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2014年4月30日 (水)

コニカ C35AF(ジャスピンコニカ)

Dscn0611 「世界初の量産型AFカメラ」である。輝かしい称号であり、歴史的にも重要なマイルストーンである。拙僧の「プラカメ」をポリシーとしたブログは、本来はこのようなカメラに着目すべきだ。なのに、本カメラのコンテンツを作ったことも忘れていた。もしかしたら重複報告になっちゃうかもしれないけど、そこは暖かい目で見ていただきたい。

 1977年の発売である。既にAFの牧歌的な技術は一定の成果を出しており、米ハウネルによるモジュールも量産体制(もしくは、その目処)が出来上がっていたが、実際にカメラに実装するとなると、何かと大変だったようだ。コニカがハウネルと契約した時には、主要光学機器メーカーに完全に出遅れていたらしい。

Dscn0614 伝説ではコニカの当時の社長から「普及クラスのコンパクトカメラに実装するように」 と厳命があったそうだ。複数のメーカーは一眼レフのAF化を想定してたのだが、何せ黎明期のAFモジュールだから大した精度ではない。一眼レフカメラのファインダーだと大雑把なフォーカシングが分かっちゃう。当時は一眼レフカメラを買うのはちょっとした投資だったし、ユーザーの感度も高かったからシリアスな評価になってしまう。しかし、コンパクトカメラなら広角レンズで絞り込めば、大体な感じでも構わないのだ。その辺の割り切りはC35EF(ピッカリコニカ)でも功を奏している。コニカの電溶であり、今風で言うと「ちょっとしたレシピやノウハウのようなもの」だな。

Image3その後、一眼レフもAF化するのだが、ひとまずヤッツケ的なブツを出しては批判の対象になった。やはり、コニカの選択肢は妥当だったのだろう。現在の視点だと、流石に本カメラのAFは大体な感じである。しかし、レンズがそこそこいいのか、時折絶妙な描写をする。流石ヘキサノンだな。安定感からするとピッカリコニカかC35なのだが、一種のロモグラフィーだと思えば目くじらを立てることもないだろう。

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2014年4月26日 (土)

ニコン クールピクスS6000

Dscn3885 幾つかの国内メーカーが廉価カメラ市場からの撤退を表明した。個人的にもGEとか愛国者なんかと我が国のカメラが競争するのは不毛だと思うので、賢明な判断だろう。本カメラが「廉価カメラ」のジャンルに入るのかちょっと微妙だ。そこそこお金のかかったカメラだと思うのだが、発売から数か月後には2.3万円くらいで売られていたらしい。商売にならないよなあ。

Dscn0674 本カメラはレンズ前玉に大傷があり、撮影結果に影響を及ぼすほどのジャンク物件である。掲載画像ではそれほどの影響を感じないが、これは画像圧縮ソフトの「縮専」が優秀なのだろう。

 コンテンツではちょっとした問題提起をしている。ご覧いただくと幸いだ。

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2014年4月23日 (水)

ニコン クールピクスS3300

Dscn0208 高級感や質感を問うようなカメラではないが、それなりに整った美しいカメラである。2012年に登場したカメラとしては、撮影そのもののレズポンスは悪いものではないのだが、記録に時間がかかり過ぎて、運用に制限が生じるかもしれない。しかし、1600万画素級コンパクトデジカメとしては恐ろしく安い価格帯で量販店に並んでいたらしいので、カメラからすれば文句を言われる筋合いは無いだろう。

Dscn0055 かなり強烈な画像補正で撮像素子やレンズのパワー不足を補正している形跡もあるが、これだけ写れば不満は無い。

 もっと情緒的な画像を撮影したいのなら、少なくても5倍以上の投資をするべきだろうな。

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2014年4月18日 (金)

