キヤノン オートボーイN150
AFコンパクトカメラのパイオニアはご存じの通りC35AFジャスピンコニカである。これはカメラ史に残る画期的なカメラであった。しかし、AFのギミックもかなりプリミティブだったし、巻き上げもレバー式の手動であった。他のメーカーも追随する。
そういうプリミティブなAFコンパクトカメラに傍観していたキヤノンは全自動のこれまた画期的なAFコンパクトカメラをだす。それがオートボーイ(初代)である。以降、基本的にはキヤノンのAFコンパクトカメラといえばAPS判のIXYは例外としてオートボーイだった。
本カメラはオートボーイの末裔である。本カメラの登場は2005年というから、既にデジカメが市場を圧倒していた。たしかに、150mmF11.3などという現実離れしたズームレンズを搭載しているが、この時期までキヤノンがフィルムカメラの新製品を登場させたのは感心する。
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コメント
おはようございます。
キャノンはデザインがいいなあと最近思う事が多いです。
なんとなくパワーショットにも継承されたデザインという感じですね。
この鼻の長い感じはPENTAXのエスピオあたりだとマヌケに見えるんですけど😀
キャノンのIXYあたりもキャノンダイヤルのデザインが見え隠れします。やはりキャノンは凄いなあと最近見直してます。
投稿: ざっく | 2015年8月 5日 (水) 06時13分
どもども、ざっく殿。
確かに、一時期のパワーショットSシリーズ(S30~S50)辺りを髣髴させるスタイリングですね。
キヤノンのインターフェイスというのはよく考えられていて、拙僧のような旧い人間でも使いやすいです。
惜しいのはIXYシリーズなどもダメなバッテリーや撮像素子を採用していて、今では使い物にならないブツが少なくないですが、これはキヤノンのせいとばかりは言えません。
投稿: Rikkie | 2015年8月 6日 (木) 14時17分