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2010年2月18日 (木)

エプソン CP-80Z

Dscn7468  デジカメ黎明記から新世紀初頭までPC周辺機器メーカーのエプソンはデジカメも作っていた。それはどちらかと言うと主力製品のプリンターの販売促進としての側面を持っていて、新製品の展示会などでも割と日陰者だったようだ。その独特のセンスのデザインと大柄なボディはカメラ好きの愛でるところではなかったが、不思議とよく写るカメラだった。

 1996年から2001年まで、毎年少ないながらもコンスタントに新機種を出していたのだが2001年で一度途絶える。2003年、それまで「CP」から採番されていたモデルネームに変更があり、L-300/L-400というモデルが出るが、それ以降は例のコシナと提携したR-1Dを最後にカメラ販売からは撤退したようだ。本カメラは「CP」を冠に持つ最後のモデルとなる廉価200万画素級カメラだ。

 本カメラのコンセプトは「カメラの基礎知識を必要とせず綺麗な画像を写す安価なカメラ」というもので、カメラの諸設定は極端に象徴化されていて逆にかなり分かり辛い。また、機能も極端に絞り込まれていて露出補正も出来ない。出来るのは逆行時の補正と夜景モード、出力画像の補完処理による300万画素モードくらいな物である。作りも非常に安普請だが、なんだか間延びしたハットリ君のようなデザインが憎めない。

 意外とごつく、ボディマスがあるので女性や子供が持つには向かない気がするが、今で言うゆるキャラカメラだな。エプソンのカメラの常として画像は綺麗である。勿論、作為的な画像が撮影できるかどうかは別にしてだが。

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2010年2月15日 (月)

コシナ CT1EX

Dscn7334  本カメラはネットオークションで落札したものだが、今となっては何故欲しくなったのかは分からない。多分、妻が出張で寂しかったのだろう。それに色々とおまけがついていたのでお徳だと思った。

 勿論、本カメラは悪いカメラではない。安く売られていたのであろうから、質感などはそれを所有することが幸福に繋がるものではないが、実用機としては不足は無い。Kマウントで機械式シャッター、シンプルで水のようなカメラである。それに少々こじつけであるがベッサリーズの母体となったCT系のボディは1台は欲しかった。

 付属していた28~200mmF3.5~5.6はコシナ純正で、そもそもこの組み合わせで廉価で売られていたようだ。最短撮影距離が2.5mなのが時代を感じるし男らしい。セットにはx2テレコンと中国製フラッシュが付属していたが、このレンズに2倍のテレコンを組み合わせると相当暗くなるので使い易くは無いだろう。まあ、Kマウントのテレコンは持っていなかったので満足である。まだ、モノクロしか通していないがコントラストも控えめでカリッとした感じではない。現在、ポジで撮影中で何かしらの結論に至ったら報告させていただきたい。与太郎殿もブログで紹介なさっているが、あまり評価は高くないようだ。

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2010年2月12日 (金)

フジ ファインピクスA202

Dscn3650  新世紀になって飛躍的にデジカメは高画素化し、アッパークラスは500万画素級になり、デジ一眼もコンシューマ層に手が届くようになた。一方、価格的には200~300万画素級デジカメが中間層を形成していたが、ちょうど市場の中心はフィルムカメラからデジカメに移行する時期であり、一層廉価なカメラが求められていた。そんな2001年、現れたファインピクスシリーズの末弟、ファインピクスA201はAFユニットレスの固定焦点(パンフォーカス)だったが、オールインパッケージで安く、それなりに綺麗に撮れるのでクリーンヒットを飛ばしたのである。

 ただ、ファインプクスA201にも致命的な欠点があった。それは記録媒体がスマートメディアだったのである。当時、既にスマートメディアは敗北が決定的となっていた。そこで登場したのがxDピクチャーカードなのだが、本カメラは基本的にはファインピクスA201の記録媒体をxDピクチャーカードに変更しただけのものである。外観上、異なるのはボディ前面にグリップが施されただけで運用上は全く異ならない。

 これはそれだけファインピクスA201の完成度が高かったと言うことで、悪戯に高機能化させて価格を上げるよりはスマートだといえるだろう。ただ、xDピクチャーカードが成功したかどうかは皆さんもご存知の通りである。

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2010年2月 9日 (火)

ワイ・エス・エヌ EDX DL2000A

Dscn5973  そのまがい物としての後光に思わずビリビリ来ちゃうのが本カメラだ。本ブログを読んでくださる方々なら、本カメラが一眼レフを模したジョークカメラだという事は速やかに判明するだろうが、ネットオークションではいかにも一眼レフであるかのような紛らわしい言葉で出品されている。また、本カメラは様々なモデル名を持っており、時には大型ストロボとセットになっていることも有る。カメラ趣味の祖である田中長徳氏に著書にはアルマーニの名で登場していた。