2014年春季名古屋中古カメラ大バーゲン戦争第一次会戦

Imgp1963  かつて我らが老赤兵同志(クラスナヤ・ベテラーニ・タバーリシチ)が解放した同胞(ドルジーバ)の地が脅威に曝されている。 ガス代もロクに払わない兎斯楽偽政府を打倒し、帝国主義者の悪魔どもから同胞を解放するときが来た。 幸いにも我軍は東方の要衝地に部隊の展開を完了した。カテゴリーの低い辺境の我師団も動員を受けたが(定員には満たないものの)十分な装備で編成を完了した。方面軍麾下の親衛空中機動旅団の先兵に続きカフカス山脈を越える。白雪姫作戦(オペレイツイア・スネグラーチカ)の発動である。

Dscn0958  という嘘を広げようとしたのですが諦めました。ちょっと悪いチリの安ワインを半分以上飲んじゃって、そうでなくても不安定な文体が崩壊しそうなんですよね。最近はチリの安ワインも飲めたものなんですが、久しぶりにダメなのを引きましたね。よく見たら口上書きに「ジャムとキャラメルの甘い風味」とか書いてある。そんな罠を見逃すとは、拙僧も迂闊なのでしょう。やっぱり、少なくても葡萄の品種が書いてないと安心できないですね。念のために明示しますが、上記のキリル語風とか漢語風とかはイイ加減です。スネグラーチカさんはキリル人のサンタさん(?)の娘さんで「雪娘」とか「雪姫」とか訳すのが多いのですが、アフガン戦争を題材にしていたキリル人のチンピラ映画が「白雪姫」と訳していたんで、そんなに勘違いでもないでしょう。

Dscn0959 今次会戦では拙僧にしては師団の編成に余裕があった。勿論、資金的には切迫しているのだが、丁度良い具合にネットオークションで優良物件が捌けたのだ。ターム的に幸運だった。師団の本陣は戦場である名古屋は栄高地に作戦発動時間よりも前に到着した。玄関口がオープンになる前に待つなどというのは、しばしば行軍に支障の出る拙僧の雑多は編成の師団では稀なことで、思わずガンプラブームを思い出したな。 既に前祖国防衛戦争の古参兵が半ダースほど待機していた。そのうち、新兵も到着して作戦発動時には1.5ダースくらいの「それらしい連中(拙僧を含む)」が集結。革命歴100年(?)4月17日10:00、作戦発動である。

 玄関口の割といい位置に布陣した拙僧の師団だったが、老紅兵に先軍を許してしまう。早足でエスカレーターを登る老紅兵だが、やはり御歳がらか疲労の為に突撃が滞ってしまい、結局、拙僧や新兵に追いつかれてしまったな。もっとも、拙僧も行軍は間に合ったがメモ用のデジカメを忘れてしまい、何かと迂闊なのだ。話が長くなってきたので戦果を報告させていただく。ちょっと記憶が怪しいが撃破順である。

