ソニー サイバーショット DSC-S75
本カメラはソニーが頑なに「我々の新しいソーシャルデバイスはカメラとは非なるものである」という頑なな姿勢を緩めて「常識的なカメラ」に迎合したものである。なので、21世紀初期のサイバーショットにしては使いやすい。当時、もっとも綺麗に撮れるデジカメの一つに入るだろう。
先日、本気でミラーレス一眼を買おうかと思ってNEX-5の中古を弄らせてもらったのだ。レスポンスは満足だったが操作系のインターフェイスデザインが懲りすぎて全く分からない。ソニーの独自性が気に入らない拙僧は10秒で嫌になった。
気に入ったのはフジフィルムのX-A1で、操作系は直感的で分かりやすく、恐らく撮影画像のクオリティは素晴らしいだろう。しかし、Wズームレンズ付きで4.5万円だと、まだ手が出ないな。
美しい光学ファインダーで市場を賑わしたX100系のコンパクトデジカメの廉価機であるX10も弄ったのだが、レリーズ時は兎も角、撮影後のモード切替がダルでがっかりしてしまった。絵は美しいんだろうけど。
今、デジカメのソリューションとして一歩進んでいるのはフジフィルムな気がする。
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コメント
昔のフジは操作性が独特で結構使いにくかったですが
最近は変わったんですね。
使いにくい先入観があるのと、xシリーズの
EVFがイマイチ印象悪かったので
店頭でもあまり触らなかったです。
オリンパスは今もメニューが独特でとっつきにくい感じですが、パナソニックはどうなんでしょうね。
オールドレンズを使うのにミラーレスは一台欲しいところですね。
投稿: はし | 2014年6月11日 (水) 13時56分
どもども、はし殿。
ファインピクスの操作系も褒めたものではなかったですねえ。「F」ファインクションとかで考えてはいたんですが、あまりユーザーとしては感心しないモノでした。
Xシリーズもズームレンズを付けた奴は出来が悪いですね。写りはいいかもしれないですが、レスポンスが悪すぎます。あれにXを冠するのはブランドイメージ的にどうかと思います。
X一桁はフィルム時代の操作系に慣れたミドル~シニア層にも感覚的に分かりやすいし、仕上げや動作部の節度もいいので好感触です。
ただ、X-A1はきっといい写りなんでしょうけど、撮影スタイルがコンパクトカメラと変わらないと想像すると萎えますね。EVFの出来が悪いとなると尚更です。
オリンパスも「仮想十字キー」の発想はともかく、メニューの階層設計が芳しくないので使い勝手がイマイチですね。
素直に使えるのは一眼レフという気がします。
それもソニーのαになると怪しそうですねえ。
投稿: Rikkie | 2014年6月11日 (水) 14時12分
タモリさん曰く名古屋弁風にいうとカールツャ―スのついてるソニースャーバーショットというところでしょうか??
御ツャースというのはたまに口走るのです。
ツャース好きの爺様たちが、中野村の店員さんにハッセルだとAE効かないからとこぼしているところに店員さん曰く、中判で御ツャース使いたいんだったらContax645がいいといわれなるほどと得心しておら、れましたが、ど~もねぇ、構成もなにも違うんですけれど。。。と形骸化した信仰、いえ、縁起担ぎみたいなものを感じ、叫びたくなったのです。
縁起担ぎだったら日本光学という気もするのですが。
あ、これ、本当に名前だけだ、、、と思わしめたのがこの一連のデジカメでしょうか。
といっても、Rikkieさんの作例を拝見して、ああ、無理して買わなくってよかった。。。と現在思うだけであります。
ああ、小さい男だなぁ・・・おいらは。
投稿: 与太郎(@横須賀鎮守府) | 2014年6月13日 (金) 01時31分
どもども、横須賀与太郎殿。
いやいや、フジヤマカメラの店員に勧められてコンタックス645をお買い上げできる方は、レンズ構成などという下々のセセコマシイ価値観は初めから関心ないでしょう。
EOS貸出撮影会に行くと、散会時には早速シニアの方が商談を始めますよ。シニアの方はお金余っていますねえ。羨ましい。それでシニアの方がフルサイズEOSデジに24~70mmF2.8と70~200mmF2.8を担いで花菖蒲とか撮影なさるのかしら。あっしなんかよりも、遥かに体は丈夫そうですけど。
ツアイスと聞くといかがわしく聞こえますが、2001年の300万画素級デジカメとしては悪くない写りですよ。
もっとも、定価ベースで10万円も払うには人間としての大切な何かを犠牲にしなければですね。
投稿: Rikkie | 2014年6月13日 (金) 07時38分