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2012年3月29日 (木)

パナソニック ルミックス DMC-TZ7

Dscn7371  本カメラは液晶ビュワーの割れた本当のジャンク品なので、廉価に確保しても自慢にはならない。それでも、たしかバッテリーが付属していたので妥当だろうと思って500円硬貨を投げ出したのである。

 常識的なコンパクトカメラに高倍率光学ズームレンズを搭載したTZシリーズも、本カメラに至ってライカ判換算で広角側25mmの光学12倍ズームレンズを実現した。28mm位ならノーファインダーでそこそこ見れる写真が撮れるが、25mmとなると妙に間の抜けた画像になるので、これは脳のトレーニングが必要となろう。

 高倍率ズーム機も今や30倍にもなっているようだ。なんだか凄いなあ。

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2012年3月26日 (月)

SEA&SEA 750G

Dscn6651  SEA&SEAと言えばハウジングを組み合わせた水中カメラや大型ストロボなど、本格水中撮影カメラで知られている。だから、本カメラを手に取った時も水中カメラのシステムの一つだとは簡単に想像できた。定期偵察しているキタムラのジャンクコーナーは時間差でアクセサリーが登場する場合が多いので、ハウジングも出てくると期待していたのだが、残念ながら出てこなかった。

 ソニーのサイバーショットPシリーズに似たパッケージングである。SEA&SEAが自社製造しているとは思えず、台湾か大陸あたりの安デジカメを採用したのだろう。SEA&SEAによるアプローチで開発したものなのか、たまたま都合の良い既存製品を選択したのかは分からない。国内ではケンコーからカメラ単体で発売していたようだ。

Pic_0066  多少もっさりとしているが、意外と標準並みの使い勝手である。

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2012年3月22日 (木)

学士取得

Dscn9195  通信大学をめでたく卒業できた。こういうとなんだけど、配られたテキストなんて真面目に読んだことは無い。ただ、科目のトピックスをまとめた小冊子とテスト問題とその回答は暗記する程読んだ。科目修了テストは70点取ればいいので、それで十分である。卒業判定は「可」だったが、それで結構である。

 ところで拙僧の取得したのは「福祉マネジメント科」である。自分の所属する科が何であるか気づいたのは4年生になってからだから、ナメているなあ。ちなみに拙僧は専門学校を出ているので3年次編入であった。福祉の仕事ぶりに感心が有ったのだが、失望と結論づいた。皆さんもご存じの通り介護や看護で働く方々の労働環境は厳しい。36歳で介護福祉士の資格を持っている男性が年収360万円というのは、拙僧の初任給よりかなり少ない。拙僧もホームヘルパーの資格を取得する際に、そういう老人ホームにボランティアで参加したが、はっきり言って従業員の良心で成り立っている。通信大学にはスクーリングという、学校に出向いて直接講義を受ける科目が有るのだが、「労働者の良心に依存したビジネスモデルはいずれ破綻する。福祉施設も労働単価やコスト意識を持ち、収益を上げるビジネスモデルを構築する必要があるのではないか。」などという発言は生徒どころか講師の顔も曇らす。特に「福祉サービスも顧客満足度を意識する必要がある。「顧客満足度の高いサービスは相手に対する尊厳の尊重と、愛情である。愛情が顧客満足度に関わるサービスな以上、愛情が利益を生むビジネスモデルを構築するべきである」と力説したら、露骨に教授の顔が曇った。「かつて日本では水と安全はタダであったが、現在では誰でもミネラルウォーターを買うし、ALSOKは儲けている。愛情も金銭的な報酬につなげるべきであろう。」と補足したが、まるで講師(教授)には届かなかった。あいつらは無償の愛の幻想に浸っているのである。まあ、介護士や看護師で実際に苦しい労働を仕入れている方々には共感を得たようなのでいいけど。

福祉は商売になる可能性があるが、労働者が労働に見合った報酬を得ることのできるデザインは一考の価値があるだろう。拙僧も、暇つぶしで福祉施設でボランティアで自転車修理をしているだけでなく、「儲かる福祉」について考えていますよ。