・ AF-Sニッコール18~200mmF3.5~5.6G (フィルター枠破損、埃有) - 500円

・キヤノン AV-1 + FD50mmF1.8 (動作品) - 300円

・シグマ 50mmF2.8マクロ (FDマウント、Zen仕上げ崩壊) - 300円

・フジ写真光学 フジナールW 15cmF6.3 (ホースマン4x5ボード付き?、スロー怪しい) - 3000円

・ビスカワイド16 ST-D (スプール、UVフィルター付き) - 3000円

・キング スプール + ベルト + 軸棒 - 200円

・レイノックス 映写機ランプ8V50W(フジカスコープM25他用) - 500円

・オートタムロン 135mmF2.8 (プラクチカマウント旧アダプトール付き、若干カビ) - 500円

・フジフィルム プロ400 (2010年期限切れ)x6 - 100円

・ニコン ライカ判カートリッジ - 100円

・ニコン フォーカシングスクリーン FA・FE2用 (TYPE B2)x2 - 100円

・ニコン フォーカシングスクリーン FA・FE2用 (多分、方眼) - 100円

・ニコン フォーカシングスクリーン F501用 (TYPE J) - 100円

・オリンパス フォーカシングスクリーン 機種不明 (中央プリズム?) - 100円

・ペンタックス リバースアダプター K - 100円

・OPTIS 単眼スコープ 4x12 - 100円

・4x5用フィルムホルダーx2 - 100円

・Rexer Cマウントアダプター(?) - 100円

・メーカー不明 ダークバック - 100円

・ヘキサノン 135mmF3.5 (コニカFマウント) - 1000円

・CAMERA COLLECTOR NEWS (同人誌?)x5 - 100円

Dscn0967 ブツは丸栄の紙袋に詰め込んでいたのだが、先ほど戦果確認の為に広げたら軽く線香の香りがして泣きたくなったな。何れ我々を受け入れてくださるエリアの話なので大した問題じゃないけど。戦前のツアイスのファーストオーナーなんて、確実にバルハラに栄転なさっているんだから。

 戦果で最も興味深いのはビスカワイド16であろう。拙僧も戦場を忘れて笑ってしまった。 3年前だったら実際に撮影するかどうかは兎も角、好事家(我々のことだ)向けに2万円を切るのも珍しかった。これの詳細は後日にさせていただきたい。ミノルタ16用に切ったフィルムだと長さが足りないのはイイとして、問題はキングのベルトを改造した自作の16mmフィルム用ベルトの長さが足りなさそうなのだ。

Dscn1120  奇襲で始まった戦闘は速やかに乱戦となった。やたらと小物が多いのから、戦場の混乱ブリを確認できる。同人誌を除いた100円物件は同じセラーボックスで確保したものだ。100円均一のジャンクアクセサリーの山に拙僧は師団の統制が不可能だった。気づくと、隣の若者が110判やらAPSやらを含んだ期限切れフィルムが山となった小籠で悩んでいるのだ。拙僧は速やかにオートバイ隊とBRDM-2で編成した武威偵察隊を編成し、使えそうな具合の期限切れのフジフィルムのプロ400を全て確保。2003年に期限が切れたプロビアとか、90年代の遺物とかを残して瞬く間に撤収。新兵の若者は抵抗も出来なかったが、機動の確保が戦場の勝利者であり、敗北者は去るのみだ。

Dscn0994_2 冷静に考えるとFD50mmF1.8付きのキヤノンAV-1が300円ていうのは、歓喜よりも退廃って感じだよな。フィルター枠が破損しているからとはいえ、デジ時代のVRニッコール光学10倍ズームレンズが500円ってどうよ。ニコンD70Sに付けても使えそうなんだけど。しかし、戦場の狂喜は感傷を許さない。フジナール15cmF6.3が3000円は安いのかなあ。なんだか、相場って形成しているのかねえ。速度戦優位だったのでロクに考えもしなかったのだが、レンズボードも多分だけどホースマンの4x5用だなあ。ハンマートーンのテクスチャーからホースマンは想像できるのだが。拙僧の師団配備のトヨビューにもホースマンプレス670にも使えないなあ。最初はスローが怪しかった「SEIKOSHA-SLX」も弄っているうちに大丈夫になったみたい。こういうのってレンズを外すかシャッターごとレンズボードから外すとトヨビューかホースマンプレスで使えるのかねえ。わかんないっすよ。拙僧だって、まさか21世紀も干支を一周して大判使うとは思わなかったから。ダークバックや4x5フィルムホルダーを確保したのも、トヨビュー運用で惨敗が確定しても、夢を見ちゃうのよね。

Dscn1081 ああ、長くなったので巻かないと。OPTISというブランドは全く知らなかったのだが、以前からコンパクトな単眼スコープが欲しかったから確保。100円だしねえ。「KAKAO ENDO’S 70 YEARS OLD」と印刷されているのが、多めに訳が分からなくて素敵。新品同様で綺麗なケース付き。70歳の高尾さんは実際に1度でも使ったのかしら。

 色々と突っ込みどころがあるんだが、徐々に展開させていただきたい。

 戦争は来週の水曜日まで継続するのだが、第2次会戦があるのか。幸いとなのか日曜日にも名古屋に所用があるのだが。

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2014年4月16日 (水)

