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2013年4月 5日 (金)

フジフィルム ファインピクスM603

Image38 こないだ、割とガチな商業簿記3級の模擬試験があった。なんでも、拙僧のクラスは過去にない程に優秀な成績で、100点満点を含めて6名くらい90点以上の方がいらっしゃった。平均点は歴代の記録を越したそうだ。その平均点、拙僧は立派に下げさせていただきましたよ。思い出したのは、拙僧が埼玉県でx番目に馬鹿な工業高校生時代に、数学で2点を取ったことがある。それも解答には○ではなく△が書かれていた。流石の馬鹿高校の拙僧の母校でも、中間期末試験で0点を取ると落第になったから、先生が手心を加えてくれたのだろう。ちなみに、拙僧の高校のレベルは自分の名前を漢字で書けると、ひとまず5点くれる科目も有ったほどだ。社会の試験で「日本の地図を書いて都道府県と県庁所在地を漢字で書く」という、高校生とは思えないような試験問題が出たが、拙僧は青森県青森市しか書けなかった。埼玉の浦和も書けなかったのである。「浦」の漢字が分からなかったのだな。流石にやべえと思ったので、ソ連の地図を書いて、各共和国の首都を書いた。「ベロロシア共和国=ミンスク」「キルギス共和国=フルンゼ(当時)」とかである。それはそれで点数をくれたから、まあ、呑気な学校だったのは間違いない。そんな拙僧だが、情報処理系の科目は毎回、ほぼ満点だった。当時から、バランスの悪い人間だったのだな。

Dscn2915 そういう訳だから、平均点で勝負しても勝てないことは初めからわかっていた。なのでユニークなスキルを特化させることで人生と言う戦争に挑んだのである。先ほど馬鹿高校と書いたが、拙僧のイルクーツク農工高等学校は農業科や林業科から機械科・電機科とバラエティに富んでいた。拙僧の所属した電子機械科というのは、当時はイルクーツクの民族系進学校よりちょっと難しい偏差値だったのだ。トータルでみると、ちょっとお利口でないということだ。校門に近い方からお利口でない学科の教室が並び、一番奥が拙僧の所属していた電子機械科だった。なので、上半身裸の3人乗りオートバイというのが校門から現れると入り口では大盛況な物の、奥の方になるとボルテージが徐々に下がっていくというありさまだった。拙僧などはヒューヒュー言いたかったのだが、そうでなくても仲良くなったお利口でない学科の先輩と友達になり、授業中に遊びに誘いに来るという状況下で、同級生とは全く馴染めていなかったから目立つ行為は出来なかった。今から考えたら、あんなしけた連中の顔色をうかがうくらいなら、堂々と農業系学科の先輩と交流を深めた方が人生的には濃密な物になったと思うのだが、そういう事が分かってくるのは上京した専門学校時代からになる。ま、アウェーな雰囲気って嫌いじゃないしね。

Dscf0002 ああ、なんか全然カメラの話題に移らないなあ。強引に舳を変えると、21世紀も越えてくると、まだまだ高画素数競争が過激であったのだが、一方でユニークな特性という視点からカメラのキャラ性を与えて、差別化を図る動きも見られるようになった。例えば、従来のコンパクトカメラのボディサイズに抑えながら光学10倍ズームレンズと搭載したり、屈曲光学系で画期的なスリムボディを実現したりである。本カメラは動画撮影という特性を与えたものであった。それが成功したのか失敗したのかは動画はシングル8で撮る拙僧には良くわからないのだが、少なくてもファイピクスA系シリーズやF系シリーズが踏襲し続けるのに対し、M系モデルは本カメラが1代で絶えたのが、結果を表しているのだろう。

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コメント

まいどです Rikkie師匠。

Finepixって、お堅い(頑固)なA、ひ弱なFっと言うイメージ
でしたが、M番があったとは。FujiでCFが使える機って
珍しいですね・・・コレ良いなぁ。
(うちの秘蔵っ子A202は、最近やっとxDピクチャーカードの
呪縛が解けて動かせるようになった所ですゆえ)

ちなみに、自分はお利口でない機械科(+機甲科)でした^^;)。

投稿: 鍛冶屋 | 2013年4月 5日 (金) 22時30分

どもども、鍛冶屋殿。

あっしは師匠なんて上等な人間じゃないですよ(笑。

ファインピクスA201/202は、十分な光源下であれば中々のパフォーマンスを発揮しますよね。固定焦点らしいレスポンスが魅力的な良くできた直協機ですね。

あっしも、NC旋盤やC言語ばかりやっていたわけではなく、トラディッショナル旋盤やアーク溶接もしていましたよ。どうも、あっしがやるとスラグがでてまともにつかないんですが。
マシニングセンタで少女マンガキャラを切り出したのも、よい思い出です。

投稿: Rikkie | 2013年4月 5日 (金) 22時54分

シングル8・・・
懐かしいですなぁ・・・

ZC1000とかめちゃ憧れました(笑)

投稿: nakky | 2013年4月 5日 (金) 23時17分

どもども、nakky殿。

シングル8も今年が終焉です。
最後の花道を北海道ツーリングで飾るつもりだったのですが、父親のお亡くなりで新盆も帰郷しなきゃだし、何かと入用でパーですわ。
ZC1000も5000円くらいで転がっているのですが、流石に手が出せませんなあ。

