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2012年3月19日 (月)

ミノルタ ディマージュF100

Dscn7639  拙僧が小学生の頃に胸を熱くさせられたのは、やはり松本零士の「ザ・コクピット」だろう。男はアナログ計器に囲まれた棺桶で、負けるより気持ちよく死を選んで戦うのである。もうちょっと賢くなると、本当の勇気は死にたいほど悔しくても歯を食いしばって荒廃した祖国の復興に尽くすことだと知るのだが、そこは小学生の浅知恵だ。ふと記憶がよみがえったのは「銃が体の一部になる」か「体が銃の一部になる」か、よく覚えていないのだが、こんなエピソードがある。敗戦後の日本にやってきた米軍パイロットが因縁のある日本軍パイロットに出会う。彼は捕獲戦闘機の評価部隊のパイロットで、かつて捕獲した零戦の試験中に日の丸を付けたF6Fに僚機を撃墜されたことがあった。つまり、日本にも捕獲戦闘機の評価部隊が有ったのだ。そのF6Fを操縦していた日本軍パイロットに占領下の日本で再び出会ったのである。彼は日本軍パイロットに模擬戦を申し込む。日本軍パイロットはしぶしぶ零戦を操り、彼のF6Fは敗北する。勝敗の決まった日本軍パイロットがF6Fの前を先行し(勿論、このような模擬戦は公式の物ではなく、本来の任務は零戦のフェリーだった)、ガンスコープに零戦が映った瞬間に彼は自分の意思とは無関係に指が引き金を引いてしまう。零戦には弾は積んでいなかった。

Pict0007  話の主体は、撃墜された日本軍パイロットの息子が、米軍パイロットに復讐を果たすのか否かなのだが、それは実際に「ザ・コクピット」なり「戦場漫画シリーズ」なりを読んでいただくとして、拙僧が注目したいのは、この自分の意思とは無関係に指が動くという点だ。拙僧は思春期の頃から20代の後半まで、食事と単車を転がしている以外は人生の殆どをQWERTYキーボードの前で過ごしたから、考えるのとほぼ同時に入力できる(多分にミスタッチはあるが)。むしろ、最近の携帯メールのように指が勝手に文言を予測してしまう事すらあるのだ。なんでこんなことを言うのかと言うと、本カメラのコンテンツを書く際にしばしば「コニカミノルタ」と勝手に入力しそうになるのである。拙僧のようなオールドタイマーにとっても、「ミノルタ」「コニカ」は遠くなった。

 そんな昔のデジカメであるが、小気味よい動作の良いカメラである。

 コンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

14年式ナンブの面影のあるディマージュでのショットは見事ですね。名古屋、三河なんてオモロそうなとこですね。
貴官の南方戦線に於ける活躍も記憶に新しい処でアリマスが、「各自ノ家庭ニ復帰シ平和的且生産的ノ生活ヲ営ムノ機会ヲ得シメラルベシ」 との余計なお世話の云う事をきいて巷に身を隠し民草を装おうとも三つ子のとゆ~か雀百とゆ~か、
もっと写真を見せて下さい。お願いします。

投稿: | 2012年4月11日 (水) 23時15分

あ~スミマセン。前送コメに名前書くのを忘れました。
追伸:是非ともディマージュF100を入手しに新宿の闇市に行ってみたいと思っております。蒲田醍醐組の闇市は馴染みがあるのですが闇写真屋が無く安藤組新宿に。

投稿: かめらねこ | 2012年4月11日 (水) 23時26分

どもども、かめらねこ殿。

おお、確かにこのカメラは拳銃の弾倉めいた凄味がありますな。
「ザ・コクピット」は漫画ですが、占守島における士魂の方々の不条理な戦いを知るようになると、史実こそ心を熱くします。銃後を守りたいと願った方も多かったでしょうが。彼らの犠牲でスターリンは北海道への侵略を諦めたとも聞きます。そういった教科書に載らない多々の方の志士で今の日本が一番ヤバかった時期が支えられたころも広く知っていただきたいものですが。

それにしても、当方の不甲斐なさと言えば、既にこのカメラは金策で処分してしまったのですよ。商業主義に染まったなあア。

投稿: Rikkie | 2012年4月12日 (木) 00時21分

まだお若い方でしょうに占守島とな。
愚僧は3000余㎞離れた小倉にて生を受け、GIのガムを拒否し足蹴にされた世代。もちろん友らはその様を見てもギブミーと集っておった。
GHQは昭和29年解散したが小倉の進駐軍は32年初頭まで朝鮮への最短陸上部隊として居座った。黒人兵を家畜船で米港から運んできたり、我が同胞住民を甚振りながら…愚僧なぞはMPのスチュードベーカーに轢かれそうになったが、一矢報いんとて切り通しの上から兵員輸送車に練炭豆炭の燃えカスを投げイタ公のGIに命中させたり、いえいえ5~6度のことで些細な事。

投稿: かめらねこ | 2012年4月12日 (木) 22時56分

どもども、かめらねこ殿。

敗戦国の少年は敵国兵士の菓子にねだるものの、決して独立した心を失わず、一矢報いたのですね。頭が下がります。
拙僧も1年間バンクーバに住んでいましたが、人種差別は酷いし所得格差は決定的ですね。高卒で家を建てて子供を2人大学に行かせられるなんて、日本くらいですよ。
北米人にいかにチャンスなんてないことを皇国の若者に現実として見せたいですわ。

投稿: Rikkie | 2012年4月13日 (金) 03時28分

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