去らば「フジフィルム プレスト400」 残れ「コダック トライX」

Dscn2689_2  先週末に「奥三河ビレッジ春祭り作戦」 が勃発した。我が師団は先々週の5日間にわたる「西三河桜祭り作戦」にて、既に備蓄フィルムを消耗していた。キタムラに行けばフジフィルムのフィルムが手に入る。しかし、今回のような「祭り系作戦」は師団の正規予算からではなく、拙僧の裁量内での出費になるのだ。なので、なるべく出血を押さえる為に、キタムラ.comでネット注文するのだ。ネット会員で安くなって、更にフォト会員カードで安くなってポイントも付くしな。僅かな差だが、拙僧にとっては大きいのだ。楽凱のラッキーパンが終了となり、安価のフィルムをロット買い出来なくなってから、運用費が跳ね上がって泣きそうよ。先の「西三河桜祭り作戦」でフジフィルムのモノクロフィルムを消費したので、今回は予備で備蓄していたコダックのモノクロフィルムを動員した。どういう訳か、拙僧の定期偵察するキタムラの120判フィルムはT-MAX400が標準供給なのだ。今どき、三河のローカル店が120判のモノクロフィルムを常備するだけでありがたい。拙僧も含めて、あの店で120判モノクロフィルムを買うのは3名位らしい。現像液も、予めD-76を用意しておいた。拙僧はTMAXだろうがトライXだろうが平気でSPDで処理するのだが、ここは戦意高揚というやつだ。

Dscn2708_2 打撃軍の編成は下記の通り。

・マミヤ M645 1000S + セコール 55mmF2.8
・ニコン U2 + シグマ 24mmF2.8 + シグマ 90mmF2.8マクロ
・マミヤ ZEクオーツ + 135mmF3.5
・リコー AD-1
・ニコン RD(ピカイチルポ)

・ニコン クールピクスS600
・ミノルタ ディマージュG400(未投入)

最近の拙僧の課題は投入戦力の軽減なのだが、全く成果が無いな。最大でも同時運用は3台と決めていたのだが、気づくと一眼レフカメラ(マミヤM645を含む)を3台首にぶら下げて、コンパクトカメラを両手に持ってウロウロするのだ。今回の祭りは朝6:00から夕方まで5~6台の山車が、時折、左右に車体を蛇行させながら国道(旧道)を含むビレッジ内を周回する。朝からベロンベロンに酔っぱらった粋な兄さんたちが山車をうねらせるので、挙動不審の拙僧は2時間ほどの戦闘で、警戒される前に戦場を後にしたよ。

 

Dscn2702_2

 拙僧が直協機であるジェベル250XCにて駐屯地を発し、前線のビレッジ駐車場に着いたのが9:30だった。そのビレッジでは春以外でも山車の出る祭りがあるのだが、それに比べると駐車場は閑散としていた。実際に作戦稼働中のギャラリーの数も少なかったように感じる。天候は曇で単車だと震える程だった。本来なら革ジャンを着るのが相応なのだが、撮影機動に支障があると思って、パーカー+ナイロンジャケット(ユノカル)で出動したのだ。なので、コンテンツを綴っている現在、ちょっと風邪気味である。

Dscn2724 参戦した他部隊の装備を見ても、一部でキヤノンに白レンズを装備する優良部隊もあったが禁衛府麾下のものとは思えなかった。当日は半田や常滑でも大掛かりな「山車祭り作戦」が勃発していたので、このビレッジに参戦した部隊は決戦部隊ではなく、陽動部隊だったのかもしれないな。旧式の装備が目立ち、ニコンF50を装備する老紅旗の方もいらっしゃった。恐らく、名のある方なのだろう。勿論、装備のローテクぶりは拙僧の師団が著しいのだけど。

 最近、マミヤM645の調子がイマイチなので、ちゃんと写っているか、ちょっと心配である。それと、マミヤZEの具合が明らかにおかしかった。本ブログの執筆の現在、まだ現像していないのだが、ひとまず写っていることを祈る。

