ニコン クールピクスS52
キムタクがイメージキャラクターになってから、ニコンが躍進しているようだ。従来、ニコンが弱いとされていたコンパクトカメラやエントリークラスのデジ一眼レフも好調のようで、底辺のニコン者の拙僧も嬉しいものである。まあ、キヤノンのナカタまがいの商法は老ニコンの方々からすると、眉をひそめる出来事だろうが、実際にカメラを手に取ると、勿論キムタク効果だけではなくカメラの素性も良いようだ。
本カメラは900万画素級で手ブレ補正付きVRレンズ、更に顔認識AFを搭載する。理屈はサッパリ分からないが、最大5名までの顔を認識してAFが追随するのだから大したものだ。AFエリアだけでなく、顔を認識すると明るく再現するようなさじ加減もなされてるようである。イージーな撮影を主とする本カメラには最適な機能であろう。
ボディはきわめて薄く、フロントパネルが絶妙にカーブを描いていて美しい。表面のペインティングの処理などもファッショナブルであろう。化粧ポーチからでも出てきそうな雰囲気といい、女子カメラとしては最適だろう。バッテリーは500万画素級のクールピクス5200と同一だが、パッケージングは明らかに次世代のものである。
拙僧の個体は残念ながらジャンクである。撮影は出来るのだが画像の中心部にのみフォーカスが合って、周辺は極端にアウトフォーカスになり、フォギーやファンタジックをかけたようになる。オモカメとして使えなくも無いが、やはり良好なコンディションの物が欲しい。もっとも、そうなるととても拙僧の懐には届かないだろうな。
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コメント
片流れな画像なんで、多分屈曲用の
プリズムが微かに狂ったのではないかと
思われます。
でもこれはこれでアラーキー的に
「ゲージツ」写真と解釈するだす。
いつの間にか時代は「1000万画素」
なんですねぇ、はぁ(ため息)。
投稿: 大佐 | 2010年5月22日 (土) 01時08分
どもども、大佐殿。
ニコンSSに持っていったら修理費1万円と言われてすごすごと引き下がってきました。
修理すると言う発想は微塵も無かったので内訳は聞きませんでしたが、そういう態度はカメラを愛する物として良くないですね。
ニコン者としては原石のブツが入荷!
後日期待あれ。
投稿: Rikkie | 2010年5月24日 (月) 23時46分