京セラ コンタックスTVS
例の本年7月決行のイタリア上陸だが、拙僧もアラフォーでくたびれているのだ。なので、欧州は初の上陸だし、保安上も
装備を軽くする必要があるのだ。そこで、レンズとボディを組わせて半ダースほどにしたい。つまり少数尖鋭で挑むのだ。
コンパクトデジカメはソニーのサイバーショットHX5でほぼ確定である。こいつはバッテリーは旧型だがSDカードが使えるし、なにしろ顔認識AFもお利口さんで夜景スナップでも効果的なのだ。これと妻用のルミックスDMC-FX70を併用する。念のために、何かしらの予備を1~2台携帯すればコンパクトデジカメ大隊の装備は完了だろう。
それでフィルムコンパクトカメラなのだが、コンタックスTVSが候補だ。あまり、新境地の欧州で大っぴらなカメラを携帯したくないのだ。一眼レフは目立ち過ぎだと考えた。コンタックスTVSはバリオゾナーがどうこうという訳でもないのだが、28mmから始まるズームレンズが快適なのだ。個人的にはコンタックスTVSのメリットはズームレンズよりも28mmをカバーしていることな気がする。コンタックスT2は38mmだしな。リコーGR10が28mmで、そういうのが悩み事である。
勿論、一眼レフカメラも装備から外さない。ボディは2台編成とし、24~28mm級広角レンズと50mmF1.8級の明るいレンズを組み合わせようと思っている。ニコンFマウントにするかオリンパスOMマウントにするかが悩みどころだ。前回の帰京で懲りたので、装備はなるべく軽くしたい。中判カメラはフジカGA645Ziが最有力だ。しかし、装備の軽量を優先して中判は外すかもしれない。
既に、コンタックスTVSのコンテンツは公開済みなのだが、新しい画像も加えたので、ご覧いただきたい。
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コメント
先日、まさに液晶がダメになったTVSを落札し損ねたところでした。
モノクロ、いい感じですね。
またちょっと欲しくなりました。
投稿: なお | 2014年1月25日 (土) 12時36分
どもども、なお殿。
液晶不良の個体も価格によっては良い選択肢かもしれません。
あっしのリコーGR10も液晶が怪しくなってきたんですよね。フジフィルムのティアラズームも怪しい。牧歌的な初期のAFコンパクトカメラとか大丈夫なんですが、何かの設計かロットの不具合なんショウかねえ。ミノルタα7000も弱いですね。
モノクロがイイですよね。光源状態によって写りのポリシーがハッキリと変わるのですが、いずれにしろクオリティの高さを感じます。
結構、稼働率が高いカメラなんですが、意外とカラーが多いです。ちょっと、モノクロを増やしたいですね。
投稿: Rikkie | 2014年1月25日 (土) 15時41分
TVSかっこいいですよね~T2も好きでした。
これよりあとのTシリーズはゴムのグリップがなくなって
ちょっと物足りない感じでした。
28mmだとミノルタTC-1も良かったですね。あれはファインダーも良かった。
操作性はGR1の方が良かったけどデザインはもっさりしてて今ひとつでした。
カメジャ読みまくってたなあ。なんていい加減な文章と写真だろうと当時は思いながらも
大きい作例見たさに買ってました。
投稿: はし | 2014年1月25日 (土) 23時54分
どもども、はし殿。
90年代工業製品の良さってありますよね。
昔のカメラに金がかかっていたとは一様に思わないのですが、あまりエコや原価低減にシリアスじゃないので、デザインが鷹揚なのでしょうか。
メルセデスベンツがAクラスやBクラスのセグメントで本気勝負する世知が無い世の中では、現れないでしょう。
ミノルタTC-1は大したもので、今でも高価で安定していますね。ニコンF5やキヤノンEOS1Vよりも遥かに高額です。
我師団の装備はGR10ですが、ちょっと艶やかさに欠けますね。写りは艶やかですけど。一瞬、セクシーに見せるんですが、使ってみるとコンタックスT2やTVSの方が官能を感じるんですよね。
カメラジャーナルは読みました。あっしにとっては、写真はイイ加減なモチベーションでとって、イイ加減な表現で露出して良いものだと認知した点で、出会いは幸運した。
写真が芸術やお偉いセンセイの序列に翻弄されるものだったら、ヤメていたと思います。
投稿: Rikkie | 2014年1月26日 (日) 16時30分
