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2011年2月28日 (月)

常州相照机総廠 紅梅 HM-1

Dscn6736  紅梅については随分前に一度報告させていただいた。詳細を報告させていただくには何本かフィルムを通してからと思いつつも半年も過ぎてしまったのが恥ずかしい。ネタも尽きてきたので写真は少ないがコンテンツを作らせていただいたのでご覧いただきたい。

Dscn6741  拙僧がカメラ人生にデビューした頃にはペンタックスやマミヤの645判一眼レフが既にAFになっていた。カメラ雑誌によれば中判はライカ判に比べて大きなフォーマットを持ち、情報量の多い精密な写真を得る、上級者のカメラとされていた。しかし、そもそも中判カメラは裏紙で巻いただけのフィルムにオートマットも未搭載のシンプルな構造を可能としており、貧者の味方という一面も持っていたのだ。高度成長期の初期に日本で流行ったように、文革時代の疲弊した中国人民(老百姓)にとって心の拠り所となるプリミティブなカメラが本カメラであっただろう。何も高品質・高性能ばかりが心を癒すものではない。
H1  それにしても時代は一巡も二巡もしたのだろうか、今では中判フィルムを装填していると名古屋の若い連中に「ホルガのフィルム」と指を指される始末である。拙僧にとっては中判カメラが写しだす空気感は、結局のところ不安定なフィルムの平面性や解像度の低いレンズによって偶発的に得られるものだと思っているので、それほどネガティブな評価ではない。漢字で刻印された「紅梅」の文字や赤く刻まれた花のアイコンがキュートであるというのが、本カメラを手に取る積極的な理由であるのも良いことだと思う。
 最近では中国もレトロブームなのか初期の海鴎4Aもいい値段で売られているから、そのうち本カメラも値が上がるかもしれないな。

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2011年2月24日 (木)

初めてのフィルム現像

Dsc04804  とうとうフィルム現像を始めた。直接的な動機は途中まで撮影したフィルムが複数のカメラに残る事態がずっと続いており、現像が進まないからだ。特にハーフ判で顕著なのである。自家現像なら、途中でフィルムを切ればよい。何度練習してもリールにフィルムを上手く巻けないのがネックだったのだが、フィルムが短ければごまかしも効きそうである。もう一つのきっかけはジャンボの値段が上がったのだ。以前から0円プリントが1000円を超えるまでが華だと言っていたが、とうとう大台を超えてしまったのである。それで廉価にフィルムを楽しめるよう今から環境作りを始めたのだ。

Dsc04805  フィルムは何時もの期限切れのラッキーパンである。楽凱のHPを見てもスーパープロドールのデータなどないからD76とネオパンSSのデータを参考にした。

Img_0001  幸い、何とか絵は浮き上がってきて嬉しい。もっとも、焼いてみなけば安心はできない。

Image15  当然、出来上がってきたのはこのようなネガだが、大した問題ではない。勿論、妻や友人が写っている大切なネガは当面外注になるだろう。

Image8  早速、印画紙に焼いてみる。この位の絵が出ていればあっしにしては上出来である。

Image3  徐々に技を身につけたい。まず、課題はリールだなあ。

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2011年2月21日 (月)

もしかしてフィルムカメラの愛されていないのか?

Imgp3032  拙僧もそろそろアラフォーの呼び声がかかるから20代前半の娘さんをワンツーマンで撮影する機会は稀である。前もっての計画であれば十分な準備をするのだが、突然の機会であれば狼狽えてしまうのだ。しかし、既にいい歳なのだから舞い上がってしまうのは頂けない。

Imgp3059  取り急ぎ、*istDLとタムロン90mmF2.8マクロを握りしめたまでは良かった。即急の事態に単三型電池仕様のデジ一眼レフのボディは都合がよい。拙僧の陣営ではデジ一眼レフは滅多に稼働しないから専用電池にパワーが残っているかは神次第なのである。しかし、肝心なのはフィルムカメラだ。準備に残された時間は僅かなので虎の子のNewFD100mmF2.8は良い選択肢だと思われたが、実績のあるボディが目に入らなかった。初デビューになるAV-1を取り出す。

Imgp3078  十数枚撮影した所でISO感度が800にセットしてあったことに気付く。詰めたのはラッキーパンのSHD100である。そんなのは増感すればよい。無論、ガッチガチのコントラストになるだろうが、そういう表現だと見栄を張る。悲劇は巻き戻し時に起きた。カランと手応えが無いのである。装填ミスなのだ。どうして拙僧は肝心な時にやらかしてしまうのだろう。もしかしたら、拙僧はフィルムカメラに向かないのだろうか?

