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2010年5月31日 (月)

サムソン(三星)

 既に報告させていただいたように韓国ではカメラを買わなかった。と言うのは南大門の中古カメラ屋を覗いても、誇らしげに飾ってあるのはニコンだったりローライだったりハッセルだったりして現地特産ものが無かったのである。勿論、韓国製や韓国ブランドのカメラと言うのはあるだろうけど、プラズームコンパクトカメラだったりデジカメだったりして食指が動かないのである。この辺りは中国やソビエトのような「異なる体制」という背景を持つ国には適わない。もっともイムジン河の北ではそのようなカメラもあるのかもしれないが。

Dscn9197  そういえば、2~3年ほど前に哈爾賓(ハルピン)でサムソンブランドの*istDを見た。サムソンと言えば、今では北米の家電市場では日本メーカーが束になっても適わない巨大企業である。今のところ、日本ブランドが自動車市場ではイニシアティブを持っているが、今後、パワーソースが電化されたら判ったものでは無い。これはキムヨナに真央が勝てないと言うレベルの話ではない。我が国も総力戦で対抗してほしいのだが、政治ニュースを見るたびに悲しい気分になってしまう。

Dscn9198  で、そのサムソン(三星)なのだけれども、家電に留まらない巨大財閥だということは知っていたのだけれども、なんとこのような健康食品にまで手が伸びていたと言うのは驚きだった。これは妻の友人が扱っている黒にんにくのエキスである。

 聞けば、サムソンからレンズ交換式のスマートなデジカメが出るらしいし、日本メーカーも侮らないで欲しい。

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2010年5月27日 (木)

右手負傷

 「ツボ押し」というと大体想像がつくと思うのだが、木や硬いプラスチックで出来た塊に突起物が付いている物である。これでツボを押すのだが、肘でツボ押しを床に強くぐりぐりと押し付けていたら右手首から先が動かなくなってしまった。いやいや冗談ではない。寝て起きて翌日になっても治らない。介護学校に通い始めて2週間も経たないうちに自分に介護が必要になってしまった。

P5240004  正確には握る方には曲がるのだが開く方には曲がらない。曲がっても力が入らないので字を書いたり箸を持ったりするのは非常に困難である。カメラだと構えることは出来るのだが右指に力が入らないのでレバー巻上げは難しい。分割巻上げが可だと楽なのだが。オリンパスペンのような背面ノブ巻き上げだと問題ないけど。フルオートデジカメが楽かと言えばボタンやレバー類が小さく難しい。それでもズームが背面ボタンだとやりやすいのだがレバー式だと大変だ。

P5150002  もっとも、一番心配しているのが夏の北海道ツーリングに間に合うかなのである。妻が珍しく許可してくれたのだ。北海道は拙僧にとって単やでは未踏破の数少ない地域なので外したくない。年齢的にもこれが最後のチャンスだろう。

 勿論、豊川稲荷にお参りに行ってきた。

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2010年5月24日 (月)

オリンパス C-990Zoom

Dscn3749  カシオのQV-10の熱狂的デビューも過ぎ、デジカメにそれなりに画質が求められ始めたコアモデルが35万画素級から300万画素級だった旧世紀から今世紀の初頭まではオリンパスの黄金時代だった。デジタル一眼レフはちょっとした軽自動車くらいの価格帯であり、プロフェッショナルな用途でもレンズ一体型のE-10は重宝されており、L字型のC-2000Zoom系の標準モデルは200~400万画素級まで幅広く展開していた。とりあえずWeb用途なので安ければ単焦点でも良い方にはC-860Lのような廉価モデルも用意されていた。

 共通するのは単三型電池4本を採用しており、高額な予備の専用電池を使用していないこと、当時は決定的な欠点ではなかったスマートメディアを採用していたことだ。単三型電池を4本も使用するので必然的にボディは大柄になるが、本カメラのベースとなった130万画素級デジカメのC-900Zoomが登場した当時のデジカメは薄らでかく、従来のフィルムカメラの美的センスとは異なる異様な形相であったから、フィルムコンパクトカメラのμズームによく似たパッケージングは保守的なカメラ民族に安心感を与えたようである。実際には廉価なC-800L系のボディに光学3倍ズームを搭載した物でテクニカルな面では注目する物は無いらしい。

