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2015年5月30日 (土)

フジフィルム Bene(ベネ)

Dscn6863本カメラの登場は1989年である。フィルムカメラの黄金時代であり、バブルの時代でもあった。本カメラのコンセプトは明快で「フィルム交換の出来る”写るんです”」である。ボディシェルはほぼ完全ブラスチック製。金属部品は僅かしか確認できない。その割には結構重さがあるので、意外としっかり作っているのかもしれないな。本ブログの趣旨にマサにふさわしいカメラである。

Image4写り具合だが、なかなか戦闘的である。固定焦点(パンフォーカス)なのだが、スイートスポットは3m前後だろう。その位置の被写体はびしっと写るのだが、その周辺は大幅に崩れる。28mmかと思ったら35mmのレンズを搭載しているので被写界深度が稼げなかったのかもしれないな。しかし、その特定の目的を持ったナイフのような切れ味は侮りがたい。本カメラは決してトイカメラなどではなく、限定的な資源でパフォーマンスを目指したマジカメラだ。

とはいえ、本カメラのようなスッカラカンのカメラに今や高価なフィルムを詰めるのはそこそこに勇気のいる行為である。

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2015年5月27日 (水)

ニコン クールピクスP1

Dscn0943拙僧はどうもWi-Fiというのがピンとこない。勿論、電波の何かしらの規格なのだが、運用の実態がよくわからないのだ。「Au Wi-Fi」とか「ソフトバンク Wi-Fi」とか言うのだが、そういうステッカーが貼ってある店に行けば格安スマホも「モバイル Wi-Fi」を持っていなくても使えるのだろうか。妻のタブレット端末で試してみようかなあ。

Dscn0741そんなWi-Fiで電波を飛ばして無線LANでPCに画像を転送できるのが本カメラである。登場時の2005年には画期的なコンセプトだったのだろうか。なんだかセッティングする手間でカードリーダーにSDカードをさした方が楽な気がするのだが。フィルム時代はパトローネをカメラに装填する作業が意外とハードルが高く、メーカーが苦労していたが、デジカメ時代ではSDカードの抜き差しが高いハードルなのだろうか。

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2015年5月23日 (土)

パナソニック G-VARIO 45~150mmF4.0~5.6

Dscn0075ミラーレス一眼を使うようになってミラー有り一眼レフの稼働率が急降下している。もともと、デジタル一眼レフカメラは多用するジャンルではなかったのだが、正直なところよっぽど気合を入れないと使わないのだ。理由は簡単でミラーレス一眼はミラー有り一眼レフの半分の重さで同じ仕事をするからだ。この際、拙僧が使う限りはAPS判の撮像素子がマイクロフォーサーズ判になったところで大して写真が変わる訳ではない。それでフィルムカメラはどうかというと、マイクロフォーサーズならフィルムカメラと協働も可能なのだが、デジタル一眼レフカメラだと重すぎて難しいのだ。拙僧も最近は気弱なので抑えのデジ比率が増えている。

P1080047実際のところ、撮影はミラーレス一眼でもそこそこ楽しい。しかし、自分で現像もするフィルム写真に比べれば撮影後の熱度は下がるよな。むしろ、安デジカメの方が贔屓熱でちゃんと撮影画像を整理するのに、ミラーレス一眼で撮影した画像はほかったままだ。例外は被写体が重要(妻とか姪)か魅力的な場合である。

パナソニックの純正望遠ズームレンズの薀蓄は浮かばないので魅力的な被写体だけで今回のコンテンツはまとめさせて頂いた。

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2015年5月20日 (水)

トプコン IC-1オート

Dscn0919既にトプコンはコンシューマカメラから撤退している。本カメラはその終焉を飾るカメラの一つである。ただ、残念なことに拙僧の個体の状態が悪く、1/30を超えるシャッター速度だと幕が開かない。1/30以下だとそれなりの適切なAEを弾くので惜しいな。これは本カメラによくあるトラブルらしい。どこかの接点の不良らしいのだが、恐らく電子シャッターに関わるところだろう。

Image1/30だと曇りの日にISO100のフィルムを詰めても露出は厳しい。レンズにカビもあるのだが、ふんわりした感じの出来になるのは絞り過ぎの回析現象もあるのだろうか。

今回は結構頑張ったのでコンテンツもご覧頂きたい。

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2015年5月16日 (土)

カシオ QV-2100

Dscn3938私情で申し訳ないのだが、風邪で1週間くらい寝込んでいる(13日)。なのでブログとしては短めでお許しいただきたい。コンテンツは風邪をひく前なのでそこそこ書いてある。

08010017あまりカメラとしては冴えたところがないのだが、絵は綺麗である。コンテンツではファインピクスA201にまるで適わないと書いたのだが、シャッター速度が極端に遅くなり辛いのがスイートな点である。

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2015年5月13日 (水)

オリンパス オートアイ2

Dscn0475本カメラは実用カメラとしては初のEE(AE)を登載したオリンパスオートアイの後裔機である。シャッター速度優先AEは、半世紀以上経過した現在でも健在であり、時折露出を外す時があるが、そういうのはまれで近代の戦闘にも耐える。写りも流石のD.ズイコーで切れ味も抜群だ。

