ミノルタ α7700i
ミノルタは伝統的に「7」と言う採番に拘ってきた。ハイマチック7、X-7、X-700、そしてα7000と名機といわれるカメラには「7」がふられていた。本カメラはその「7」が2つも使われているのだからめでたいことである。
実際、本カメラの登場した頃のミノルタは、AF一眼レフカメラのパイオニアとして市場に君臨しており、正に黄金時代であった。勿論、キヤノンのEOSという巨大な眠る虎が牙を見せ始めていたが、ミノルタには自信が有っただろう。その自信は大柄でゴージャスでセクシーなボディにも現れている。斜めに張り出したグリップが背筋をそり返して見せているのも印象的である。
尤も、ミノルタの謳歌もハウネルの言いがかりで完膚なきまでにたかられることでしぼんでしまう。その傷跡は合理化の進んだ廉価ボディなどに見受けられてジャンク籠の中では悲しい地位に甘んじている。本カメラは同じプライスタグでも光が見れるのではないか。何って言ったって黄金時代のカメラである。実用カメラとしては現役だと思うので拾って欲しい。
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コメント
Rikkieさん、こんばんは。
7700iは初めて自分が稼いだお金で買ったカメラなので今でも結構思い入れがあります。
デザインもかっこいいです。やはりフラッシュが内蔵されていない方がスマートですね。
インテリジェンスカードは今やマップカメラにいくとジャンクワゴンコーナーに
200円くらいでいっぱい並んでますが、同じようなカードばかりで案外種類がないですね。
僕はファンタジックカードがお気に入りでした。
自動で露光間ズームをおこなうというキワモノ機能でした。使いこなすのは
中々難しいのですが他のカードの機能はEOSや他社のカメラにもモードダイヤルに
組み込まれていきましたがこの機能はけっこうレアですね。
投稿: はし | 2010年1月 8日 (金) 18時34分
7700iもニコンF3やT90のように海外のインダストリアルデザイナーを起用したモデルだったと思いました。
当時はあのグリップ周りのアクノ強さに押されてましたが、今見返すと「いけてる」デザインじゃありませんか。
PS
久しぶりにブログ更新しました。
投稿: 大佐 | 2010年1月 9日 (土) 00時06分
どもども、はし殿。
自分の収入で初めて購入したカメラは思い入れがありますよね。拙僧の場合は中古のEMでしたが、このお陰でニコン者の端っこに引っかかっています。
ファンタジックカードは面白そうですね。インテリジェンスカードはこちらでも100~200円で転がっていますが、やはり「DEPTH」「SPORTS」など、ありふれた物が多いようです。
どもども、大佐殿。
なるほど、本カメラのデザインは外注でしたか。ゴージャスなデザインは欧米向けと思っていましたが、納得です。
拙僧も、あのグリップは気に入っています。600系EOSの方がクールでは有りますが、指に余るグリップというのも海外のうすらでかいキーボードが案外使いやすいように豊かな物です。
ブログ、拝見しますよん。
投稿: Rikkie | 2010年1月 9日 (土) 07時28分
αはカード、EOSはバーコード
目新しかったですね。
カードの方がスマートでしょうか・・・
EOS100を持っていたので、一昨年、なじみのカメラ屋のジャンクワゴンにEOSのバーコード(アートコード都会ってましたっけ)読取装置が転がっていたので(純粋に売れ残り品だったようです)、バーコード本無いの?と聞いたら、お店の奥を探してくれて、同時に購入しました(2点で300円くらいでしたでしょうか)。
しかし、小さな本と読取り器を持ち歩いたり、ちょっと滑稽です。
カードの方がまだカメラバックに忍ばせるなど現実味が・・・しかし私には普通のPか絞り優先で十分だったり致しますが。
投稿: 横須賀与太郎 | 2010年1月12日 (火) 02時40分
どもども、与太郎殿。
ほうほう、バーコード読取装置とバーコード本が手に入りましたか。EOS100QDは過去に持っており、今でも転がっているのを見かけますがバーコード関係のアイテムは見たことがありません。実際に使うかどうかは兎も角、持って納得するという点では300円の価値は充分有るのではないでしょうか?
インテリジェンスカードは最近でもキタムラに100円で転がっています。酔狂で拾うかとも思っているのですが、やはり絞り優先AEとプログラムAEで足りているのですよねえ。
投稿: Rikkie | 2010年1月12日 (火) 17時13分