Dscn0827 さて、今年の初め頃から戦場に不吉な噂が流れた。なんと、我々の「血の塩」であるフジフィルのプレスト400の供給が終了となるらしい。その噂はキタムラでも不明瞭だったが、悪夢の如く現実となった。フジフィルムによると最終供給が今年の6月らしい。これで、フジフィルムから供給を受けるモノクロフィルムはアクロスだけとなった。前線の天候が不確定の場合、プレスト400が頼れる守護天使だった。晴天下の深みはアクロスだが、悪天候や日没時の驚くほどのキレの粘りはプレスト400だったのだ。これで、キタムラで手に入るのISO400のモノクロフィルムはコダックのトライXとT-MAX400だけになった(あと、BW400CNか)。

1676761_img  イルフォードやケントメアという選択肢もあるだろうが、拙僧のような地方に駐屯する者にとってはキタムラで手に入るのが死活問題なのだ。プレスト400の3本パックに比べて、トライXの3本パックは末端価格が400円くらい上がってしまうのも悩みなのだが、コダックのフィルム供給がどこまで安定的なのか、不安である。

 しかし、我々は手持ちで戦争を継続するしかないのだ。

Image93追記:

 拙僧のやっつけ仕事の割には、そこそこ現像は満足なモノだった。

 それにしても200円のニコンRD(ピカイチルポ)とトライXの組わせの見事なことか。1800万画素級のコンパクトデジカメと比べるのもナンセンスだけど。

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2014年4月12日 (土)

デボネア(ダイアナ”原型機”)

Dscn8771_2 いまだに「フィルムトイカメ」は健全なジャンルらしい。中判トイカメラはホルガとダイアナがメジャーであり、もっともプリミティブなモデルでも新品だと6000円くらいする。120判カラーネガの安い方でも5本セットで2400円くらいするし、コダックのポートラ160だと5000円委譲するからな。本カメラのような簡易カメラに投資するのは気合が入っているのか、モノの良さと投資価値がよく分かっていないのか、拙僧も断定できない。

本カメラはロモグラフィーの「復刻版ダイアナ+」ではなく、60年代の香港で製造したと思われる「原型機」である。「デボネア」という別名を使っているが、我国のボルタ判やミゼット判の簡易カメラと同様な次第だろう。

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2014年4月 9日 (水)

モノクロフィルムとデジカメで撮る桜花

Cimg2113 桜という花は好きだ。その桜花が一斉に散る様に人生や命の扱いを重ねるのは好きではないが、それは人間が勝手にやっていることだから、桜の美しさのマイナス 要因とはならないな。今年はソメイヨシノだけで3日連続で撮影した。河津桜や枝垂桜も合わせると、デジカメも含めて18台以上のカメラを動員し、フィルムを9本を消費した。まだ、未現像のフィルムが4本残っている。

Image45

 カメラと言っても、酷い代物も含んでいるので、必ずしも桜の美しさを残すことができたとは言えないのだが。以前はそれほど桜は好きでもなかった。特に川沿いや山肌に連なった桜が一斉に咲くのを特に好んでいなかったのだが、現在では好きだ。年齢を重ねた心境の変化なのだろう。

Dscn2879  つまり桜が散るように自分の人生の散るスケジュールが見え始めたのだろう。そういうのが嫌だとイイながら、拙僧も中年だからね。それでシンパシーも感じるのだろう。

 流石に人生のおさらいをするには早いだろうし生意気だろうが、そろそろ年齢相応の認識を持って言動に注意しなければな。

Image1

 そういう意味で言うと、トヨビューで撮影した4x5のネガが4枚中3枚は未露光で、しかも写っている唯一のネガも二重露光しているって、どうっすか。それで現像代が2600円くらいなんですよ。当日、ドラフティングテープとペンを忘れちゃった拙僧が悪いんですが、ホルダーを外すと露光した面を忘れちゃうんですよね。余りの記憶能力の無さに泣きたくなるんですが。なので、露光面にドラフティングテープを貼ってペンでメモをするんですよ。

