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2010年12月 2日 (木)

ニッコール 13.5cmF3.5 (ブロニカS用:紅葉ポジ編)

Image1  フィルムカメラ、取り分け中判カメラの意義はモノクロフィルムを通すことだとうそぶいている拙僧だが、桜と紅葉はカラーで撮りたいものである。フィルムは勿論棚ずれ品で安く拾った物である。今回は天候が万全と言うほどではなかったので半年寝かしたプロビア400Xを使用した。

Image13 結果はなんだか色調もコントラストも淡い感じだ。勿論、そういう感じは嫌いではないのだが露出にミスがあったのかもしれない。露出計には京セラのM400Rを使用したが癖があるようだ。そもそも、本レンズはビビットなレンズではないから味ともいえる。

 コンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

流石は中判ですね。
ボケが綺麗です。
何と言うか・・・・しつこくない(笑)

投稿: ロック | 2010年12月 2日 (木) 20時32分

どもども、ロック殿。

誇張感の無さは中判レンズの魅力ですよね。キリキリしないのは中判ならではの空気感を映し出していると思います。
最近の中判は高解像でビビットなのかもしれませんが。

投稿: Rikkie | 2010年12月 3日 (金) 09時08分

中判手持ち、13.5cmで(想像)ブレなくビシッとピントも合わせるRikkieさんの力量が感じられる写真ですね

なんといっても、タイトルから紅葉を想像して、続きを見たときには
ほほえましい写真から思わず笑みがこぼれました


投稿: M | 2010年12月 3日 (金) 13時36分

どもども、M殿。

おお、稚写真をご覧頂きありがとうございます(mm。
そういえば殆ど紅葉は写っていませんね。紅葉写真なら、あっしなどより上手い方は幾らでもいらっしゃるということで御了承を。
ブロニカS2はスローシャッターもいけますよ。重いカメラはスローに強いのが自説です。S2にしろペンタックス6x7にしろ三脚必須というのは信じられません。
もっとも、動きものを追うのは大変であります。

投稿: Rikkie | 2010年12月 4日 (土) 01時15分

適度な重さと剛性、抱え持ちってのが対ブレに効果絶大ですね~
#実はハコモノは持ってないのでちょっと惹かれてます->S2

投稿: 無尽探査機 | 2010年12月 6日 (月) 17時09分

どもども、無尽探査機殿。

音もいいですよ。
囁くようなレンズシャッターもいいものですが、官能的なフォーカルプレンシャッターの音が楽しめます。
中古店の良いコンデョションのものでも2万円台ではないでしょうか?

投稿: Rikkie | 2010年12月 6日 (月) 23時11分

おお~ 待ってました!
この玉で撮影した写真、Rikkieさんのところくらいしかヒットしないのです。こんなにメジャーだったレンズであるのに。
100mmのゼンザノンが神格化されたせいでしょうか、1970年には絶版になりゼンザノン100mmと150mmにバトンタッチ。
最初期から存在する135mmは、この後カラー全盛時代になりMC化された頃のレンズは更に色が鮮やかに演出されていきますので、現代・・・というかフィルム時代の感覚でも色は渋いレンズですね・・・露出というよりやはり当時のニッコールの色色なのではないでしょうか(カラーバランスはばらばらだったようですが)。
35mm用の85mm/1.8(昔のですよ)も色に関してはなんだかなぁ~で手放しました。

しかしそれを考慮に入れたとしても、専属モデルさまの移りは素晴らしく、日本光学が意地を張ってこのクラスならテッサータイプで十分・・・と保守性を全開に鼻息荒くしているようにも思えますが、Tessarタイプのよい部分を生かしているように重い、また専属モデル様の髪の毛の描画や背景描画などもよく吟味して設計はされているのではないでしょうか。

ちょっと古い描画にも思えるのですが、実は隅々まで描画しているように思います。
もっともダブルガウス型のほうがもっと細密に切り込むような解像感があるように思い、写りも人気があるかもしれませんが、この135mm、テッサー型であることを考慮すると中々良いように思います。

撮影倍率が高い〈専属モデル様)は細密感を描けて居ますが、被写体の撮影倍率が低くなってくるとダブルガウス方などのほうにぐんと軍配が上がるように思えますが。


投稿: 横須賀与太郎 | 2010年12月 8日 (水) 02時47分

どもども、与太郎殿。

与太郎殿のお眼鏡にかなうとは嬉しいですね。
中判のテッサーらしくデリケートなラインとなだらかな調子が楽しめます。一見、頼りなさそうなのですが神経質ながらも繊細ですね。ちょっと解像が足りない位の方が諧調が作りやすく、モノクロプリントを作るのが楽しいと思っているのですが、ポジでもナローな発色が楽しめました。硬くて骨太と言われるニッコールですが、本レンズは女性ポートレイトを儚く写すに向いているように思えます。
手持ちで軽快に撮影するには軽くいいですよ。枚数が増えるとトップヘビーになって、流石にホールドが難しくなりそうです。
当初はマミヤRB67で挑むはずだった紅葉も、専属モデルの登用で急きょフットワークの軽いブロニカS2に変えました。正解でしたね。

高解像で力強い写りとなればダブルガウスになるのではないでしょうか?欲しいものです。きっと、目を見張るようなポジが上がってくるのでしょう。

投稿: Rikkie | 2010年12月 8日 (水) 17時37分

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