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2009年12月31日 (木)

マミヤ光機 (旧)マミヤ6

Mamiya6  今年の最後になるカメラをどうしようかと引越しを整理していたら、本カメラが出てきた。実際には使っていないのだが本カメラのポテンシャルとコストパフォーマンスは相当高い。

 良く考えてみると拙僧がレンズの味の違いを強く感じたのが本カメラのズイコー75mmF3.5であったなと感じるのである。その柔らかく滑らかな階調が女性ポートレイトに効果があると言うのは、色々なコンテンツとブログで紹介していたのだけれども、解像度も中々の物である。モノクロで撮影した透き通る長良川に泳ぐ小魚を確認したのも良い思い出だ。また、拙僧の距離計連動機のデビューが本カメラなのである。

 また、蛇腹カメラのデビューも本カメラである。あの皮製の鏡筒(?)が内面反射を防ぐとかは実はあまり重要ではなく、そのクラシックなスタイルがモデルさんの興味を引くのである。来年はもっと稼働率を高めたい物だ。

 では、コンテンツもご覧頂きたい。

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2009年12月25日 (金)

フジ ファインピクス50i

Dscn7525 旧世紀末にフジから肝いりで登場したスーパーCCDハニカムはファインピクス4700Zで本当は240万画素なのに出力画素数が430万画素相当なので400万画素級デジカメとして発売してしまったために顰蹙を買って味噌が付いた。しかし、並の200万画素級デジカメよりは美しい画像を提供してくれたのは確かである。なので拙僧はこのスーパーCCDハニカムを評価している。しかし、残念なことに旧世紀末から新世紀初頭に発売されたファインピクスシリーズに手を出すには慎重にならざるを得ない。それは壊れやすいからだ。

 拙僧の複数のコンテンツやブログでファインピクスの故障については報告しているが、この個体も十字キーの右ボタンが不良なのである。それも、全然反応しないと言うのなら分かるのだけれども、メニュー操作時にカーソルが右ではなく左に移動すると言う不可思議な壊れ方をしているのだ。それでも撮影は出来るので受光素子が砂の嵐とかレンズカバーエラーが出るとかよりはマシである。

 本カメラはMP3プレイヤーとしての機能があるがその方面には興味が無いので試していない。カメラの機能だけで充分だ。そのカメラの機能の信頼性がイマイチなのは残念でならない。

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2009年12月23日 (水)

ネットワーク回復

P1030226 新しい家での生活が始まりました。とは言え、物の置き場が無いので旧家にもまだ荷物が残っています。片付くのは何時になるやら。

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2009年12月22日 (火)

ニコン F-301

F301_2  本カメラの第一印象は「ニコンらしくないな」であった。ニコンらしいとは尊大で硬派なイメージだ。本カメラは直線基調ながらも角が丸まり、プラ製外装も見方によってはチープに見える、軟派でヤングなイメージだ。こう言った印象は拙僧に限ったことではなく、ニコン民族のうるさ方の方々の本カメラに対する評価はイマイチなようだ。本カメラが「New-Way 遊び心・優先」と言うキャッチフレーズコピーで登場したと知ったのはずっと後の事である。本カメラはニコンの新しい方向性を確かに示していた。それはオートフォーカスと言う方向性である。

 尤も、本カメラはオートフォーカスカメラではない。本カメラはニコンの一眼レフカメラとしては初のモードラ内蔵のカメラであったが、同時にオートフォーカスユニットを搭載したF-501AFと平行して開発されていたのである。本カメラとF-501AFはシルエットの殆ど同じとしており、共用部品も多いようだ。何故、オートフォーカスの目処が付いていたにも拘らず、体を同じにするマニアルフォーカスカメラが開発されていたかと言うと、当時は果たして一眼レフカメラにオートフォーカスが必要なのかは議論されていたようなのである。実際、フォーカスエイドと専用レンズを組み合わせてオートフォーカスを実現したカメラは複数のメーカーから登場していたが、レンズ内の駆動ユニットが嵩張ったり、そもそものオートフォーカスの性能がイマイチであったりして成功しなかった。キヤノンのT-80は割りと良くまとまっていたと思うのだが、それでも後に続くような発展はしなかったのである。ニコンは自社の一眼レフカメラにオートフォーカスを搭載するには慎重だったようである。

 そこでまずはモードラ内蔵の本カメラを発売し、その後、モードラとオートフォーカスを搭載したF-501AFを発売する事にした。多分、オートフォーカスのF-501AFが残念な結果になっても金型を共有するF-301がそこそこ売れれば元が取れると踏んだのであろう。しかし、F-301の発売直後、悲劇が襲う。それはミノルタα7000の登場である。既存のシステムに捉われず、オートフォーカスに特化したシステムは斬新であり、爆発的なヒットに繋がった。ミノルタの大成功の後に発売されたF-501AFは既存のシステムに縛られた中途半端なオールドタイプのカメラとして甘んじることに至ったのである。ましてや、マニアルフォーカスの本カメラの評価は言わずもがなである。

