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2010年11月25日 (木)

フジ TW-3

Dscn8793  周期的にハーフ判カメラが欲しくなってしまうのである。本カメラはネットオークションで送料込みで800円位で手に入れたものだ。ハーフ判カメラはいい値がつくので安い方だと思ったが、その後、近所のキタムラで500円で転がっていたのでお得感は無くなった。

Dscn8809_2  AF以外は自動化されてている。フォーカスはゾーンフォーカスだが、ハーフ判で焦点距離が短いから十分だろう。特徴的な二焦点の切り替えもモーターでなく、レンズボードを手で捻り切り替える。こういうマニアルな感性が残されているのは好感が持てる。困ったのは電池室がネジでフィクスされているうえ、電池が半田付けされていて簡単に交換ができないことだ。電池そのものはCR123Aを連結させたものなので入手は簡単である。

Tw3_2

 このような強力に武装化された装甲車両というのは使い勝手の良いもので、早速、小隊を編成して武威偵察を行うと、ファシスト軍のⅢ号戦車と接触して破損してしまう。

 損害は光線漏れであった。フィルム室のモルトが崩れていたのである。事前のチェックでは問題ないと判断したのだが、甘かったのだろう。何しろ、撮影枚数が多くなるので気づくのが遅れるから被害は大きくなる。早速、修復するが手持ちのモルトは薄いものしかないので対応できたかどうか。

Dscn0333  困ったのはフィルムの装填不良が起こったことだ。フジの肝いりのDILを採用しているのだが、フィルムカウンターが正常にセットされておらず、フィルムが無くなってもカウントを続けてしまったので撮影したつもりで写っていない状況が発生した。フィルムが無くなっても巻き上げ音がしてカウンターが変化してシャッターが切れるのは如何なものかと思う。

 空シャッターが切れないとそれなりに困るのも事実なのだが、フィルムもないのにフィルムカウンターが変化するのはルーフプルーフとして問題を感じる。

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コメント

フジのハーフカメラってあまり見かけませんね。
そう言えば、ウチにもペンEES-2が転がっていたのを思い出しました。
露出計は生きているのですが、組むと不動になっちゃうんですよね(笑)

投稿: | 2010年11月25日 (木) 17時12分

どもども。

EESなら一度ばらしたことがあるんですが、バルブが無いのでフォーカスを合わすのが大変でしたね。根負けして手放しました。
組むと不動になるというのは、どこか引っかかっているんですかねえ。

投稿: Rikkie | 2010年11月25日 (木) 18時30分

「オモカメ」・・・(笑)

実際面白いだけでなく、写真を拝見するに富士の鮮やかさも見受けられ、確かカメラミュージアムにも飾ってあったことが納得です。

投稿: SAM | 2010年11月30日 (火) 09時36分

追伸

今一度じっくり見たら、後のファインピクスのデザインに瓜二つですね(藤原紀香のCMの)

投稿: SAM | 2010年11月30日 (火) 09時39分

どもども、SAM殿。

本カメラはオモカメ方面の方にも受けるのではと思うのですが、ドライバーと半田ごてがないと電池交換ができないのはハードルが高いでしょうね。
今回は掲載しませんでしたがフラッシュ近接撮影もなかなか良い出来でした。
フジのカメラは妙なデザインを大切にしますね。AUTO-Mのレンズ周りはDL-100やエピオンRVXに見られます。

投稿: Rikkie | 2010年11月30日 (火) 11時37分

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