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2010年5月24日 (月)

オリンパス C-990Zoom

Dscn3749  カシオのQV-10の熱狂的デビューも過ぎ、デジカメにそれなりに画質が求められ始めたコアモデルが35万画素級から300万画素級だった旧世紀から今世紀の初頭まではオリンパスの黄金時代だった。デジタル一眼レフはちょっとした軽自動車くらいの価格帯であり、プロフェッショナルな用途でもレンズ一体型のE-10は重宝されており、L字型のC-2000Zoom系の標準モデルは200~400万画素級まで幅広く展開していた。とりあえずWeb用途なので安ければ単焦点でも良い方にはC-860Lのような廉価モデルも用意されていた。

 共通するのは単三型電池4本を採用しており、高額な予備の専用電池を使用していないこと、当時は決定的な欠点ではなかったスマートメディアを採用していたことだ。単三型電池を4本も使用するので必然的にボディは大柄になるが、本カメラのベースとなった130万画素級デジカメのC-900Zoomが登場した当時のデジカメは薄らでかく、従来のフィルムカメラの美的センスとは異なる異様な形相であったから、フィルムコンパクトカメラのμズームによく似たパッケージングは保守的なカメラ民族に安心感を与えたようである。実際には廉価なC-800L系のボディに光学3倍ズームを搭載した物でテクニカルな面では注目する物は無いらしい。

 本カメラはそのC-900Zoom系モデルの後期に該当する物で旧世紀末に発売された。翌年の新世紀に後裔となるC-990ZSが登場するが、これは本カメラの液晶ビュワーをレベルアップしたものでマイナーチェンジと言っていいだろう。IXYデジタルが登場した年で、98年に登場したC-900Zoomと同一のスタイリングの本カメラはいささか古臭くなっていたが、前述の通り安定的なものでよく売れたようだ。

 そこで、いつもの通り「Web用途では200万画素級で充分です」と纏めたいところなのだが、久しぶりに撮影画像を引っ張り出したら意外と画質が悪いのである。マクロ撮影もノイジーで潤いが無く、遠景だと何が写っているのか分からない程だ。クールピクス950辺りと比べるのはフェアじゃないにしろ、廉価機のC-860Lと比べても劣る。いや、初期のメガピクセル機のリコーDC-4と比べても潤いが無い。当時、オリンパスの画質に批判的なコンテンツを見かけたが今更ながら納得している。

 コンテンツもご覧頂きたい。

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コメント

カメディア、ずいぶんとお世話になりました。独特の斜めポップアップフラッシュ、
そしてスマメ。32MBが買うのも大変で(笑)
子供の幼稚園の記録はみなカメディア。
キャンプはファインピクス。
この使い分けはなんだったのか??(笑)

投稿: SAM | 2010年5月25日 (火) 21時25分

どもども、SAM殿。

一時期までのオリンパスのデジカメは勝手にフラッシュが発光しないのも特筆しても良いですね。
スマートメディアは割高でも確保したものですが今では不良債権です(--。

強引ですが、300万画素位までのファインピクスは自然色に鮮やかでありました。キャンプには向いていたかもしれません。NP-80もタフな電池でしたし。

投稿: Rikkie | 2010年5月26日 (水) 21時08分

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