Image4_2Image24  それ以外にも拙僧はドラフティングテープを良く使うので、残りが無くなってきたのだ。それで三河某市のDIYショップや100円ショップを探しまくったんですが、ドラフティングテープが無いんですよ。今どき、製図版で図面を引く方何ていらっしゃらないんでしょうか。アマゾンにはあったんですが500円くらいするんでねえ。幸い、1店だけマスキングテープを置いてある100円ショップを見つけたので、それを3個確保しましたよ。

Image70 モノクロフィルムで撮影するとかドラフターで製図するとか、アンティークすぎて、そろそろ散ってしまうかもしれないな。桜のように。

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2014年4月 5日 (土)

アップル iPad Air

Dscf3221 拙僧がBASICやZ80系のマシン語からFORTRAN言語などを経由して辿り着いたのがC言語だった。16bitパソコンで動く牧歌的なアプリケーションを書いていたうちは良かったのだが、OSがUNIXへと等級が上がると途端に「互換性」という大問題に悩むことになる。「ジェラシックパーク」でCGが凄いらしいということで、その辺のスキルを拙僧は求めた。なので、大久保でもかなり危険な立地の専門学校に決めたのも、「ジェラシックパーク」で使っていたシリコングラフィクスのワークステーション「インディゴ」が使えたからだ。当時としては置いてあるだけで大したものだった。とはいっても、満足なアプリケーションもライブラリーも無いから、自分で調べて「OpenGL」で書いたわよ。いや、当時は「Open」の冠が無かった気がする。

Dscf3227  デザイナー気取りの連中はアップルを使っていたんだけど、当時のパソコンだと2次元(2D)画像を扱うのが限界だった。いや、アップルというかマッキントッシュは高価だったから、誰かに借りるとか、実際に自分で持っていたのは稀だった。国民機のPC-98系が普通だった時代である。だからマッピング用画像やテクスチャパターン、「春麗さん(当然、アラワナ姿だったろう)」をそういうのが好きな連中が描いていた(らしい)。拙僧が作りたかったのは3次元(3D)モデリングソフトだったから、アップルには用が無かった。3次元モデリングソフトというのは3次元CADに近いものだと想像していただきたい。調べるっていったって埼玉県でx番目に馬鹿な工業高校を卒業して「コンピュータグラフィクス科」なんていう怪しげな科目がある専門学校を選択した拙僧の脳の性能なんてたかが知れていたしな。それなりの専門誌のサンプルプログラムを書いたってシリコングラフィクスだと動かなかった。なので、拙僧がなによりも渇望したのは、書いたままで動くプログラムやOSの「互換性」だった。

Dscf3228 その専門学校のコンピュータグラフィクス科にはアメリカ人講師がいた。なんでも、初期の3次元CG画像のプログラミングに関わったらしい。かなりの革新的なプロジェクトに関わりながら本国では開花せず、極東に流れるアメリカ人は90年代の当時も現在も、大して稀なケースではないだろう。彼は、彼が作った3次元の球体が振り子運動するプリミティブなプログラムをサンプルとして公開した。勿論、速攻でコピーですよ。拙僧がかき集めた知識を駆使して、球体が振り子運動するだけのプログラムを、それなりの3次元モデリングソフトにでっち上げましたよ。でも、拙僧は英語が分からないから、コメントとか、そのままにしたのよね。なので拙僧のプロググラムを見た美国同志の講師が

「このプログラムは見たことがあります。」

と呆れていたな。60名くらいいた(実際に出席していたのは1/3くらいかなあ)生徒の中で3次元モデリングソフトをひとまず作ったのは拙僧も含めて3名くらいだった。勿論、他の2名はちゃんとしたソフトで拙僧のはコピペででっちあげものである。STAP細胞の理系女子をとやかく言うつもりはない。でも、インターネットどころかパソコン通信ですら一般的に認知されていなかった時代のことである。それで教師や他生徒からの評価が落ちるかというと、そうでもなかった。時代が現在のようなエゲツナイくグローバルでなかった幸運だ。

