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2013年9月14日 (土)

コニカミノルタ ディマージュA2

Dscn1222 本カメラには起源となったモデルがある。それが、ディマージュ7だ。登場は2001年である。既に、デジカメのシェアは確立しつつあったが、「フィルムコンパクトカメラ」の代用品としてのニーズはそこそこ満たすモノの、「フィルム一眼レフカメラ」のニーズを満たすモノは極めて限定的だった。コンシューマー向けデジタル一眼レフカメラも存在したが、満足に運用するためには、極めて50万円に近い投資が必要だったのである。そんな金に余裕が有ったら、程度の良さそうな中古のスズキGSX-R400を買うよな。なので一眼レフデジカメの代用品として、ハイパワーのレンズを搭載したコンパクトカメラ風の高級機や高倍率レンズにEVFを組み合わせた「ネオ一眼」などが登場し、一定の満足を得ていた。その中でもディマージュ7は、当時は珍しかったライカ判換算で広角28mmをカバーする光学7倍ズームレンズを搭載し、スタイリングはキレキレでカッコよかった。実際に使うと、なにかと都合の悪いところもあったが、当時、都合の良いところしかないいデジカメなんて存在しなかったからな。実は拙僧も買いそうになったことがある。キタムラの中古コーナーで9800円で鎮座していたのだ。当時の拙僧のデジカメ主力はクールピクス950だった。もっとも、デジタル一眼レフカメラは既に確保していて、*istDLを装備していたはずだ。それにしても、ディマージュ7が1万円を切っていたのは稀な時代であった。一度、帰宅し思い直してキタムラに行くと既に無かったな。それでディマージュ7を確保していたら、拙僧の写真人生ががらっと変わったかというと、そんなことはないだろうけど。

Pict0030 本カメラはディマージュ7の基本的なスタイリングとコンセプトを踏襲し、2004年に登場したものである。本カメラの登場の半年前にディマージュA1が登場した。これは端的にはディマージュ7Hiに手振れ補正機構を組み合わせたものである。本カメラは、更に撮像素子を800万画素級にパワーアップしている。これは、当時としては相当に奢ったものである。

 本カメラの素性は悪いものではない。何かと至らない点はあるが、2004年登場のデジカメとして、明確な力不足だとは思えない。問題なのは既にニコンD70とかキヤノンEOSキスデジ(初代)とか「本当のデジタル一眼レフカメラ」が買える価格帯にこなれてきたことだ。それらのデジタル一眼レフカメラのキットレンズ付きの実勢価格が、本カメラと大して変わらない価格帯だった。それなら人情としてデジタル一眼レフカメラを買うわなあ。

 本カメラの出来は悪いものではないが、もう一押し戦略モデルをディマージュ7の焼回しで市場に対抗したのには無理がある。もっとも、当時はコニカとミノルタの合併で組織は混乱しており、戦略的なモデルを新たにデザインし、量産するのは難しかっただろう。ディマージュ7は既にデジカメ市場で劣勢だったミノルタを一時的に持ち直したが、そのシリーズの延長モデルでは2004年に至っては十分な魅力を発揮できなかった。

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コメント

自分、昔々 ”コニカカラー”でバイトしてました(集配ですが^^;)。
当時お世話になった社員さん達、今はどうなさっておいでかなぁ...。

投稿: 鍛冶屋 | 2013年9月14日 (土) 23時22分

どもども、鍛冶屋殿。

あっしは「かめらのムラサキ」でバイトしたことがありますよ。あの店長も大変ですわ。

八王子のサイトのエンジニアは大変らしいですけどね。感材は技術の転用は難しそうでしねえ。

投稿: Rikkie | 2013年9月15日 (日) 10時35分

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