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2012年3月19日 (月)

ミノルタ ディマージュF100

Dscn7639  拙僧が小学生の頃に胸を熱くさせられたのは、やはり松本零士の「ザ・コクピット」だろう。男はアナログ計器に囲まれた棺桶で、負けるより気持ちよく死を選んで戦うのである。もうちょっと賢くなると、本当の勇気は死にたいほど悔しくても歯を食いしばって荒廃した祖国の復興に尽くすことだと知るのだが、そこは小学生の浅知恵だ。ふと記憶がよみがえったのは「銃が体の一部になる」か「体が銃の一部になる」か、よく覚えていないのだが、こんなエピソードがある。敗戦後の日本にやってきた米軍パイロットが因縁のある日本軍パイロットに出会う。彼は捕獲戦闘機の評価部隊のパイロットで、かつて捕獲した零戦の試験中に日の丸を付けたF6Fに僚機を撃墜されたことがあった。つまり、日本にも捕獲戦闘機の評価部隊が有ったのだ。そのF6Fを操縦していた日本軍パイロットに占領下の日本で再び出会ったのである。彼は日本軍パイロットに模擬戦を申し込む。日本軍パイロットはしぶしぶ零戦を操り、彼のF6Fは敗北する。勝敗の決まった日本軍パイロットがF6Fの前を先行し(勿論、このような模擬戦は公式の物ではなく、本来の任務は零戦のフェリーだった)、ガンスコープに零戦が映った瞬間に彼は自分の意思とは無関係に指が引き金を引いてしまう。零戦には弾は積んでいなかった。

Pict0007  話の主体は、撃墜された日本軍パイロットの息子が、米軍パイロットに復讐を果たすのか否かなのだが、それは実際に「ザ・コクピット」なり「戦場漫画シリーズ」なりを読んでいただくとして、拙僧が注目したいのは、この自分の意思とは無関係に指が動くという点だ。拙僧は思春期の頃から20代の後半まで、食事と単車を転がしている以外は人生の殆どをQWERTYキーボードの前で過ごしたから、考えるのとほぼ同時に入力できる(多分にミスタッチはあるが)。むしろ、最近の携帯メールのように指が勝手に文言を予測してしまう事すらあるのだ。なんでこんなことを言うのかと言うと、本カメラのコンテンツを書く際にしばしば「コニカミノルタ」と勝手に入力しそうになるのである。拙僧のようなオールドタイマーにとっても、「ミノルタ」「コニカ」は遠くなった。

 そんな昔のデジカメであるが、小気味よい動作の良いカメラである。

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2012年3月15日 (木)

epok?

Dscn6456  本カメラの素性は全くわからない。フロントパネルのステッカーから「epok」というモデル名なのかブランド名なのかと推測するのだが。インターネットでもハウジングのメーカー(ブランド?)くらいしかヒットしなかった。

 どう見てもおもちゃデジカメだが、しかし、意外とちゃんと写る。

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2012年3月12日 (月)

クールピクス S5

Dscn8286  TVに出てくる娘の貞節を嘆くようならジジイである。なので、そういう発言は控えるようにしていたのだが、なんと今年でフォーティーになるので、年齢的にも若作りは無理だろう。なので多少ぼやいても仕方ないなと許していただけそうな気がする。