Imgp3095  無論、*istDLの画像に不満のあるわけはない。しかし、拙僧は込み入った趣向の持ち主なので娘さんと恋バナをするより暗室作業する方が魅力的なのだ。

 帰り際に「白黒写真は初めてです。楽しみにしています。」と言われてしまい、本当に泣きたいよ。

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2011年2月17日 (木)

バレンタインチョコ

Img_0001  バレンタイン等というのは西側の悪しき商業主義に労働者が騙され搾取されているのである。これを訳すと「モテなくて悲しいよ」ということなのだが、そんな拙僧に専属モデルであるところの姪が雪の中チョコレートを届けてくれたのだ。すごく嬉しい。革命なんかに惑わされないでよかった。

Img_4831  その姪も今年は小学生である。もちろん、運動会用に貸し出してある500mmを回収するのだが、そのうち相手にしてくれなくなると思うと悲しいなあ。

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2011年2月14日 (月)

infinity UXi スーパー100 36枚撮り

Img_0101  フィルム機材は本当に安くなったようだ。ある日、ネットオークションを眺めていると36枚撮りカラーネガフィルムが30本で3000円で売りに出ていた。問い合わせると送料は680円なので1本120円程である。ちょっと、中国からハンドキャリーするのがバカバカしくなる価格帯だ。それでも一度はスルーしたのだが、やっぱり妻に負担をかけさせるのも何なのでビットを入れた。競争者もおらず、そのまま落札である。

 インフィニティはフジフィルムの海外向け安ブランドである。箱にはメイドインジャパンを刻印している。何故、フジフィルムの名を封印したのかというと、安売りに引っ張られてブランドイメージが低下するのを嫌ったのと、もしかしたら「富士」という響きが漢字圏の方々に好ましくなかったのかもしれない。中国のネットショップを覗くとマイハートとかサニーとか聞かないブランドを見かけるが、大抵の場合はフェラニアとか海外(中国でない)メーカーのOEMだったり途上国向けの安ブランドだったりするようだ。

 兎も角、去年に買い貯めたフィルムも残っているから、今年はカラーに関しては追加投資の必要はなさそうである。

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2011年2月10日 (木)

ポルスト ハポマチック44

Dscn7744  ドイツ製中級機は定期的に欲しくなる。もちろん、上級機だって欲しいのだが、それは身分不相応なので手が出ないのだ。本カメラに興味を持ったのはふくよかなボディラインとハポマチック(HAPOMATIC)というあか抜けないネーミングであった。どこかドイツのローカルガールスを髣髴とさせたのだ。よくよく調べると127(ベスト)判のカメラなのでますます興味は勃興したのである。モダンなEEカメラでベスト判とは珍しい。拙僧にしては大枚の2000円台の価格で落札したのである。

Dscn7747  しかし、ブツが届いて幾つかの失望を感じざるを得なかった。まず、レンズは固定焦点でいわゆるパンフォーカスだったのである。鏡筒らしく見えたものは、ただの出っ張りであったのだ。シャッター速度も変えられなければ絞りも設定できない。しかもEEはセレンが死んでいるのか、そもそもそんな機能はないのかレンズを光に当てても暗がりに向けても絞りもシャッター速度も変化しないのである。まさにボックスカメラだったのである。やられたなあ。

Image3  もっとも、初めからボックスカメラだと思えば何といこともない。艶やかな金属ボディも高級感はないが愛らしいものである。こういうルックスの127判カメラは多くはないのではないか。

 かわうそ商店殿のようなショップに頑張って頂き、127判フィルムの供給も安定しつつあるので渡りに船だろう。

 コンテンツもご覧いただきたい。

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2011年2月 7日 (月)

マミヤ RZ110mmF2.8(?)

Image7_2  八王子時代の優良な写真環境は既に報告させていただいたが、継続的にモデルを確保できた以外にもあった。それはコンタックス(京セラ)に傾倒する親父と、最新EOSシステムで武装するアンちゃんと友好的な環境にあったため、しばしば、その機材を借りれたのである。その相反する二人の共通の中判の選択がRZ67だったりしたのは興味深い。

Image5  実際に借りたのが110mmF2.8だったのかは若干記憶があいまいなのだが、とにかくRZ67はモダンでプルーフ・安定感という点では手持ちのブロニカ用ニッコールでは太刀打ちできなかった。これぞプロ用のカメラであると感心したものである。

 今回ネガが見つかったのでプリントしてみた。コンテンツもご覧いただきたい。

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2011年2月 3日 (木)

ペンタックス プログラムA

Dscn9684  本カメラはリサイクルショップでそれなりの価格で拾ったものだ。まともな精神状態なら拾わないのだが、優良だったキタムラのジャンクコーナーが不漁続きだったので鬱積した思いを止めることができなかったのだ。勿論、カメラを一つ買うくらいで鬱積した思いは粉飾することはできなかったが。

 これは全く拙僧のミスなのだが実はスーパーAだと思って拾ったのである。帰りの車内で気づいた。こういう出会いは以後の関係に不安を残す。良いカメラなのだがどうも愛着がわかないのが残念である。

Image39  ユピチェリ(ジュピター)9 85mmF2を付けたが実に使いやすい。

 コンテンツもご覧いただきたい。

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