オリンパス キャメディア C-40ZOOM
妙に丸っこくてレンズが下の方からにょっきり出てくるのがタニシみたいでキュートなカメラである。オリンパス伝統のカプセルタイプボディだが、どこかユニークだ。
初期の400万画素級デジカメで上位のC-4040の普及版として位置づけられているが機能はマニアルモードを搭載して充分である。価格も10万円に若干届かないレベルだというから廉価モデルではない。単3型電池2本使用で取り回しもいいし、年式相応に動作が遅い以外は使い物になる。スマートメディアがネックだが今ではネットオークションで安くなってきたようだ。
本カメラのチャームポイントはボディ上部にモノクロ液晶パネルを搭載しているところだ。これによって液晶ビュワーを非表示で撮影できる。大した意味のある行為ではないが、クラデジカメを扱う楽しさを味わえるのだ。本カメラの光学ファインダーはそこそこあてになる。本カメラは電池消耗にシビアだから、そういう撮影も有りだろう。
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コメント
出たときの売り文句が「4メガで最小最軽量」だったんですね。小さくてコロンとしてて可愛いです。当時の電源管理では単三二本の運用はかなり厳しかったのでは。
それにしても定価が99800円だったんですね。さりげなく当時はデジカメっておいそれとは買えない高級品だったのねぇ。上位モデルのC4040はいくらくらいしたんだろ?
投稿: 大佐 | 2011年7月 8日 (金) 00時52分
どもども、大佐殿。
表面積は小さくても、光学ファインダーやコマンドダイヤルは大き目に配置しているのが微笑ましいですね。OM時代の「必要な部品は小型化しない」というポリシーを継承しているのでしょう。
電源的にはかなり厳しいですよ。100円ショップの充電池では実用になりません。
C-2000で始まったシリーズもC-5050辺りになるとキエフ5めいた増築が愉快になりますね。
投稿: Rikkie | 2011年7月 8日 (金) 18時35分
オークションで、終了直前の品物が検索できないと言う、恐ろしい事実を発見してしまった。
くれぐれも注意しましょう。
投稿: | 2011年7月 8日 (金) 21時33分
どもども。
ううも、それはサクラに都合がよいシステムなんですか?
夜中に起きていられないから高めの価格を入れておいたら、その価格で落札したという経験が何度もあるのですが。
あれも、「やられたのでは?」と一瞬思いますよねえ。
投稿: Rikkie | 2011年7月 9日 (土) 08時52分