 しかし、本カメラはもっと評価されてもよいと考える。マニアルフォーカスの方が都合が良い被写体も存在するし、マニアルフォーカスに慣れたユーザーならフォーカスポイントに制限された撮影よりマニアルフォーカスの方が素早く撮影できる。これはフォーカスポイントを増やせばよいと言う問題ではない。何しろ、FMやEMのモードラの価格帯でボディが手に入るのだから、こんなありがたい話は無いのである。

 それにしても、コニカFSにしろペンタックスA3デートにしろ、凡そ初のモードラ内蔵一眼レフカメラと言う物は正当な評価を得ていないようである。そう言えば初のオートフォーカスカメラであるピッカリコニカは手動巻上げであった。自動巻上げと言うのは安直な自動化と受け止められているようである。

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2009年12月21日 (月)

引越し

P1030177  引越しのため、一時的にネットが繋がりません。

 記事は書き溜めているため更新されますが、リコメント出来ないかもしれません。よろしくお願いします。

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2009年12月18日 (金)

エプソン L-300 その2

Dscn4957  その2と言われても何だそれって感じかもしれないが、前回本カメラを紹介したのは2006年5月である。その時はレリーズボタンが欠落した物だったのだが、その後、レリーズボタンはあるけれども受光素子に問題がある物件を拾って、ニコイチにした。それで完全な個体が出来上がりである。

 デジカメの黎明記から市場の一翼を担っていたのがエプソンだ。廉価でよく写るカメラを出していたが、その特異なデザインとうすらでかいボディがカメラ民族の食指にイマイチ響かなかった。また、エプソン自身もデジカメはプリンタやその他のPC周辺機器の販促の一環とするきらいがあり、その実力は兎も角、新世紀に入ってから数年で姿を消してしまった。本カメラは、その末期に発売されたデジカメである。

 前述の通り、従来のカメラとは一線を画した特異なデザインと従来のカメラに慣れたカメラ民族には慣れない操作系で通な方々には響かなかったエプソンのデジカメだったが、フィルムメーカーのカメラがよく写るようにプリンターメーカーのエプソンのカメラはよく写った。本カメラはその有終の美を飾る意味があったのかどうか走らないが、従来の気の利かないソープケースじみたデザインからは一新してモダンな物になっている。もっとも、よく見ると粗も目立つのだが、本カメラの前に登場したのがCP-80Zなのだから、相当進歩したと言えるだろう。

 何れにしろ、デジカメ史の一角を担ったメーカーのカメラとして再評価して欲しい。

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2009年12月15日 (火)

タクマーでポートレイト

Tak_2  様々なブログやコンテンツでタクマー、取り分けSMCタクマー55mmF1.8のポートレイトの有効性をアピールしてきたが、考えてみたら自分のコンテンツでは撮影結果を紹介していなかった。特にはし殿がタクマー35mmF3.5をご購入との事で稚拙な撮影結果を紹介しようと思ったのだが、実際に探してみると意外と取り込んだ画像が無いのである。ネガは故郷にあるので新しく取り込むことも出来ない。なのでとりあえず、タクマーとユピチェリ9のネガを取り込んだものを纏めて紹介させていただくことにした。

Jp9_2  これがユピチェリ(ジュピター)9である。85mmF2と使いやすいソビエト製中望遠だが、最近では入手が難しくなったようだ。拙僧はまだ秋葉原にマップカメラがあったころに7000円くらいで購入した。

 腕は兎も角、拙僧が尤もポートレイトに熱を入れていた頃の写真である。コンテンツもご覧頂きたい。

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2009年12月11日 (金)

キヤノン EOS630

Dscn7826  T-80で旧来のFDマウントを継承したAF一眼レフを完成させたキヤノンだが、市場の反応は今一つだった。ピッカリコニカが即ち大ヒットしたのに対し、一眼レフへのAF投入には市場も厳しかったようである。つまり、既に一眼レフでMFの撮影をマスターしてる方々には中途半端なAFなら要らないと言う雰囲気があったようだ。実際、T-80はハイエンドユーザ向けではなく、プログラム露出をアイコンで表示するどちらかというとベーシック向けのカメラであった。その失敗を痛感したキヤノンはαショックにも動じず、ちゃくちゃくと次世代向け本格AFシステムカメラを開発した。そして、鳴り物入りで登場したのがマウントを大口径EFマウントと一新したEOS650なのである。本カメラは、その600系EOSの集大成となる。