 基本的にはyn600のような、一眼レフを模したビューファインダーの固定焦点(パンフォーカス)、単玉レンズで、単速シャッターに開放6.3~16までの絞りが選べる。笑えるのが絞りが一枚の板にバナナ型の切り欠きがある物ではなく、4枚の絞り羽による虹彩絞りを形成している点だ。

 もう一つ、本カメラのチャームポイントがある。本カメラはビューファインダーを2つ持っており、1つは常識的な右肩。もう1つは一眼レフならペンタプリズムが乗っているところにウェストレベルファインダーが付いているのだ。これは素通しでなく、マット面になっているので、一瞬フォーカシングが出来ると錯覚する。

Dscn3415  兎に角、怪しさ全開のカメラである。そもそも、メーカーとも商社とも思えぬワイ・エス・エヌが怪しい。この会社は現在でも300000ピクセルなどと言う冠で様々な簡易デジカメを発売している。その中にはこのようなフジのQ1DIGITALを模した物がある。油断のならない会社だ。

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2010年2月 4日 (木)

フジカラー100 36枚撮り

Dscn8572  フジフィルムのフィルム製品の大幅縮小が噂されている。公式HPにニュースが無いので確信できないが、恐らく本当のことだろう。だからというわけではないのだろうけど、近所のキタムラでフジのフィルムが投売りされるようになった。初めは220判のベルビア100、次は220判のプロビア100である。ベルビアは期限切迫だったから特に異例ではないが、プロビアは期限もたっぷりあって1本100円だった。これは異例である。6本転がっていたので迷わず全部拾った。そして今度は36枚撮りのフジカラー100である。3本入りで300円、つまり1本辺り100円である。以前、センチュリア200が98円だったことがあるが、あれは24枚撮りであったから大バーゲンである。15箱ほどあって全部拾いたいところだが、懐も寂しく、また月間消費量との兼ね合いで4箱12本を拾い上げた。2~3日しても残っていたら追加購入するかもしれない。今までも期限切迫で安く拾ったものがあるので、カラーネガは当面困らないな。

 ISO100のモノクロネガは135判も120判も楽凱のものが大量に残っているのでこれも困らない。問題はISO400以上のモノクロネガである。勿論、使用頻度からして店にあるものを追加購入すれば問題ないが、近い将来、特に120判や220判のISO400のモノクロネガは国産では無くなってしまうらしいのだ。

 これはT-MAXがあるからいいやと楽観的にはなれないのである。その時は確実に近づいている。

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2010年2月 2日 (火)

興和 コーワSE

Dscn7984

 コルゲンコーワの興和がかつてカメラを製造していたことは良く知られている。現在でもプロミナーブランドのスコープや産業用レンズを生産しているから立派な光学企業だろう。尤も、拙僧が八王子時代に単車を通じて知り合ったコーワの社員は自分の会社がカメラを作っていたことは知らなかった。コーワが民生カメラの製造から撤退して四半世紀が経つのだからと当然だろうな。

 コーワというとレンズシャッター式一眼レフでしられる。中判であれば現在でもレンズシャッター一眼レフは一角を築いているが、かつてはライカ判のレンズシャッター一眼レフカメラを製造していた。物心付いたときからニコンもAiマウントだった拙僧にはイマイチぴんとこないのだが、精度の高いフォーカルプレンシャッターは高額で、こなれたレンズシャッターを使用した一眼レフという選択肢があったようなのである。国内ではトプコンや初期のリコー、海外ではコンタフレックスやレチナフレックスなどが栄えた。

 しかし、フォーカシング時にも露光時にも開くシャッターというのは一眼レフには難しい物がある。実際、部品点数も増え信頼性にも問題があったようだ。そのうち、フォーカルプレンシャッターの供給も安定化し、価格も安くなってレンズシャッター一眼レフの市場は衰退する。

 さて、コーワの一眼レフである。拙僧はコーワのプロミナーというブランドからコーワのカメラは欲しかった。とは言え、コーワ6シリーズはちょっと手が出ない。そこでライカ判のコーワを拾うのだが、これがことごとく壊れてしまうのだなあ。

 レンズシャッター機のコニカ EE-MATIC DELUXE2とフォーカルプレンシャッター一眼レフの鳳凰DC303Kを直せたのでレンズシャッター一眼レフの本カメラも直せると思ったが、結果はブックエンドが増えることになった。これもレンズシャッター一眼レフが衰退した一因であろうな。

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