ニコン RD ピカイチルポ
しばしばニコン者が誇らしげに言うセリフでる。しかし、ニコンのような大メーカーになると高級機種や一眼レフカメラばかり作っているわけにはいかない。パテント商売のスイス時計と違って、我が国の雇用を支えているからな。そんな資本主義的な事情とは裏腹に、本当にニコンは廉価機(普及機)市場では充分なシェアを獲得できなかった。かつては我が国の圧倒的なシェアを獲得していた一眼レフもキヤノンに抜かれてしまう。
これもニコン者の言いたくなってしまう定型句なのだが、市場として存在する以上、適切なデザインもメーカーの技術力である。ところが、本当にニコンのコンパクトカメラの写りが良かったりするのだ。本カメラも「なるほどニコンだ」と感心するようなパリッとした写り具合である。
ニコンの廉価機(普及機)のデザインはデジカメ時代になってもパッとしないのだが、「小型一眼レフ」というジャンルで評価を受けているようである。若い連中でもミラーレス一眼では不満足なニーズが確実に存在する。
しかし、ニコン1シリーズを出して後に引けなくなってしまうあたり、往年のニコンらしさは健在か。
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コメント
確かに、質実剛健だけど
デザインやCMは今ひとつってイメージはありましたね
最近のカメラに興味が薄れているので
変わったんでしょうか
投稿: M | 2014年6月28日 (土) 08時55分
どもども、M殿。
ニコンのコンパクトカメラ、コンパクトデジカメのパンフレットを見ると採用された女優さんからニコンの役員の方々のセンスが良くわかりますね。こういう奥様か秘書に憧れているんだろうなあって感じですか。
ニコンのCMはキムタク起用以降、それなりにポリシーのあるものになっているようです。
あっしもキタムラでチラ観なんですが、いまだにキムタク押しですね。
そろそろ広告価値が暴落する前に、次の戦略を練ったほうがイイと思うのですが。
投稿: Rikkie | 2014年6月28日 (土) 15時11分