 本カメラはそのC-900Zoom系モデルの後期に該当する物で旧世紀末に発売された。翌年の新世紀に後裔となるC-990ZSが登場するが、これは本カメラの液晶ビュワーをレベルアップしたものでマイナーチェンジと言っていいだろう。IXYデジタルが登場した年で、98年に登場したC-900Zoomと同一のスタイリングの本カメラはいささか古臭くなっていたが、前述の通り安定的なものでよく売れたようだ。

 そこで、いつもの通り「Web用途では200万画素級で充分です」と纏めたいところなのだが、久しぶりに撮影画像を引っ張り出したら意外と画質が悪いのである。マクロ撮影もノイジーで潤いが無く、遠景だと何が写っているのか分からない程だ。クールピクス950辺りと比べるのはフェアじゃないにしろ、廉価機のC-860Lと比べても劣る。いや、初期のメガピクセル機のリコーDC-4と比べても潤いが無い。当時、オリンパスの画質に批判的なコンテンツを見かけたが今更ながら納得している。

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2010年5月20日 (木)

逃した魚は大きい

 過日、抜けるような晴天下にネットで知り合ったオフロードの方々と近場ツーリングに行った。しかし、何となく気分が優れないので午前中のみでドロンさせていただいたのである。まったく失礼の限りだ。そこで気分が優れるような物件を求めていつものキタムラに行ったのだ。

 そしたら、最近は残念続きのジャンク籠が金属カメラのパラダイスだったのである。価格もアイレスペンタやマミヤのライカ判距離計連動機が5000円と法外だった以外は1000~2000円のお値打ち価格。興奮して寂しい懐の中から絶対に逃せない4台を押さえ、すぐさまコンビニATMで諭吉を迎えて散財した。韓国旅行では一つもカメラを買わなかったので反動もあったな。

 しかし、本当にショックだったのは店員の記載する販売リストにペンFと38mmの名前と2000円のプライスを見たときだった。ご存知の通り、この組み合わせは美品なら15~20倍が相場である。とりあえずシャッターが切れると言う程度でも、かつて2台のニコンF2を5000円で拾った以来の出物だったに違いない。ああ、こんなことならツーリングなんかやめて漁場に走ればよかった。ペンF用レンズは、もう1本売れていたようだがショックが大きく記憶に無い。逃がした魚は大きいのである。

Dscn9158_2 まあ、それでもこのような拙僧の陣営に加わるとは想像もできなかった物件が小額紙幣数枚でお迎えできたのだけでも幸運であろう。

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2010年5月17日 (月)

ニコン クールピクスS52

Img_2370  キムタクがイメージキャラクターになってから、ニコンが躍進しているようだ。従来、ニコンが弱いとされていたコンパクトカメラやエントリークラスのデジ一眼レフも好調のようで、底辺のニコン者の拙僧も嬉しいものである。まあ、キヤノンのナカタまがいの商法は老ニコンの方々からすると、眉をひそめる出来事だろうが、実際にカメラを手に取ると、勿論キムタク効果だけではなくカメラの素性も良いようだ。

 本カメラは900万画素級で手ブレ補正付きVRレンズ、更に顔認識AFを搭載する。理屈はサッパリ分からないが、最大5名までの顔を認識してAFが追随するのだから大したものだ。AFエリアだけでなく、顔を認識すると明るく再現するようなさじ加減もなされてるようである。イージーな撮影を主とする本カメラには最適な機能であろう。

 ボディはきわめて薄く、フロントパネルが絶妙にカーブを描いていて美しい。表面のペインティングの処理などもファッショナブルであろう。化粧ポーチからでも出てきそうな雰囲気といい、女子カメラとしては最適だろう。バッテリーは500万画素級のクールピクス5200と同一だが、パッケージングは明らかに次世代のものである。