 拙僧が父親が死蔵した本カメラを発掘したのはEOS-1Vの時代である。長きの経年劣化でレンズは駄目になっており、シャッター幕もEOSの持病のモルト崩れ張り付きがあった。しかし、同時期にM42->EOSマウントアダプターを手に入れたことから、タクマーやソビエトレンズのボディとして一定の稼働率を得ることになる。また、友人がセミアマに転じ、豊富なEFレンズを揃えるようになった事からAFでの有効性も高まった。EFマウントは現在では登場から20年を経過しており、ある種普遍的なAFレンズマウントとも言える。これはMF時代のレンズを継承する変わりに、様々なサブタイプを生み結局互換性が曖昧になってしまったニコンFマウントとは対照的だ。勿論、MFボディで有る程度のAFレンズが使用できるFマウントと言うものありがたいものだが、最近のデジ一眼ではボディ内駆動AFレンズは切り捨てられておるようで、ニコンFマウントの不変性の神話は完全に崩れている。

 本カメラは大型のコマンドダイヤルやアイコン化されたシーンモードを持たず、シンプルな外観を形している。このなで肩でボディ下部に切込みが有るデザインは拙僧は気に入っており、モルト崩れの持病がありながらも何故か手放せずにいる。特にグリップは優秀で初めて手にしたときには吸い付くようだった。エルゴノミクスデザインという物を知ったのは本カメラが最初である。

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Ef50f1g1 EF50mmF1.0にて。

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2009年12月 8日 (火)

キヤノン EOS1000S

Img_7206  本カメラとその前身のEOS1000QDはどこのジャンク籠の中でも転がっていると言っても過言で無いほど溢れている。それほど売れたカメラのようだ。

 キヤノンは徹底したコストダウンと合理化で廉価でフルスペックのEOS1000QDを発売した。その機能はシャッターの最速が1/2000と押さえ気味な他は上位機種に対して譲っていない。プラ製マウント等がカメラ民族良心派から批判されたようだが、流通量が市場の受け入れを物語っている。本カメラはそのEOS1000QDの改良型で、AFユニットの性能向上による1.5倍の合焦スピードと巻き上げ音の消音化がなされているようだ。「S」はサイレントを意味するようである。

 大当たりした本カメラだが、流石にコストダウンはやりすぎたとキヤノンも認識したらしく、以降の廉価機では価格なりの質のバランスを図っているようだ。勿論、後裔機のEOSKissシリーズも順調に売れたようである。

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2009年12月 4日 (金)

フジ ファインピクス30i

Img_8517_2  旧世紀末。突然登場したのがMP3プレイヤー機能搭載型デジカメのファインピクス40iだった。当時のファインピクスの採番は4桁目が画素数、3桁目がボディ形式というルールであったが、それすらも逸脱している。「i」の意味することは全く分からない。実際に、MP3プレイヤーとしての需要が有ったのか無かったのか今となっては不明瞭だが、翌年、新世紀になって上位に値するファインピクス50iが登場した。これは電源がファインピクスF401等で採用している専用電池NP-40になり、クレードルが付属して一見ナウ(死語)になった物だが、実際には折角の汎用性のある単三型電池を捨てることにもなり、また分解すると分かるのだがボタン類等の建てつけが悪くて信頼性に乏しい言ってみれば改悪機であった。拙僧の下にも何台かが通り過ぎて行ったが何れも何かしらの問題を含んでいた物である。

Img_8521  その後、思い切ったコストダウンを計った廉価機の本カメラが登場する。受光素子はフジの肝いりのスーパーCCDハニカム240万画素から従来型200万画素になり、レンズはスーパーEBCフジノン36mmF2.8からぐっと暗いノーネームフジノン38mmF4.8になってしまった。それに決定的な違いはAFユニットを廃止し、固定焦点(パンフォーカス)になってしまったのである。まるで大胆なコストダウンだ。

 しかし、猫の額ほどの受光素子のコンパクトデジカメなら、その被写界震度の深さから案外問題にならないのである。むしろ、固定焦点のためフォーカシングのタイムラグが無く、さくさく撮影できるメリットもあった。何しろデザインがいい。カメラにしろオーディオにしろ車にしろ工業製品と言うのは廉価な物ほど飛んだデザインの物が多いが本カメラのエキセントリックな面構えも中々素敵である。中心線の異なる二重の円の小さい方がスライドし、レンズとミラーがのぞくギミックも良い。こういうギラついたデザインは若さを感じるな。

 そういう訳で結構気に入っていたのだがいつの間にか処分してしまった。理由は電池蓋が壊れていたからだと思うのだが、不思議とファインピクス40iやファインピクス50iはよく見る物の本カメラはジャンク籠で見ない。あのエキセントリックなデザインが受けなかったのか、それとも若さは完全に燃え尽きてしまう物なのかもしれないな。

 コンテンツも見ていただきたい。

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