Image51しかし、どうも昭和な感じの写真になってしまうのは否めないな。それはそれで悪い気はしない。

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2015年5月 9日 (土)

8/1夏期首都長征決起募集

取り急ぎですが8/1に妹の再婚式というツマラン理由で帰京が決まりました。動機はツマランですが、東京長征は心が躍るものです。

Sdim0743そこで、8/1の午後13:00~18:00辺りまで新宿中野をブイブイ歩きませんか。

予定はフジヤカメラジャンク館(集合)ー>日東商事ー>(カメラのキタムラ大ガード店)->レモン社新宿店ー>BOX->市場ー>余裕があればカフェです。

まだ時間的なスケジュールは流動的なのですが、先輩諸氏の参戦をご期待しております。

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2015年5月 6日 (水)

カシオ エクシリム EX-M2

Dscn59192002年6月、カシオから画期的な小型スリムサイズのコンパクトデジカメが登場した。そのエクシリムEX-S1の表面積はクレジットカードサイズ、厚さは11mmと常識外れのパッケージングにガジェット好きは湧いたのである。しかし、エクシリム、及びMP3プレイヤー機能を付加したエクシリムEX-M1の具骨頂は速射性であった。常に携帯できる機動力と、タイムラグの少ないレスポンスは120万画素級という画質面の打撃力の不足を補ってもインパクトのあるものだった。

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しかし、実際の戦闘においては、やはり打撃力の不足は否めなかった。そこで、200万画素級撮像素子を搭載したエクシリムS2が登場する。エクシリムEX-S2は単に撮像素子を換装しただけではなく、光学系や画像処理系もリセットしたらしく、その画質は飛躍的に安定していた。本カメラはエクシリムEX-S2にMP3プレイヤー機能を付加したものである。

あまり語ることの少ないカメラなので、緩いコンテンツをお許しいただきたい。

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2015年5月 2日 (土)

オリンパス L-3

Dscn0198_2先の世界大戦にて、主に欧州戦線で突撃砲や対戦車自走砲から駆逐戦車という機種が生まれた。そもそもは余り物の軽戦車や鹵獲戦車に歩兵を支援する牽引砲を載せて自走化させたものなのだが、戦争が熾烈になるにつれ、戦車や装甲車両を直接射撃する必要に迫られた。そうすると強力な打撃力をもったロングバレルの対戦車砲を搭載し、分厚い装甲でキャビンを囲うようになる。後期モデルの3号突撃砲や4号突撃砲は既に駆逐戦車と変わらないな。ところが突撃砲は砲兵科の装備であり、おいそれと戦車(機甲)科に引き抜けない。コピュータ室を電算室と言うがごとしだ。なので、旋回砲塔を持たない駆逐戦車という機種が生まれたのだ。

Image43近代的なキネエキザクタの登場以降、多くの一眼レフカメラはレンズ交換式か一部のユニットの交換で焦点距離の変更ができる半レンズ交換式だった。既にライカやコンタックスがレンズ交換式だったし、レンズの画角がダイレクトにファインダーへ反映するのが一眼レフカメラの特大の利点の一つだったのだから当然である。レンズ交換ができない一眼レフカメラは、廉価であるとか、メーカーが一眼レフカメラ市場に慎重あるいは技術的に試験段階でなにかと事情があった場合に限ると言っていいだろう。

Image46_2ところで、一眼レフカメラのAF化が実用レベルになった頃にはズームレンズも進化して使い物になっていた。かつてはズームレンズというのは特殊レンズの一つで、画角が可変であることの犠牲として制約も多かった。しかし、ズームレンズが使い物になると、広角からそこそこの望遠までカバーしたズームレンズを一眼レフカメラのボディに固定し、一体型にした方が何かと設計的にも生産的にも合理化出来て、運用的にも安くて軽快な良いモノができるのではという考えが浮かんだ。どうせ、高くて交換レンズなんて買えないのだ。一眼レフカメラのAF化に失敗したオリンパスがレンズ一体型一眼レフカメラのジャンルを確立し、リターンマッチで戦線に風穴を開けたのがオリンパスのLシリーズだったのである。

Image46駆逐戦車は旋回砲塔を持つ通常型の戦車に比べて生産が楽で、資材も少なく済んだ。資源枯渇と連合軍の戦略爆撃で生産力の落ちていたドイツ軍にとっては福音となった。またシルエットを低く大口径の対戦車砲を登載でき、効果的な運用も可能だった。しかし、4号駆逐戦車やヤークトパンターあたりならバランスのとれた実用機として活躍できたが、ヤークトティーガーあたりになると地上車両としてはもはややり過ぎだった。過ぎたるは及ばざるが如しである。

Lシリーズの頂点である本カメラのレンズは素晴らしい出来なのだが、その分ボディも大きく重くなってしまった。安くて軽快という利点は失われてしまったな。しかし、本カメラのレンズは本当に良いモノなので時代のアダ花とするには惜しい。後裔のL-5は小型の普通の廉価カメラになってしまった。

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