欧州の荷物はコンパクト軽量をお勧めします
とにかくイタリアはスリにひったくりが多いです
地下鉄やバス、観光地で撮影に浮かれているとやられますよ〜
半ダースでも多すぎかと思います
投稿: M | 2014年1月26日 (日) 23時19分
どもども、M殿。
そうですよねえ。セキュリティ上の問題がありますよね。
相手にカメラを持っていると思わせたくないですよね。なので、普通のバックを検討しています。
一眼レフと中判は導入が難しいかもしれないですね。
投稿: Rikkie | 2014年1月27日 (月) 03時16分
おお~TVS!まさに高級コンパクトの代名詞的存在ですよね。
レンズも名に恥じぬ描写で28mmからのズームなんてこれ一台でなんでもござれな無敵アイテムですな。
7500円で液晶も生きてる個体があったらそりゃ買いですw
いや毎度の買い物上手っぷりがうらやましい限り(゚▽゚*)
投稿: 無尽探査機 | 2014年1月30日 (木) 21時33分
現在はコンタックスG1とビオゴン二八ミリが主力で、リコーR1を支援にしていたりするのですが、最近までコンタックスTVSが主力だったので嬉しい評価ですね。
京都セラミックスの寫眞機は残念な中身が多かったりしますけれども、透明体はいいものが散見されると考えます。
ツァイスは『美しい嘘つき』であるところが魅力のひとつだと考えます。
階調の豊かさにハッとさせられることがしばしばあります。
ところで、持っていかれるカメラは三台、多くて四台にされた方がいいのではないでしょうか?
持ち運ぶだけでへとへとになると思わぬ誤算の発生率が格段に上がりますし。
……とは言っても迷われるのでしょうね。
それもまた人生なのかもしれません。
投稿: 輪音 | 2014年2月 3日 (月) 02時47分
どもども、無尽探査機殿。
どうせ買えないから「写真はカメラなんかカルディアズームで沢山で、魅力的な被写体と腕だ」と嘯いていたのですが、やっぱりイイですよ。バリオゾナーは。被写体が躍るようです。
今から考えても、7500円はお買い得でしたね。拙僧からすれば清水物でしたが、良い買い物でした。
投稿: Rikkie | 2014年2月 3日 (月) 05時32分
どもども、輪音殿。
コンタックスG1に28mmか35mmを1本だけってのは、割と長い間の拙僧の課題なんですよね。これさえあれば、カメラ物欲からも離脱できると思っているのですが、甘いでしょうねえ。
ツアイスの色合いは「嘘」かもしれないですが、被写体の記憶をイイ方にすり替えてしまいますね。そのサジ加減が絶妙なのでしょうか。その点、デジの「全くの嘘」と一線を画す点ですか。
モノクロも、コントラストがハッキリとしながらも、諧調が残るんですよね。相反する特性だと思うのですが。単車の黒のタンクのぬめりと銀のエンジンの精密な質感の両立を見ると「参った」という気になりますね。
カメラはせめて4台以下にします。普通のスナップで半ダースは持ち出しますからね。イタリア旅行はセキュリティの面からも軽快にします。
シングル8を持っていく必要がなくなったので、それでも軽くできやすいんですよね。
投稿: Rikkie | 2014年2月 3日 (月) 05時38分
こんにちは。
同スペック?の TVSⅡ を使っています。TVS(初代)は、ファインダーが....、なんですが、レンズはいいですよね。
Rikkieさんがおっしゃるとおり、TVS/TVSⅡ最大のウリは、f:28mmが撮影できる Carl Zeiss レンズ搭載機だと、小生も思っております。
そんなことから、小生も時々持ち出したくなるカメラのひとつで、昨日:2/4関東地方の降雪時に使いましたよ :-)
フィルム2本、出来上がりが楽しみです。
投稿: Weekend Outdoors | 2014年2月 6日 (木) 00時12分
どもども、Weekend Outdoors殿。
35~38mmだと、あと一押しで24mmか28mmの一眼レフを加えたくなるんですよね。そういう意味でも本カメラのレンズは、これ1台という時に自分を説得できます。それで写りは抜群ですからね。
降雪時の写り具合も興味深いですね。光る積雪はレンズにとっては安い仕事ではないですからバリオゾナーの仕事が楽しみです。
ブログを楽しみにしています:)。
投稿: Rikkie | 2014年2月 6日 (木) 08時12分