コダック ブローニー ホークアイ その2
定期的に単玉レンズやボックスカメラが欲しくなる。これは正確かつデリケート、高度に電子化されたデジカメを弄っているとアンチテーゼとしてシンプルでおおらかなカメラに興味がいってしまうのだ。
本カメラなど形はユニークで愛嬌があり、つい欲しくなってしまう。レンズは勿論単玉で固定焦点(パンフォーカス)。レンズナンバーもF値も表記されていない。シャッターも単速とバルブの2つのみでシャッタースピードの表記も無い。
一見2眼レフに見えるが固定焦点なのでウェストレベルファインダーはコンデンサーレンズのみである。これは少し離して見たほうが見やすい。極めて軽いカメラなので手ブレは誘発しがちなので要注意だ。
困ったのはシャッタースピードが遅そうなのだ。本カメラの登場時のフィルムはISO25辺りが一般的だっただろうから現在のフィルムだとオーバーになってしまう。それでもモノクロネガだと救えない事も無いが、やっぱりISO100でも早すぎる気がする。
フィルムは620で120を巻きなおして使っている。ボックスカメラには620が多い。面倒ではあるがこういう儀式も楽しいものである。
以前にコンテンツを紹介したが、後に多くの撮影結果を追加したので見ていただきたい。
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コメント
Rikkieさん、こんにちは。いつ見てもかわいいカメラですよね。
この手のベークライトボディのカメラはホントにおしゃれです。ローライの2眼レフ型のミニサイズデジカメみたいにこの辺りのカメラもミニデジカメで商品化してほしいです。ローライほど精密なものではないので比較的リーズナブルに商品化できそうだし、結構売れると思うのですが。
投稿: はし | 2010年3月16日 (火) 13時40分
撮影結果その2見ました。なんだか古い映画のワンシーンの様ですね。いい雰囲気ですねえ。( ̄▽ ̄)
投稿: はし | 2010年3月16日 (火) 13時45分
どもども、はし殿。
コンテンツをご覧頂きありがとうございます(mm。
おお、はし殿のお眼鏡にもベークライト製ボックスカメラはかないましたか。ボックスカメラにはアグファやツアイスもありますが、やはりコダックやアンスコのものが能天気でキュートですね。アメリカのポップスを感じることが出来ます。
ペンタックスのAuto110めいたコンパクトデジカメにがっかりしたのはサイズが大きいことなのですが、液晶ビュワーは大型にしたい需要もあるようで、思い切ったデジカメは難しいようです。
ただ、こういうベークライト・シンプルカメラの需要は有るみたいで、最近ではホルガの二眼レフタイプもでました。
フィルムを巻きかえるのも結構面倒なのですが、古典映画のような写真も楽しい物です。
投稿: Rikkie | 2010年3月16日 (火) 18時15分