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2014年3月12日 (水)

スズキ GSR250 と カワサキ Z250

Dscn0034  こないだ「単車屋の試乗会で乗り回した」という夢を見た。なので、以下の感想とかスピードとかは夢の話なので御了承いただきたい。

 乗ったのは「スズキ GSR250」「カワサキ ニンジャ250」「ホンダ CBR400R」「カワサキ Z250」の順だ。帰宅後に妻が

「一人1台って書いてあったよ。」

って言っていたのだが、そんなことは知らなかったな。別に他の客が待っている風も無かったし、店の方も「どんどん乗ってくれ」ってなことを言っていたし。あっしは、そういうのを遠慮しない主義なのだ。

 1Lのカワサキとかもあったのだが遠慮した。拙僧だと倒すかもしれないしな。それにコースは「幹線県道」->「タウンロード」->「農道」->「国道1号」だし、1Lだと持て余す。CBR400Rを試乗した時には、ちゃんと白バイを目視したしな。

Dscn0036 GSR250の第一印象は「でかい」で次が「重い」だ。カタログデータだと装備重量が183kgだから、実際には190kgを切るくらいだろう。拙僧の師団麾下の直協機がCRM250Rとかジェベル250XCだから、取り回しを重く感じるのは仕方ないかな。あ、撮影するのを忘れたので添付画像はカタログの物である。著作権的には怒られそうだが、怒られたら即効で消しますわ。

 パワーソースは2気筒SOHC2バルブの24馬力。なんだかこういうパワーソースを北京とか上海とかで散々見た気がするのだが、本当に中国製だそうだ。そういう意味でいえば無駄にスタイリングがゴージャスなのは漢人好みの気がする。もっとも、爬虫類とか深海魚系のスタイリングは欧州車や北米/欧州向け日本車にもみられるので世界的なムーブメントなのだろう。

 如何なモノかと思うのがクラッチレバーもブレーキレバーも、ちょっと遠いのだ。なので指が痛くなったな。クラッチレバーを握っていないとセルが回さないのも気に入らない。 拙僧はホンダXR-Bajaのクラッチレバーを握ってエンジンをかけたらギアが入っていて、クラッチを話した途端にカタパルトで発艦するF-14みたいにすっ飛んでクランクのオイルポンプの蓋を割ったことがあるのだ。クランクケースその物を割った訳じゃないので、マシな方だけど。とにかく、忘れもしない横田基地の向かいのセブンイレブンから国号16号を押して、最寄りの福生のホンダ店まで押したのだ。本当に山の中じゃなくてよかったけど。とにかく、このGSR250の仕様は生理的に気に入らないな。

Dscn0037 アイドルもそこそこにクラッチをリリース。ぬるぬるっと加速するのだ。なんだかもっさりした単車である。やっぱり車重が重過ぎるのかトルクが細いのかねえ。っと思ってメーターを見たら60km/hオーバーなのよ。あれれ?思った以上にスピードが出るのねえ。信号待ちの3~4台の四ツ輪の左側を2速に落として様子を見てから、信号が青に変わったとことでスロットル全開。一気に四ツ輪の集団を抜けてダッシュ。速いよ、この単車。冷静にダッシュと制動を繰り返すと70km/hあたりまでの加速はジェベル250XCの方がやや速い気がするんだけど、パワーソースの振動やノイズ、エグゾーストが圧倒的にスマート。勿論、エンデューロレースが即OKのDR250Rの血脈である90年代のジェベル250XCと「お行儀」を比べるのはアンフェアだけど。「タウンロード」で5速と6速の6000回転から8000回転からの加速を確かめて「農道」に右折。「農道」は路面コンディションもまあまあで、開けた直線に近いロードなのだ。勿論、タウンカーが点在するけど、2~3台なら一瞬でパスできるしな。パイロンにもならない。ギアを5速に落としてから一気に加速して6速にした時にはミラーの中の蚤だ。ギアが6速で7000回転前後を繰り返してもスムーズ。排気音は気にならないのだが、ややパワーソースのメカニカル的なノイズが安っぽい。とはいえ、CRM250Rやジェベル250XCに比べたらサルーンだな。8000回転から10000回転弱までの加速でメーターは110km/hの若干手前に至る。「国道1号」でダッシュを試みるが10000回転に届かないところが限界だ。いや、パワーソースは、もう少し余裕がありそうだが、流石に白バイが定期偵察する警戒空域だし、借り物の単車だから無理は出来ないな。それに、こういう話ができるのも夢の中の話だからだ。実際の現実の拙僧はジェベル250XCだろうがユーノスロードスターNA8だろうが、1km/hも制限速度を超えたことが無い。

