海鴎(4A) SA-84 75mmF3.5
例によって八王子時代のネガを焼いていたのだが、当時はどのカメラとレンズで撮影したのかをメモしていなかった。現在でも袋にサインペンで殴り書きしているだけだが、あるとないのでは大違いである。ネガを見るとスタジオ撮影をしているのだ。これは友人らと八王子市のスタジオを借りたものなのは思い出したのだが、撮影したカメラを思い出せない。初めブロニカS2なのかと思ったのだがアパチュアのサイズが大きいようである。ご存知の通り中判カメラのアパチュアのサイズ・形状は同じシックス判でも結構違うので分かるものである。大き目なのは紅梅に似ているなあと思って思い出した。二眼レフの海鴎4Aである。確か、レンズシャッターなのがスタジオ撮影に有利だと思ったのだ。
二眼レフの海鴎にも大きく二つのモデルがある。詳しくはコンテンツをご覧いただきたい。廉価な3枚玉だが、コントラストが付いてホリの深いモデルさんに合うようである。
撮影結果もご覧いただきたい。
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コメント
やはり黒の出方が違いますね。
こういう潰れ方を予測してとっているのは凄いと思います。
二眼と言えば昔、ワルツフレックスを使っていました。
ローライを持つ同僚に負けたくない一心で国産二眼を探していた所、世界の中古カメラ市で銀座三共カメラが出していたのがワルツでした。
中々良いヤツでしたが、どうしてもと言う後輩に譲りました。
今では大事に防湿庫に鎮座しています。
使えよ!と言いたいですよ(笑)
投稿: ロック | 2011年1月31日 (月) 21時36分
Rikkieさん、こんにちは。
2眼レフって使ったことないですが
憧れますね。ローライやミノルタを
構えている姿はしびれますし、
女の子がルビテルとかぶら下げてるのも
しゃれています。海鳴もちょっとハズシ系な
感じが写真がわかる人っぽさが出ますねえ。
しかもフィルムも中国なのが粋です。
Rikkieさんは、スタジオ撮影でストロボまで
使いこなすのですね。スゴイ!
投稿: はし | 2011年2月 1日 (火) 15時21分
どもども、ロック殿。
端正な顔立ちのお姉さんだったので陰影をつけたいと思いました。硬調なトライXをきりきりに絞ってやろうという心構えでした。当時はやりすぎだと思って本人にプレゼントするのも躊躇したのですが、今見ると好いものですね。
ワルツフレックスも良さそうなカメラですね。いつかはシュナイダー付きのローライコードが手に入らないかと思っているのですが、フィルム環境の衰退に間に合わないかもしれません。
折角いだから使ってほしいものですね。
投稿: Rikkie | 2011年2月 1日 (火) 19時16分
どもども、はし殿。
今回のものは中国製フィルムじゃないんですよ(^^;。プアーなレンズでトライXを絞り込むというのは今後も撮り組むべき課題ですね。
二眼レフはそのモデルさんが和む雰囲気とウェストレベルが気に入って随分増えました。
女子のブラックバードフライやガッケンフレックス率はかなり高いです。
個人的にはホルガの次には安二眼レフに挑戦して頂きたいですね。
実は設定をしたのはバルカーの所有者でもある友人なんですよ。あっしはイメージと要望を伝えて手伝っただけです(^^;。
投稿: Rikkie | 2011年2月 1日 (火) 19時21分
おおー、これはこれは海鴎
自分も、その実力を侮ることの出来ないChinaテッサーのついたモデルを持っています。
そう、今のように古いカメラ蒐集に嵌った切っ掛けになったのです。
そう言う意味では、中国に敬意を払わなければなりません。
投稿: M | 2011年2月 2日 (水) 22時05分
どもども、M殿。
ほうほう、テッサー型の海鴎を確保ですか。羨ましい。
あっしも中国製の4枚玉は欲しいものです。天津の骨董品市場で言い値300元だった4Bは、少なくても200元前半にはなったのだろうから抑えるべきでした。そういう怪しげなブースは消えていきましたから惜しいことをしたものです。
ネットオークションで手に入れるのは安易な気がして引けるのですが・・・。
投稿: Rikkie | 2011年2月 3日 (木) 00時33分