投稿: Rikkie | 2013年4月 5日 (金) 23時20分

キャラクター勝負、いいじゃありませんか

自分も、工業高校出身ですよ
英語の時間は、いつも「(☆。☆)キラキラ星」を歌ってました(爆)
でも、そんな青春時代も懐かしいです
一応進学した短大も酷いものでしたよ
入学して、
ああ〜、自分はここまで落ちたのか・・・と嘆きましたが
その学校もギリギリセーフで卒業しました(^^ゞ

投稿: M | 2013年4月 6日 (土) 07時58分

どもども、M殿。

どうも、最近は一眼レフと同じAPSサイズ撮像素子を搭載したデジカメに注目が集まっているようですね。より、クオリティの高い画像も良い物ですが、ちょっと外した方向性というユニークさも欲しい物です。

拙僧の母校の数々の伝説を、大陸出身の妻は信じていなかったらしいのですが、この間の帰京の時に妹が「普通にそうだったよ」と聞いて、がっくりきていましたね。

ああいうパフォーマンスは日本独自の文化なのでしょう。

投稿: Rikkie | 2013年4月 6日 (土) 10時59分

家庭用ムービーカメラ分野をデジカメが侵食し始めた頃の代物ですか。この後感度上昇(単版CMOS仕様)&高ズーム搭載で一気にデジカメに移りましたよね->動画撮影。
でもそのうち動画も携帯電話搭載カメラに侵食されるのでしょうけど…

そいや実家からZC1000サルベージしてきました。映写機処分されちゃってたのはイタかったですが、フィルムが何本かあるので、リバーサル現像液仕入れて試写でもと考えてます。

投稿: | 2013年4月 6日 (土) 12時38分

うっかり忘れてしまいましたが
上の投稿はワタクシのものです。

投稿: 無尽探査機 | 2013年4月 6日 (土) 15時57分

どもども、無尽探査機殿。

今はワザワザiPadで桜などを撮影している姿は滑稽に見えますが、技術の進歩なんてすぐですから、携帯電話にシフトするのはあっという間でしょうなあ。
向こうからすれば、今更、フィルムを使うカメラを担ぐ方が滑稽に見えるのでしょうが。

ZC1000も使うならあと半年の勝負ですな。映写機なんて1000円以下で転がっていますよ。フジフィルムは義理堅いですから、大抵の場合はベルトも取り寄せできます。
ランプもあれば数百円なのですが、専門店だと0が一つも二つも増えますな。

投稿: Rikkie | 2013年4月 6日 (土) 21時27分

こんにちは、初めまして。実はいつも拝見しておりました。
今回M603を取り上げて頂き、嬉しく思います。
このカメラに関わっていたので懐かしくも、あの頃の事を思い出しました。
デジタルカメラで高品位な動画撮影を撮る時代が将来必ず来るだろう、ということでかなり実験的な要素が色濃く反映されたモデルでした。
シャッターも動画の際、上から押すのでは画面が揺れるだろうと、苦肉の策で妙な位置になり、長時間の動画ではバッテリーの保ちも悪くなる為大容量のものを準備。記録メディアもxDでは不足するため、CF typeIIつまりマイクロドライブの使用を前提として設計されたものです。それゆえ、どうにも中途半端なカメラではありますが、いつも時代のちょっと前を先取りしつつコケる富士フイルムらしい珍カメとして今では楽しめるのではないかと思います。
その後バッテリーは名機F10~F11への採用になったわけですが、M603の存在は間違いなく将来への布石になったものと思っております。
(ただし、当時営業担当の私としては商品企画、開発の人間と喧嘩したことを思い出しますが)

投稿: ariari | 2013年4月10日 (水) 01時14分

どもども、ariari殿。

おお、当時を知る方の貴重な御発言。誠にありがとうございます(mm。

あまり評価が芳しくない本カメラですが、あっしは割と気に入っています。ムービーは使わないですが、両手だと以外とホールディングも決まりますしね。高感度時の粒子感がまたイイ。
そういえば、本編では触れませんでしたがNP-120が使えましたね。もっとも、バッテリーに厚さがあるので、新品の時には専用のバッテリー蓋があったのでしょうか?
ファインピクスF10/F11は名作だと思います。手ブレ補正なんて、標準域のズームレンズだったら子供だましですよ。

ただ、やはりシングル8のフジフィルムだからこそ、三洋のザクティの様なスタイリングを出してほしかったですね。

投稿: Rikkie | 2013年4月10日 (水) 19時22分

はい、仰る通りNP-120が使えるように設計してありました。フタはそのままで使えたはずです。
当時別売だったNP-120はF10の時に、更に容量を若干増やして付属しておりました。
レンズも二倍程度に抑えたのは動画でもズームが効くように(AF追従させるには二倍程度が限界…それでも望遠側ではAFを外しまくります…汗)とのことだったのです。
静止画では当時としてはレスポンスもそこそこよかったですし個人的にはまあ、面白いカメラだと思っています。
デザインは冒険しないなあ、と感じました。縦型に固執したのは小型化すると右手でカメラを掴める面積が小さくなりかえって手ブレを増やしてしまう、ということもありましたが液晶画面が大きくなるにつれ、縦では当然モニターを大型化できなかったためあえなく横型になりました。

投稿: ariari | 2013年4月10日 (水) 23時36分

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