P1000301  とにかく、速いわ、この単車。2014年の250ccが意外と速いのが嬉しくもアリ、ちょっと寂しいな。難点は取り回しが重いのと、スタイリングが悲観的な程にカッコ悪い。このタンクから貼りだしたエラをスズキは「ヒューエルタンクカバー」と言っているらしいのだが、中身は空っぽだそうだ。もっとシンプルにならないかねえ。後日(今日)、カタログを貰いに行って再びよく見たらマフラーが2本出しで更にガッカリ。外装なんか本国の上海のアレでイイから、とにかく軽くしてほしい。パワーソースはSOHCの2バルブなんていうアンティークなモノで十分。あとは鬼ダサいアップハンドルはダウンハンドルに変えてステップをちょっと後ろにして、スロットルのツキをちょっと良くしたらいい単車になるわ。ああ、なんだか結局、拙僧が欲しいのはグース250という気がしてきた。

Img_3161 次に乗ったのがカワサキのニンジャ250である。旧世紀のニフティのFBIKEだったら250ccの2気筒がニンジャなんて信じられないな。ZX-9(ZX-6だったかも)の、どのロットからがニンジャで、そうでなければ認めないとか、ホットなネット戦争を展開していた。拙僧がカナダから帰国した2004年以降、飛躍的にシェアを確保したのがカワサキのニンジャ250だと思える。今どき、単車に乗る若者も珍しいが、ニンジャ250はよく見たし確実に若者が乗っていた。ヤマハR1やスズキGSX-R1400隼に乗るのはオッサンっすよ、悲しいかな。それで拙僧より輪をかけてオッサンが操るヤマハSDR200と拙僧のCRM250Rが若者のニンジャ250をバッサリ抜いてブッチギッてしまう。そういうニンジャ250に乗ってみたかった。ちなみにSDR200のオッサンは後日にスズキのサベージ400というオオムラサキよりも貴重な単車を持ってきたのだが、しっかり速かった。あのオッサンは名のある方なのだろう。三河、恐るべし。とにかく、カワサキは我々がKDX200Rのクランクケースにクーラントが漏れる問題など過去の事のように(過去の事だけど)普通に初心者や女子供が乗っていい単車になっていた。添付画像の最も奥が250で真ん中が400、手前が分からないが750cc以上の逆車じゃないかな。面倒くさそうなコアな店じゃなくて、普通の単車屋でこんなにカワサキグリーンが眺めることができる21世紀だ。

P1030079 とにかく、乗ってみないとな。ちなみにタイ王国製。タイカワサキと言えば、拙僧が八王子在住時代も好き物がニーズを形成していて「ビタミンを飲み過ぎたスーパーカブ」とかKR150とかをイチイチ輸入している個人ショップもあった。当たり前だが、ニンジャ250は正規輸入だ。カワサキの公式HPを見たらニンジャ250とニンジャ250Rがあるらしいのだが、拙僧の乗った個体がどっちかわからない。大して変わらないだろう。

 カワサキの公式HPでは車重が172kgらしいのだが、とてもフルタンクの重量だとは思えないので乾燥重量だろうな。フルタンクならGSR250と同じか、ちょっと軽いくらいだろう。GSR250に比べるとスタイリングに謙虚を感じるのでスリムに見えるが、取り回しの重さは大して変わらないかな。クラッチをリリースすると「トンッ」と唐突に単車が前に出るので一瞬ビックリする。結構、ピーキーなパワーソースなのからと思ったのだが、最初だけで、女子供もすぐに慣れるだろうな。パワーソースは2気筒DOHCの31馬力とGSR250よりリッチ。しかし、速いかというとそうでもないな。5速にしろ6速にしろ7000回転からバイブレーションが激しくなる。スロットルの付きがイイ感じがするので走っている気にはなるけど、ただ節度がないだけという気がするな。30km/hから110km/h手前まで引っ張ってみたけど、演出がその気にさせるけどメーターはGSR250と大して変わらないなあ。いや、ハッキリ言うと同じくらい運転に人間的なパワーを集中するとしたらGSR250の方が速いな。スズキのメーターが嘘を言っているのでなければGSR250の方がスピードは出ている。高速道路を使う方ならカウルの恩恵があるのかもしれないけど。念のために付け加えるが、夢の中の話だ。