 韓流系女性ダンスユニットがどう始まったのかは知らない。カラと聞いて真っ先に思い浮かべたのはクレスタ型の発展上にあるソビエトの対潜巡洋艦なのは皆さんと同様である。マーケティングとしては前時代に沖縄女性ダンス系ユニットがニーズとして存在し、当初はその亜流、或いは発展系として位置付けていたと思える。兎角、ケツの振りの激しさや、最近ではネコ耳を飾った濃いめのファッションが目につく。あれを日本人がやったら露骨に嫌悪されると思うのだが、そこをガイジンというフィルターで通すと、無邪気に反応できるのがマーケティングを設計した連中のしたたかさである(例:道重のヒールっぷり)。そもそも、そういう濃いめ直球勝負の勝利は冬ソナやイ・ビョンホンで確立していた。ただ、顔の区別は全くつかないが、確かに音楽や歌詞ので繰り返す一定のフレーズは印象に残る。あれを完成度が高いというのは嫌なのだが、「金を払ってみせる芸だな」とは思わせる。AKBとその派生パーソナルアイドル群が「部活動の余興」か「学芸会のお遊戯」なのと対照的である。別にAKBの芸の質が低いとか、そういう事ではない。AKBの売りはそのパーソナル感であり、フォロワーは男性女性を問わず、AKBに加わりたいのだ。ああいう、ちょっと可愛い同級生と同じ部活に入って青春したいのである。別に、彼女にしたいとまでは思わない。mixiの若い連中と話をすると個々の才能や知識レベルは決して低くはないが、傷つくのを極端に恐れている。写真部やコミュニティに所属しているからと言って、自分のメッセージを人に伝えたいとか、評価を得て何かしらの賞を狙いたいなどとは微塵にも思っていない。フラれる可能性のある恋の告白など論外だ。ニーズは緩やかな連帯である。AKBそのものが複数のエージェンシーに所属した緩やかな連合体であり、フォロワーもAKBをネタにフォロワー同士が緩やかに連帯しているのである。何故、秋元がおニャン子のような会員制を採用しなかったのか、当初は分からなかったが、会員番号をふることにより序列が生まれてしまうのを避けたのであろう。序列は緩やかな連帯にとって忌である。一方で、韓流系のフォロワーは派閥闘争があるのでは無いかと思うのだが、流石にそういう知り合いはいないので断定できない。大きく異なるのは消費の仕方で、韓流系は消費商品だがAKBは友達である。年齢や所属社会によって友達は変わるが、友達は消費商品ではない。

Dscn2164  そういうナイーブな消費層に「伝統のFマウント」などは効かないから、ニコンも売り方は難しいだろうな。プロの信頼性より、不確かなロモ・ホルガである。下手な写真だと指摘されても、そもそもカメラの性能なので逃げ道がある。クールピクスSシリーズの顔認識AFもカービングボディも、その緩さがそれなりに響いているからコンスタントに売れていたのだろう。一方でコシナのツアイスへの関心の高さは根強い。ただ、どうも若い連中はドイツの血脈に傾倒しているのではなく、初めから日本のコシナであることを承知でいるようだ。同じプラナーでもドイツ製は写りが違うと信じている、かつてのツアイス爺とは違う。

 伝統性を継承しつつも外し技が受け入れられる。ニコンのような老舗には頭の痛い話だ。先の韓流系のケツ踊りが儒教末裔の本国韓国でどんな評価を受けているのか不思議だったが、本国ではあんな馬鹿な踊りや恰好はしないそうだ。どうも、その辺にヒットのカギが有りそうな気がする。

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2012年3月 8日 (木)

嗚呼 三洋 エネループ と 100円ショップ物

Dscn3028  拙僧の三河方面軍が三洋のエネループを導入したのは早い時期である。当時は専用電池入りのジャンクカメラがゴロゴロ転がっていなかったし、怪しげな汎用充電器も存在しなかったから(三河に到着しなかっただけかもしれないが)何かと専用電池のデジカメは辺境の国境沿いでは運用が難しかった。充電式単三型電池も2~3セットは持っていたと思うのだが、寿命は短いし直ぐ放電するしで即応性に限界があった。無論、アルカリ電池など使い物にならない。なのでデジカメは計画的に使うか、寿命が短くなるのを覚悟で頻繁に充電式単三型電池を充電するしかなかった。そういう意味では敵の第一攻撃に対応するのはフィルムカメラが担っていたのである。なので、三洋の開発したエネループは福音となった。買ってすぐ使えて、しかも1年間ホカしても大して放電もしないというのである。なのでキタムラが棚ずれ品を放出する度に確保して6セットくらいは買っている筈なのだが、動作チェックをして抜くのを忘れて出荷したりするので2セットしか残っていない。最近はコツコツためた専用電池が揃っているし、ロワあたりで安価に買えるので単三型電池の重要性は低くなっている。それでも、拙僧の部隊には旧式の単三型電池式のデジカメが前線の一角を担っているので、重要である。

