パナソニック ルミックス DMC-FZ1
浜アユでライカブランドというだけで融通の利かない拙僧のような人間は眉をひそめるのだが、電気屋のカメラが光学12倍ズームで手振れ補正機能付きとなると、その軟派精神に卒倒したくなるのである。
っと、いうのは今世紀初頭の話だ。ニコンがキムタクで商売が上向く世の中に納得すると、かつての敵も愛らしく思うのである。実は、本カメラの登場時は気になっていた。別に高倍率ズームに惹かれたのではない。どことなくクラカメ然としたルックスに惹かれたのである。案外、エルマノックスあたりにインスパイアされたのではと想像しているのだが、どうだろう。
画素数が200万画素級だというのは取り立てて欠点だとは思わないが、露出の歩留まりが悪いのが気になる。また、肝心の画像もオリンパスのC-700系のウルトラズームシリーズに比べると落ちるようだ。本カメラはあくまでも気軽に高倍率手振れ補正を楽しむファニーアイテムなのだろう。
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コメント
200万画素でこれほどの発色(特に赤系)があると良いですね。
私は以前、サイバーショットの200万画素を持っていましたが、発色が悪い上に立体感の無い画になってしまうので手放した記憶があります。
今は、300~500万画素のコンデジを物色中です。
当然、高感度のモノクロ撮影で粒子の荒れを楽しむ為です(笑)
投稿: ロック | 2010年11月29日 (月) 20時40分
Rikkieさん、おはようございます
コンデジの中古は、まだまだフィルムカメラに目移りしていて
チェックしたことがないけど
市場にはゴロゴロ転がってるんでしょうね
景気が悪いと言っても、幸せな世の中です
投稿: M | 2010年11月30日 (火) 06時50分
どもども、ロック殿。
サイバーショットの発色は被写体の背景の特定の色に引っ張られるような癖がありますね。そういうのがクールだという層もようです。以前北京娘の姪が来日中にサイバーショットTを失くしたので、ちょうどルミックスが安くなっていたので薦めたらサイバーショットの写りが気に入っているとのことでソニーを選択していました。
海外ではソニーのブランドはまだまだ効くようです。
粒子感の出るコンパクトカメラとしてはフジのファインピクスF700/F710のISO1600モードは闇に鋭いロック殿なら生かせると思います。
どもども、M殿。
いやあ、デジカメまで広げるのはお勧めできません(^^;。
ただ、デジカメはそれなりの価格帯で処分できるのは安心できますね。含み損はだいぶありますが、トータルではプラスが出ています。もっとも、そのプラスで安いフィルムカメラを買ってしまうのですが。
それでも最近は出物が少なくなりました。
投稿: Rikkie | 2010年11月30日 (火) 11時21分
http://www.ishots.net/fz1-2faq/fz1upgrade.htm
でFZ2化出来ます。
メニューも日本語です。
投稿: caveman | 2010年11月30日 (火) 20時07分