Dscn0402 そのでっち上げたソフトはそこそこの出来だったので、その後の10年間の喰いップちの基にはなった。お蔭で拙僧は今でもvi系のテキストエディタを使っている。アンティークだねえ。社会に出てからマッキントッシュ信者に出会うこともあったが、そういうのは事務部門とか管理部門(パソコンのOSに拘る程度の序列だ)の連中の言い草だった。拙僧から言わせればアップル(というかマッキントッシュ)の優位なんてのはユーザインターフェイスの問題で、プログラミング技術者の端くれの拙僧から言わせれば取るに足らない戯言だった。実際、UNIXからパソコンへの移植で苦労させられたし、拙僧は気の利いたGUIなんかよりも「親和性」という言葉を信仰した。ユニーク性なんてのはガイナックスのアニメを喜ぶ連中の御遊びだ。だから生涯、アップルとは無縁でいるつもりでいた。

Dscn0400 なんだけど降ってしまったよ。A系48軍による包囲といい、拙僧は師団運用に隙がるのかしら。拙僧は雑なので即効でプロテクターを確保。「UaG」 というブランドは知らないんだけど、アマゾンでマシなのを選択したのだ。そこそこ耐衝撃性や防水を謳っているようだけど、どこまであてになるのかねえ。

 拙僧が展開しようとしているビジネスモデルの都合上、スマートフォンを避けるのが難しくなってきてしまったのだ。しかし、あのセセコマシイ液晶ビュワーに「よよい」みたいに指を走らせるのが気に入らない。なにしろ使用料金が高すぎる。拙僧の師団が既存装備しているガラケーは基本料金が月当たり1580円とかなのよ。 拙僧は通話もほとんどしないし、使うのはCメールくらい。毎日、妻にラブリーなCメールを送っているけど、それはタダだしな。仮にスマートフォンを導入したとしても、それで通話やネットを使うかというと絶対に使わない。使い慣れたガラケーを手放すのも惜しいし。

Dscn0589 しかし、拙僧の基本的な戦術は奇襲だ。だからこそ、実際の編成は旧式装備の諸兵科連合ながらも「遊撃師団」の冠を抱いている。それには短期的にも中長期的にもスマートフォンを避けるのが難しい。たまたま、冷やかしで量販店の店員に聞くとタブレット端末という選択肢の提案を受けた。そのオッサンの話だと、将来的にスマートフォンを夫婦2台で持つよりは、ガラケーを継続してタブレット端末を1台増やした方がコスト安だという。そんな気の利いたアイデアはAuショップの小奇麗な田舎の娘さんからは受けることはできなかった。折りしも消費税率アップ戦役の真っ最中であった。拙僧の主力PCは2年落ちの富士通で、何かと不具合が発生し、やや不安定なのだ。電源を投入してからブラウザが起動可能な状態になるまで、コーヒーを1杯ドリップするくらい時間がかかる。多分、仮想ページか何かの領域を確保するときに失敗してリトライするんだと思うんだけど。しかし、装備更新するほど、我師団は裕福ではない。初夏のイタリア旅行で「ユーノスロードスターNA8登録費込み」くらいの出血を予定しているしな。 なので気さくに起動するタブレット端末を追加するのはいいアイデアな気がしてきた。幸い師団長兼小紅旗の妻も関心深いようだった。なので、作戦を発動したのだ。

Dscn0574 拙僧が欲したのは「ユーザーフレンドリーなGUI」などという子供だましではない。少なくてもPDFファイルとマイクロソフトのOfficeのファイル、とりわけパワーポイントのファイルが開けないとビジネスでは使い物にならない。そういうことはAuショップの「三河の5番目か6番目にカワイイ子」なお顔のクオリティを持った女子店員からは絶対に明瞭な回答を得ることができないな。しかし、そこは百戦錬磨のオッサンであった。オッサンによれば(いや、彼は拙僧よりも年下かもしれない)DPFファイルにしろOfficeのファイルにしろ、編集は出来ないが表示は出来るという。それだけで、商売としては十分である。店頭には「iPad mini」と「iPad Air」が並んでおり、携帯に有利な「iPad mini」が有力と思えた。しかし、在庫がないというのだ。なので消極的な理由で「iPad Air」を選択したのだが、実際に運用してみると良い選択だったと思える。店頭で弄っている時にはPCとは全く異なる運用を想定していたのだが、実際にブラウザを表示すると極めてPCに近い運用を拙僧は求めるのだ。