なので放電しない充電式単三型電池のパイオニアは三洋なのだが、その後にソニーやパナソニックが追随した。パナソニックのものはエボルタである。例の箱根を登るロボットで有名になったものだ。その名は知ってはいたものの、エネループが実用になるので大して気にもしなかった。拾う気になったのはキタムラで割引していたからである。充電器が単三型電池2本しか対応しておらず、4本使用すると充電器が2個になるのも面倒だったが、試しに使ってみたのだ。結論から言うと、こんなものは使い物にならない。エネループで動くのに、エボルタでは全く動かないデジカメが多数ある。やはりTV広告なんぞで騙されてはいけない。その後、再びエネループの棚ずれ品が放出されたので確保した。しかし、三洋もパナソニックに吸収されてしまったのでエネループも消えてしまうのではと心細いなあ。

Dscn8251  案外使い物になるのが100円ショップの充電式単四型電池である。エネループも単四型電池はダメな感じなのだが、100円ショップ物で動くものが多い。但し、それなりに放電は早いので、稼働は充電してから2日以内と考えた方がイイだろう。

 それと、充電器にセットすると赤いダイオードが点灯するのだが、これが消えないのだ。2~3日経っても消えないので、多分、充電完了とか関係なく点いているのだろう。その辺が微笑ましくもある。

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2012年3月 5日 (月)

ローライ A110

  Dscn6902 

昨年の秋ごろであったか、Letsgo殿がブログで「ろりかめ」への傾倒を報告なさっていた。つまり、110判フィルムを使用する、可愛いカメラという意味なのだが、拙僧などはヤマシイ人間なので「ろり」とか「ろりーた」にはナーバスに反応してしまう。そういう単語がコンテンツに含まれると、検索エンジンが弾いてしまうとも聞くし、乱用は禁物である。

 110判フィルムは1972年にコダックが開発した規格である。2軸式(正確にはスプールは巻き上げ側のみ)のカートリッジフィルムであり、いわゆるダブルマガジンを組わせたものである。撮影枚数を印刷した裏紙がフィルムを巻いており、カメラ側のフィルムカウンターが必要が無く、簡素で廉価なカメラでの運用を可能にした。基本的なポリシーは1960年代に登場した126判フィルムを踏襲している。つまり失敗の無いフィルムの装填である。また、撮影途中で誤って裏蓋を開けても、撮影済のフィルムはある程度無事を保つ。ライカ判フィルムの装填は、我々が想像する以上にハードルが高いらしく、後ののディスクフィルムやAPSなども同様に、装填時の容易を旗印に開発している。日本だと、キヤノンのクイックローディングやフジフィルムのドロップイン・ローディングなど、カメラ側の工夫で装填ミスを解決しようとするのだが、自分で規格を作るのが好きなアメリカ人は安易に新しい規格を乱出したのだ。35mm幅のフィルムを使用する126判フィルムに対し、110判フィルムは16mm幅を採用した。なので、前者をインスタマチックと称し、後者をポケットインスタマチック、或いはポケットフィルムと称する。面積で言ったら1/4の小さなフォーマットである。一説によると、画期的な微粒子フィルムのコダクローム(?)を使用して、サービス判(日本のL判ではなく、北米で一般的なポストサイズだろう)プリントで満足な鑑賞に堪えるサイズとして決めたサイズとも言われている。拙僧は細々ながらも根強い人気があった16mmフィルムをガチでつぶしにかけてぶつけたと思うのだが。実際、110判フィルムの登場で16mmフィルムは絶える。