 拙僧の個体は残念ながらジャンクである。撮影は出来るのだが画像の中心部にのみフォーカスが合って、周辺は極端にアウトフォーカスになり、フォギーやファンタジックをかけたようになる。オモカメとして使えなくも無いが、やはり良好なコンディションの物が欲しい。もっとも、そうなるととても拙僧の懐には届かないだろうな。

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2010年5月13日 (木)

カシオ QV-R4

Dscn7560  原始、デジカメはレリーズ後のレスポンスとの戦いだったというのは以前のQV-R40の項で紹介したが、何と同じコンセプトのカメラが1年前の2002年に登場していたのである。それが本カメラだ。

 カシオの公式HPによると、従来のデジカメのアキレス腱だったレリーズ後のレスポンスを0.01秒に押さえたということなのだが、実際にはAFユニットのフォーカシングに2秒弱かかるので迅速な感じはしない。カシオの公式HPにもフォーカスロック後の速度と明記してあるので過大表示ではないだろう。しかし、本カメラは多彩な機能を搭載しており、マニアル露出の設定が可能なほかMFも可能なのだ。これなら、置きピンで動きものの撮影も可能であろう。

 肝心な画像は高コントラストでラチュードが狭く、折角のペンタックス製レンズも生かしきれていない感はあるが、このクラスのデジカメで創作的なパラメータを設定可能な物は少ないだろうから、一種注目しても良いと思う。ただ、残念なのが本カメラの電源はQV-R40の単三型電池ではなく、「NP-30」と明記された専用リチウム電池なのである。もっとも、この電池はファインピクスシリーズで幅広く採用された「NP-60」と互換性が有り、ACケーブルもフジの5Vの物が使えるので入手は容易だろう。

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2010年5月10日 (月)

コニカ ヘキサー(HEXER)

Img_2505 コニカヘキサーは欲しいカメラだった。ヘキサーというとMマウントのものを思い浮かべる方も多いと思うが、本カメラはヘキサー銘の35mmF2がリジットされたものである。しかし、このヘキサーレンズの評判がすこぶる良いのである。後にLマウントの物が限定では発売されたほどだ。しかし、その評判と比例し、世紀を跨いで世の中がデジカメになっても高額なのである。そこで懐寂しい拙僧には縁遠いと思っていたのだが、幸い与太郎殿の好意でお借りすることが出来たのだ。とても感謝に尽きない。

 AFに難のあるものだったがそれは問題にならない。勿論、フォーカスは合うに越した事は無いが、焦点距離が35mmならフォーカスを3~5mに固定して絞り込めばそこそこピントは合ってしまうのだ。開放値F2が生かせないと思われると思うのだが、本カメラのシャッター速度は最速で1/250なのである。現在、普通に流通するフィルムはポジのベルビアを除いたらISO100以上だから、日中では開放には出来ないのだ。よって、それ程困らない。シャッター速度の制約はコンタックスT2でも同様である。1970年代には豊富だったレンズシャッターも選べなくなってしまったのだろうか?

 1990年代、コンタックスT2を皮切りに高級コンパクトカメラが流行ったようである。巨大化するAF一眼レフは大口径レンズに対するアンチテーゼであったのだろう。拙僧がカメラ民族として覚醒したのは各社から高級コンパクトカメラが出揃った後だったが、コンパクトで精錬されたデザインのリコーGRやミノルタTC-1に比べると本カメラのスタイリングは野暮でアンバランスに思えた。鏡筒の絞りリングと軍艦部の距離ダイヤルのスマートな操作系に比べれば、小さなボタンを組み合わせた操作系は煩雑であるし、レンズも沈胴せずボディのデザインも野暮ったい。しかし、それこそ本カメラの愚骨頂であったのだ。沈胴しないレンズは開放値F2を誇り妥協が無い。操作系はお世辞にもこなれているとは言えないが、マニアル露出の他、裏技でサイレント巻き上げも出来る。通が唸る機能が満載なのだ。

 詳しくはコンテンツをご覧頂きたい。結果は勿論、満足なものであった。

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