フジフィルム フジブロ バリグレードWP AM
もう1ヶ月も前になるのだが、名古屋の写真仲間の結婚パーティに誘って頂いた。当然、素晴らしいデジ一眼軍団の中でフィルムカメラは拙僧ひとりである(記憶では)。
ボディは気合のニコンF4(OH済み)にAiAF50mmF1.8+AiAF24~50mmF3.3~4.5とSB-27である。夜間・室内撮影なのでフィルムは勿論スーパープレスト1600の1本勝負である。50mmは1000円で拾ったカビ物だし、SB-27は初陣なので些か不安は有ったが、その出たとこ勝負がフィルムの醍醐味なのである。F4の稼動も久しぶりで平均測光のつもりがスポットになっていたりしたが、ネガをスキャナーで読み込んだ限りでは見れる状態だった。腕前は別だが。
勿論、肝心はプリントである。とりあえず手元にあったキャピネの印画紙と薬剤で焼いてみることにした。暗室を作るのは1年以上ぶりである。去年の11月に新築した家に暗室兼納戸を用意したが、暗室としての稼動は初めてである。久しぶりの暗室作業なので手際も悪く、なるべく涼しい日を選んだのだけどたちまちサウナみたいに暑くなってしまうので疲労困憊。2回は夏を経験した印画紙や薬剤も不安は有ったが幸い絵は出てきた。戦闘疲労で10枚程度の見れるプリントができた時点でギブアップしてしまう。
それでも、洗濯ばさみに吊り下げたプリントを眺めるのは良い気分である。
キタムラに注文した六切の印画紙も届いたし、よさげなネガを選んでプリントをプレゼントするつもりだ。
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コメント
おはようございます。
バリグレードというと多階調紙でしょうか。
学生のころ一度だけ使った事があります。
セーフランプが暗くて大変だった思い出があります。
あの頃印象深かった印画紙はバライタ紙とイルフォードの無光沢のやつでした。
そうそう、友人がCONTAXユーザーで167MTでしたね。
カメラのことは全然知らなかったのでCONTAXが何なのかも
よくわかってませんでしたがプラナー50mmF1.4で撮った
モノクロのコントラストやボケとグラデーションは
とてもきれいで印象深かったですね。
あとタムロンのSP90もいいレンズだなぁと思いました。
レンズが変わるとこうも違うのかと実感した最初でしたね。
投稿: はし | 2010年7月16日 (金) 09時18分
どもども、はし殿。
バリグレードは多階調のRCペーパーですね。
バライタのレンブラントの方が黒の締まりも階調も良いのですが、やっぱりカーリングの処置が大変なんですよね。以前は葉書サイズが有って、気軽で利用したのですが。
一眼のコンタックスもいいですよ。167はちょっと癖のあるボディでしたがアリア辺りなら拙僧向きと思いました。例のコンタックス親父の細君が使っていました。マクロプラナーで近接撮影したポジは流石だとおもいましたね。50mmF1.4も高コントラストで美しいポジを作りましたが、モノクロのポートレイトだと2000円のタクマー55mmF1.8の方が良いと思ったり、そもそもそんなお金が有ったらマーシャルプレスにニッコール2本の方がいいなあと思って鞍替えにはなりませんでした。
まだ、カラーネガしか通していないので紹介できないヤシコンのゾナー135mmF2.8など、カラーネガのサービス判としては珍しく妻が褒めましたし、やはり良いのでしょう。
タムロンの90mmマクロは高年式のKマウントの物を持っています。*istDLでデジ一眼レフでも安定的な画像を写すことは確認しているのですが、膝を打つような写真はまだですね。
もっと使わなければと思っています。
投稿: Rikkie | 2010年7月16日 (金) 19時17分