Dscn6947_2  110判フィルムも大成したとは言い難い。初期には高級カメラも登場したが、その展開は僅かで、大抵の場合は最低限の撮影機能を持った廉価な簡素カメラが多く、ライカ判のカメラがコンパクトになり、自動化が急速に進むとニーズも先細りになった。110判フィルムが21世紀を越えることが出来たのはシングル8と同様、メーカーの良心によるところが多い。しかし、110判フィルムもとうとう終了となった。現在も現像サービスは継続しているが、フィルムはデットストックを確保したショップが細々と提供している。かわうそ商店殿などは良心的な価格で、もうしばらくは110判カメラを楽しむことが出来そうだ。もっとも、拙僧はモノクロが趣味なので自作という勝ち目の薄い戦闘に突入することになった。詳しくはコンテンツをご覧いただきたい。

Dscn6851  もっとも、拙僧は面倒くさがりなので110判フィルムの自作などと言うのは老後の手前ぐらいに先のばすつもりであった。その間に期限がすこぶる過ぎたフィルムを安価に手に入れる機会があればよいと思っていたのだ。カラーネガを同時プリントをするような金のかかる戦闘は不可能である。ところが、その「ろりかめ」の中でも、恋愛の度合いが深い物件を確保したことから、後戻りが出来なくなる。なんといってもローライのテッサーなのだ。このような宝石が落札価格300円なのだから、フィルム文化の衰退も寂しい物である。

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2012年3月 1日 (木)

ニコン クールピクス5600

Dscn7685  去年の今頃、何者をTVが過熱的に報道していたのを覚えているだろうか。それは小向さんである。例の覚せい剤疑惑で賑わしていた娘さんだ。フィリピンで逃げ切るつもりとも噂され、あまり日本の報道が鬱陶しいのでフィリピン政府もビザは更新しないと公言していた。結局、日本に帰ってきたのだが、その豊満な胸を見事に強調したスーツで空港に降り立った姿に、小向さんの今までの人生の生き方が感じることが出来た。ピンチの時には乳を出す。そうやっていあっまでの人生をこなしてきたのだろう。その後は刑事責任や、バックに付いたブレーンの存在などで1ケ月は「とくダネ!」や「ミヤネ屋」を賑わすはずだったのだが、あの震災である。その後に小向さんが不起訴になったのは、あの過熱ぶりが嘘のような小さいニュースだった。いやはや、お強い。こういう強い星の下に生まれた方にはかなわない物である。

Dscn0490  師弟制度でコツコツと仕事を覚える呑気な商売が通用しなくなったのは随分前のことだろう。先輩職人の技を盗むなんて悠長では困る。新入社員を3か月で満足に仕事ができるように教育しなければ、こちらの評価に関わるのだ。三河の方は田舎育ちだから、どうもそういう事が分からない。「納期に間に合わなくても、頑張ったのだから怒られればいい。」なんて平気で言う。納期に間に合わないと思ったら、対処を考えるので早めに言ってほしいと言っても、「Rikkieさんはいい上司だから」なんていうんだが、別にいい上司だからではなく、納期に遅れたらこちらのクビがかかるのだ。頑張ってもらわなくても、間に合う工程表を書いている筈なのである。

 本カメラもそうなのだが、キムタク以前のクールピクスは当たると素晴らしい画像を写すのだが、やたらシャッター速度が遅くなるとか、何かと使い勝手に問題が有った。多分、レンズは光学屋、ボディは箱物屋、ソフトウェアは電算屋と、それぞれの先輩にどなられて鍛えられた職人がパーフェクな仕事をしたのだろうが、カメラとしての使い勝手は悪いのである。必要とされていたのはトータルコーディネーターと呼ばれるような素人向きの肩書だった。プロジェクトリーダーとは、ちょっと違う。素人に何が分かると職人の方は反発しただろう。しかし、実際にお金を払うのは素人の方なのだ。プロ用機材と銘打てば、使い勝手やコストパフォーマンスを問われない時代ではない。そんな、職人あるいは職人出の中間管理職の方を黙らせる程のパワーバリューをキムタクが持っていたということになる。つまり、強い星の持ち主である。ゴーンさんだって、本人が何か特別なスキルが有ったというよりは、日産エンジニアに「文句言いたいけどガイジンのいう事じゃ仕方ない」と思わせ、柔軟的な姿勢を引き出したのが成功要因だろうな。

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