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2009年3月17日 (火)

大陸談義:薬膳酒

Dsc_0355  年末年始の中国旅のコンテンツがやっと完成した。今更ながら是非御笑覧頂きたい。

 妻の兄や父が漢方医(中国ではいわゆる漢方医を中医と言う。以下、中医)ということもあって、何かと中医薬や処方に頼る拙僧宅なのだけれども、今回のたびの半分は中医治療に当てられたといっても過言ではないのである。実際に、出費の半分は中医治療に当てられた。その額は並品のD2Xボディのみに手が届かんばかりの出費に至ったのである。ちょっと笑えない数字だ。
 まずは薬膳酒。これは拙僧の体質にチューンされた養命酒といった代物で、前回所望した際には持病のうつつの諸症状や偏頭痛、アレルギーにも効果があったのである。既存の物は既に3年も前の薬剤であり、効果も消耗したと判断しての購入とあいまった。しかし、オリンピック景気のせいかお値段は上がっており、2瓶分で3000元(約5万円)と大幅値上げ。しかし、これさえあれば1瓶3年、2瓶で6年持つのだから少々ぼったくられているのは承知で妥当といったところか。本来は酒に煎じた状態で売る物のなのだが、それではとても飛行機で運べないので薬剤のみの状態で購入した。その処方は秘伝とのことで特別な計らいとの事だ。ここんちは診療所というよりはマッサージや鍼灸がメインのちょっと怪しい店なのである。以前は割安で治療を受けられたのだが、最近、ぼり気味なので今回の利用が最後になりそうだ。
 次は本物の診療所に向かった。ここは義理兄の行きつけの診療所で腕も価格も信用できる。場所は義理兄邸から車で20分も離れた場所にあったが、北京広しと言えど信頼できる医者・診療所はなかなかないということなのだろうな。中医の診断は主に問診、観察(顔色や舌)、触診、脈診で行う。かなりあっさりとした内容だが、これだけの診察で次々と無数の中医薬を処方するのである。今回は拙僧の分が3ヶ月。肩こりに悩む妻の分を1ヶ月注文した。これも、本来は煎じた物を一回分のパックでもらうのだが、それでは通関を通せないので薬剤の状態で受け取ることにした。もっとも、薬剤の状態なら通関は通せるのか拙僧も知らないのだけれども、こういうことは明らかにしない方が良さそうだ(そうか?。

Dsc_0350
 これら薬剤はハルピン行きの前に注文し、帰って来た頃には受け取る手はずになっていた。ところがハルピンから帰ってきてから驚くことになる。兎に角、半端な量ではないのだ。いや、量は義理兄からキャリーバックを一つ借りたら詰め込めないことはなかった。しかし、あいては木の皮や根である。それらをあわせたらすこぶる重いのだ。エコノミークラスの許容量の20kgなんて簡単にオーバーしてしまうのである。なので更なる出費を覚悟して郵送することにしたのだけれども、今度は薬剤を郵送する場合には領収書が必要で、ある一定以上の金額の薬剤は発送できないというのだ。結局、どうやって解決したかはコンテンツでご報告させていただく予定である。

 今回は薬膳酒の煎じ方を紹介しよう。まず、果実酒用の瓶に順番通りに薬剤を入れる。薬剤は木の皮や種、乾燥させた朝鮮人参のような植物系がメインだが、鹿の角のスライスといった動物系のものもある。これに陶器の器で煮詰めたウォッカを注ぐ。拙僧の趣向でウォッカにたが蒸留酒であれば焼酎でも何でも良いそうだ。しばらく寝かせた後、瓶にガーゼで蓋をして酒を陶器の器に移し、更に煮詰める。これを2回繰り返して完成である。薬剤の中には「ねっとりとした炭」状の物が含まれており。これが拡散されて真っ黒になるが次第と沈殿する。味は不純物の混じったウォッカ以上でも以下でもなく、旨い物ではない。
Dsc_0349 小分けにされた薬剤を順番に入れる。

Dsc_0352 薬剤は乾燥させた朝鮮人参とか木の皮とか。

Dsc_0353 これは鹿の角のスライス。

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コメント

以前肝臓を悪くしたときに長期療養として漢方にはずいぶんとお世話になりました。
しかしこれは漢方薬というよりもまさに栄養ドリンクそのものですね。
鹿の角・・効きそうな感じします。

投稿: SAM | 2009年3月17日 (火) 20時35分

どもどもSAM殿。
これは効きそうでしょ(^^。
ただウォッカがきついので車通勤の拙僧には朝は禁物です。
拙僧も肝臓は弱っているのでそのように処方してもらったのですが、果たしてこのような強い酒に煎じてよいものか不安にもなります・・・。

投稿: Rikkie | 2009年3月18日 (水) 17時01分

アルコール抽出ですか・・・。もとより味を気にする用途ではないので
Водкаより梅酒用のホワイトリカーの方が安くて良いと思うのですが。
たとえСтричная使っても大した値段ではありませんが。
経験的におつむの風邪薬は肝臓、腎臓に結構負荷掛かるので、
本当にそんな処方で良いのか確かに気になります。
(三環系抗鬱剤の副作用が元で押しの入らないお気楽ツーリングでも
キャメルバッグを常用するようになってしまった経験からも)
ま、ある意味人生最大の難関である結婚を乗り越えていらっしゃるので、
死にたくなるような極端な症状さえ治まれば鬱なんてどうでもいい、
という事実に開眼するというか開き直る事さえ出来れば
案外簡単に解決するかもしれません。

投稿: 猫印 | 2009年3月18日 (水) 22時27分

どもども、猫印殿。

勿論、診療所の中医は飲酒を禁じましたよ。いや、西洋医も控えるように言いましたけど(^^。
ウォッカが一番後に残らないんですよね。最初はストルチナヤを使っていたのですが、空瓶が増えるので今はスミノフを使っています。鬱薬は内蔵にきますか。そうですよねえ。拙僧も不安になって定期的に血液検査をして医師は大丈夫だと言うのですが整体師も針灸医師の義理兄も肝臓・脾臓が弱っていると言うので大丈夫なのだろうかと思います。
薬膳酒はある種の身体の抵抗力を高めてくれるようでは有ります。拙僧は長年の悩みであった編頭痛が治りましたが万人にお勧めできるようなものではありせんね。
最近になって、うつつとは仲良く付き合っていけるような気がしてきました。相変わらずクスリは10錠以上飲んでいるのですが、安定したり不安定になったりしながらも平均値は稼げているようです。
収入は激減しましたが、のんびりした職場を探す事ができて環境も安定して助かっています。この不況が乗り切れればよいのですが。

投稿: Rikkie | 2009年3月20日 (金) 19時26分

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