 次に乗ったのがホンダCBR400R。勿論、「あのカムギアトレーンのCRB400RR」とは全く無関係。2気筒DOHCで46馬力、車両重量が192kgというから、これはフルタンクに近いんじゃないかな。一言で言うと、ワザワザ車検の必要な400ccに乗る必要は無いっすよ。250ccと比べて大して速くないし。勿論、余裕があってトップで100km/h前後のスピードの時にエンジン回転数が1000回転くらい低い回転数なんだけど、それだけかなあ。ロングツーリングとかだと、かなり疲れ具合が変わってくるかもしれないけど。ターンパイクを攻めるなら21世紀の排ガス規制より前の程度のいいCBR400RRかGSX-R400を探す方がイイかなあ。かなり苦労する仕事になると思うけど、箱根新道を60~80km/hからのコーナーの脱出とか、絶対に期待はずれな気がする。同じ金を払うなら中古のFZ6フェザーの方が遥かに幸せな気分になる気がする。念のために言っておきますが、夢の中の話ですからね。

Dscn0039 最後にカワサキのZ250である。別に「ララバイ」も「湘爆」も関係なく、ニンジャ250のカウルレスバージョンだ。後日(今日だけど)に貰ってきたパンフレットも気合が入っているな。カウルが無いだけ取り回しが楽。拙僧はスズキのウルフ50から同じくスズキのGSX-400Rインパルスへ遷移したのでフルカウルの単車は所有したことが無い。なのでニンジャ250よりはZ250の方が親近感を持つ。パワーソースは2気筒DOHCで31馬力。車重は168kgとニンジャより少し軽い。本気で250ccクラスの単車を120km/hオーバーで走りたい方は別として、峠や山間道をイニシアティブを確保しながら走るならZ250の方が楽なんじゃないかしら。

Dscn0040

  結論から言うとZ250よりもGSR250の方が速いっすね。同じようなロードクオリティだと6速で8000~9000回転でGSR250の方が10km/hくらい速い。確かにバイブレーションやエグゾーストの演出がカワサキの方が官能的なので「その気」にさせるけど、メーターはシリアスにGSR250の方が速い。

 

 

R0010328 乗り比べた限りではスズキのGSR250が1段速い。確かにメカニカルなノイズが安っぽかったり、あのシリンダーのメッキは早々に剥がれることが容易に想像できるけど、不思議と速い。でも、なんだかスズキの単車ってそういう単車だった気もしますな。安っぽいんだが速いという。

 しかし、GSR250は絶望的にカッコ悪い。どうせ上海じゃ実用車として売っているんだろうから、そのままの外装とパッケージで安く売ってほしい。

 安めなスズキを駆り、北京郊外の昌平あたりの農道で宝馬(BMW)をぶち抜く。正しい青春ではありませんか。

 余談だけど、今日の三河はちょっと晴れ間が見えたら視界不良になる程の降雪になったりクレイジーな天気だったのよ。クレイジーなのはそういう天候でもジェベル250XCで呑気に横綱ラーメンを喰っている拙僧って気もすけど。

 その凍えそうな国道1号で赤のゼルビスに会ったのよね。しかもタンデム。娘さんの方がキャップヘルなのは兎も角、ストッキング丸出しなのよねえ。寒くないのかねえ。いや、ハートはホットか。15年も前の靖国通りを思い出して観ていたらライダー君と目が合っちゃってねえ。思わずニッコリしちまったよ。

Photo_2  雪だろうと灼熱だろうと、排気量なんかは無関係に単車を転がしているのが主人公だ。あらゆる、地球上でな。

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コメント

初めてコメントします。シメのセリフがかっけ〜!

投稿: | 2014年3月10日 (月) 22時13分

どもども。

コメント、ありがとうございます。

単車乗りってのは、転がしている時に「今、世界で一番カッコいいのは俺だな」と思ってしまう本能があるのではないでしょうか。

今でも信号待ちで他の単車(スクーターとアメリカンは除く)と並ぶと、ちょっとときめいちゃうんですよね。

40(歳)も過ぎて何をやっているのだかとも思うのですが。

投稿: Rikkie | 2014年3月11日 (火) 09時43分

>転がしている時に「今、世界で一番カッコいいのは俺だな」
 頭の中では"ローズマリー・バトラー"の歌声が鳴り響く・・・、
 まさに"Riding High"!・・・恥かしぃ~^^;)。

投稿: 鍛冶屋 | 2014年3月11日 (火) 10時39分

どもども、鍛冶屋殿。

流石にあっしは「ハイウェイ・スター」の世代ですねえ。ギリギリですが。

夢の中の試乗会では「恋する~」が流れていました。ああ、ダメだ。ブランキー・ジェット・シティとハイロウズで元の道に戻らないと。

投稿: Rikkie | 2014年3月11日 (火) 18時08分

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