リコー キャプリオG3ModeM
リコーは第一次デジカメ大戦から参戦しているベテランメーカーである。独特のPDA端末めいたデザインやマクロ、迅速なレスポンスで、わかる方には評価されていたが、比較的に地味な地位に甘んじていた。
本カメラはシェアの拡大にリコーが苦悩していたころの物である。なかなか良い素性を持っているのだが、製品としての魅力に乏しいのが残念なところだ。リコーがデジカメ市場で影響力を持つのはGRデジタルの登場を待たねばならない。
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コメント
CaplioブランドはGX100が最後だったのでしょうか。
この時代のコンパクトデジカメのレスポンスの悪さには辟易していましたから、当時このカメラに巡り合っていたら、さぞかしびっくりしたんだろうと想像しながら記事を拝見しました。
GRDもGXもGXRも、魅力的なカメラで手にしたいと思いながら、なかなか手が届きません。
投稿: Bell | 2011年9月22日 (木) 19時59分
私はリコーのデジカメには大変お世話になっている人間のひとりです。確か最初に買ったのが300万画素のRXだったと思います。
RXの頃は、コンデジは、とりあえず撮れればOK!といった感じのつき合い方でしたので、特に不満もなかったのですがイマイチ印象に薄いカメラでした。ただ、ISO感度の下限が64だったのはよく覚えています。50にせず、64にしたリコーのセンスはその頃からよいな〜。と思ったものでした。
投稿: なお | 2011年9月22日 (木) 20時14分
このシリーズは次のG4wideから人気が出てきたんですよね。
リコーと言えば忘れちゃならないのが、SSの対応の素晴らしさ。製品のことを隅々まで知ってるから、答えに澱みがなくレスポンス抜群。
あたしゃリコーSSの大ファンです。
投稿: 大佐 | 2011年9月22日 (木) 22時38分
どもども,Bell殿。
新世紀になっても、暫くはデジカメで動きものは撮れないとされていましたね。
200万画素級の頃でしたら、いっその事固定焦点の方がサクサク撮れました。
GXR辺りは面白そうですね。ぼちぼち、中古コーナーに並び始めています。価格帯が初期のパナのデジ一眼位しますから、入手は当分先になるでしょう。
投稿: Rikkie | 2011年9月23日 (金) 10時03分
どもども、なお殿。
RXはリコーの方向性がボチボチ定まってきた頃ですね。
コンテンツやブログ目的だと300万画素級前後で十分なんですよね。ただ、カメラとしての出来が不十分なんですよね。200万画素級でも綺麗な画像を撮るデジカメは沢山あるんですが、起動やフォーカシングが遅かったりして。
そういう意味では本カメラは取り回しはイイですよ。ただ、新品で買った方は数万円の投資をしたはずですから、ウットリできるようなスタイリングでないのが不満足だったでしょう。
投稿: Rikkie | 2011年9月23日 (金) 12時59分
どもども、大佐殿。
リコーSSの対応は良いと聞きますね。あっしはお世話になったことは無いですが。
リコーは好きなメーカーですよ。オート35とか999とかアバンギャルドな奴を出していますしね。
スーパーショットあたりも欲しいのですが、あのシャッターの生存率が低いと聞くので躊躇します。
投稿: Rikkie | 2011年9月23日 (金) 13時04分
ワタクシは・・・GXRになってから手を出したのでそれまでのリコーの経緯はわかりませんが、少なくともGXRはワタクシにとってベストでありオンリーワンですね。
他には考えられない・・
たぶんツボにはまるとそのくらいの魅力あるカメラだと思います。
ほんとコンセプトが素晴らしいですよ。
投稿: nakky | 2011年9月24日 (土) 17時55分
どもども、nakky殿。
nakky殿のお写真を拝見すれば、いかにカメラが撮影者にフィットしているか分かりますね。どうも拙僧にはこれぞという関係を持てるデジカメが現れないですねえ。不満もないのですが。
シグマDP1はイイ感じなのですが、同じ自由な時間があっても、フィルムカメラを差し置くほどの関係にはなれないです。
この間、液晶の割れたGXが1000円で転がっていたんですよ。シャッターも切れる感覚が有ったので撮れるのは撮れたと思います。
拾っておけば話の種にはなりましたねえ。無論、翌日にはありませんでした。
投稿: Rikkie | 2011年9月24日 (土) 21時43分
ああ、これが出ましたね。
苦労して当時買ったんですよ。
このちょっと前にフジのA202とかオリムパスのC2Zoomとか元々安いのに手を出し本格的なデジカメが欲しかったのです。
デジカメもいよいよ本格的になってきたなぁと、思わせた商品で、当時輝いておりました。
撮影してみると、期待が大きすぎて残念な結果に。フィルムカメラを捨てるにはほど遠い状況でした。
このすぐ後にF700が発表。恨みました。
そんなにすぐ買い替える財力無いもん。
G3Mすぐ友人に売り払い、それを元手に買おうとしたらF700の発売が伸びにのびて、元手も生活費に消え、F700の購入はさらに困難を極めました。
そんなF700はSR阻止に対する期待がもっと大きく、撮影結果はもっと残念でした(付属ソフトのRAW現像がSRに対応していないというお粗末なものでしたね)。
残念と思いつつ2003年の夏の思い出は思いっきり当機でも撮ったのです。
投稿: 横須賀与太郎 | 2011年9月28日 (水) 18時44分
どもども、横須賀与太郎殿。
なんだか、あの当時はメディアや作家さんが何とかしてリコーを支えようとしているようにも思えましたね。オリンパスもその傾向が有ったと思います。
当時のリコーは何とか作家さんとか何とかクリエイターさんとかの意見を真に受け過ぎたと思いますね。確かに、素早いレスポンスはフィルムからの転向に二の足を踏む爺層には期待されたのでしょうが、マスターゲットはすれ違いに娘さんの姿を撮ろうなんて思わないですからねえ。
フジフィルムは最近はEXRっていうのが旗印みたいですね。一方で1400万画素級のフジフィルムのデジカメがキタムラの6000円袋に入っているのは流石だなあと思います。
フジフィルムにはどんどん儲けてもらって、フィルムを延命させてほしいです。
投稿: Rikkie | 2011年9月28日 (水) 22時35分