
惜しいカメラであったが、110判フィルムが無くなってしまう事が決まったのであればしょうがない。往年からすれば悲しいほどの金額で引き取られていったが、これも値の付くうちならばである。ちなみにそのお金はTBS愛のドラマ「ラブレター 1」のDVDボックスとして帰って来た。

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北京動物園での一コマ。圧縮するとシャープだけどプリントはアウトフォーカスぎみである。

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バスが分からず最寄の地下鉄の駅まで歩くことになった。途中で軽食を取る。

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バスのチケットは以前は票を手売り行っていたが、今は自動化されたようだ。

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2009年3月 6日 (金)

オリンパス L-10

Dscn6214 なんと本カメラはジャンク籠の中で100円で転がっていたものである。このジャンク籠が非常に安いのかというとEOS100とかα8700とかには2000円位の普通な年段がついているので、たぶん気まぐれに適当に100円にしてしまったのだろう。拾う側としてはありがたい話だ。
状態はグリップのゴムが少々剥がれているがそんなことはどうでも良い。手持ちのCR135Aではエンプティを表示したので新しい電池を下ろしたらちゃんと動いた。たぶん撮影もできるだろう。フィルムカメラの価値を再確認した次第である。
本カメラはレンズ一体型のL字型ボディ。シャッタースピードや絞りのついたダイヤル類は無く、イメージセレクタの十字ボタンキーがあるだけである。これでマクロが寄れたらたいしたものなのだがどうだろう。

Dscn6220
ルックスは先代のL-1を寸詰まりにしたみたい。レンズは28~110mmとちょっと短かめな焦点距離である。ここであと少し135mmまで伸びればなどと思うとレンズが重くなったり暗くなったりするので、この辺りが良い按配なのだろう。撮影者側に写真のメカニズムを意識させないカメラというのが当時のオリンパスカメラのイデオロギーだった。それが正しかったかは兎も角、もう少し成功しても良かったカメラと思うのだ。この種のブリッジカメラは海外では結構好評らしいのだけれど。

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2009年3月 3日 (火)

大陸談義:かえるさん

P1020861   北京最終日の夕食は旅行会社を経営する義理兄の接待にお付き合いをすることになった。やぶさかではないのだが何故という気はする。どうも、大陸ではパーティの時に縁戚の者を招待する習慣があるようなのだ。相手は同じく旅行会社を経営する韓国人。勿論、拙僧は韓国語もさっぱり分からないのだがこの御仁、カルフォルニア在住というのだが一体どうやって商売をしているのだろうと思わせるほど英語が怪しい。まあ、加州にも韓国人街があって取り立てて不便は無いのだろう。
 勿論、拙僧はニコニコしながら酒を飲む以上の行為には至らない。御仁は敬虔な儒教徒ながら御離婚なさっていて、拙僧の妻にいかに女性は男性を立てるべきかと雄弁を奮っていらっしゃったようだ。その勢いは文化の壁の向こう側に座っている拙僧にも届く勢いであった。勿論、革命有理な妻だから旧封建主義的思想は打倒すべしと立ち上がる勢いだったのだけれども、そこは接待の場なので義理兄の手前、ぎりぎり闘争は抑えられたのである。南は苦手でしょ?と聞くと「そうだよ!!」と怒りのこもった返答が帰って来る。ああ、矛先が拙僧に向かわなくて良かった。
 そんな激しい攻防戦の中、義理兄が「蛙を食べるか?」と聞くのである。拙僧は食用蛙の足をフライにしたようなものを想像した。正直、この接待の場となっている朝鮮料理屋は拙僧の口には合わず、まあ、その様なものなら食べられるかなと思ってお願いしたのである。それから論戦が終わるまでしばらく待ったのだけれどもその様な物は現れなかった。まあ、オーダーミスだろうと思い、目の前の唐辛子の煮詰まった鍋から何か食べられるものが無いかと摘んでみると、それは蛙さんだった。なんと出てきたのは蛙の姿煮だったのである。大きさは大柄なアマガエルくらい。
 これには拙僧も凍りついた。しかし、拙僧も大和民族の端くれである。一度箸で掴んだ物は食せねばならない。妻に記念写真を撮ってもらい頭から齧る。っと、一瞬どよめく客席。ええっ、こういう食べ方をするんじゃないの?と、びびりが入るとそうではなく、やはりこういうものは普通食べないので周囲もびっくりしていると言うことのようだった。味などは唐辛子臭がするばかりで分からない。気持ちが悪いので早く飲み込みたいのだが、手足の骨が中々砕けないので飲み込めない。それに不思議と固めのシシャモみたいな食感がする。何とか飲み込んでみるがおいしい物ではない。食べているのも義理兄だけだ。しかし、食うと言った以上一匹だけとは行かず次へ。兎に角、骨が無ければなんと言うことは無いので手足を?いで再び食す。先ほどの食感に疑問を持ったので一齧りして確認してみると、腹の中にははちきれんばかりの卵が詰まっていた。何でも冬眠している物を掘り出して食すと言うのだがワイルド(野生)でないことを祈る。
 5匹ほどで止めようと思ったのだが夜に効くと言うので6匹食べた。
P1020863

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