Dscn0575  なので、プロテクトカバーの次には早々にキーボードを求めた。拙僧は乱暴なのでノートパソコンのキーボードもすぐに壊すのよ。現在もハードオフで315円で買ってきたUSBの外付けキーボードを富士通のノートパソコンに付けている。拙僧が使うと「Aキー」とか「Ctrlキー」とか、1年くらいで印刷が切れて見えなくなるか物理的に壊すのよね。なので、iPadの仮想キーボードを使っていたら2年以内にボディの何かしらを壊すと予想できた。気づくと、拙僧は仮想キーボードを両手打ちしているのだが、妻に言わせるとiPadもスマートフォンも指一本で操作するモノらしい。それに実際に使っている方はご存じだと思うのだが、タッチパネルだとスペルの真ん中にカーソルを置くのが凄く面倒なのよ。なのでカーソルキーは必須だったのだ。

Dscn0404  話を少し戻すと、拙僧はユニーク性というか独自色でイイ気になってるアップルが嫌いだった。なのでアンドロイド端末も検討したのだが、これが絶対に後悔すると思えるほど使い勝手が悪いのだ。とにかく、タッチパネルのレスポンスが悪い。店員氏は

「アンドロイド端末をお求めになるお客様も結局、iPadに戻ります。」

と仰っていたが、満更、嘘ではないな。ハードウェアにケチっているとは思えないのでタッチパネルを前提としたOSの設計が甘いのだろう。アップルも信用できないが、グーグルだって信用できないしな。なのでiPadを選択した。だから、契約時にも「絶対に端末にクレジットカード番号を入力しないから」と念を押したのだ。それでも、運用可能だというのが店員氏の説明なのよ。あのうさん臭い「アップルストア」もプリペイドで利用できるはずなのだ。ちなみに、ちょっとした事情でヘルプサービスに電話したら、安直にクレジットカード番号の入力を指示したので、ちょっとゴネたんですよ。そしたら、やっぱりプリペイドで問題なかった。簡単に信用しちゃダメですよ。

 目下の悩みはキーボードに「全角」と「半角(アルファベット)」の切り替えキーが無い事なのだが、そのうち攻略するつもりだ。

 しかし、iPadを(多分、スマートフォンも)使いこなすのに凄く課題が多いんだけど、皆さんはよく使っていらっしゃるなあ。

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2014年4月 2日 (水)

エプソン L-500V

Dscn5949 エプソンといえば「かめらのキタムラ」で見かけても、キヤノンと二分するプリンタのインクカートリッジくらいだろう。そのエプソンがかつて自社ブランドのデジカメを販売していたのは、拙僧のブログでも何度も紹介させていただいた。拙僧の手持ちではCP-900系のモデルが残っているのだが、エプソンの開発した実質的に最後のモデルが本カメラである。エプソンが、コシナとのタッグで実現したMマウント距離計連動デジカメのR-D1を何時頃まで生産していたのか、或いは今でも生産しているのか知らない。所詮、拙僧に届く代物ではない。

Epsn0599 エプソンのデジカメといえば、発色もスタイリングも攻めている姿勢が高評価だった。いや、発色の攻め具合は評価に値するが、 スタイリングはどうかしら。インターフェイスも考え過ぎて取っつきにくかったりするのだが、旧世紀のデジカメってのはそんなものだったのだ。どこのメーカーも手探りだった。

 本カメラはエプソンにしてはバランスの良いスマートなデザインだが、その分だけ物足りなくもある。2004年に登場し、その半年後には大型家電量販店やTV通販で投げ売りされていたようだが、生まれながらにそういう運命にあるのだ。

「たとえ悲観的なコンディションでも配られたカードで勝負するしかない」

ピーナッツの犬もそう言っていたではないか。

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