« フジフィルム ファインピクスF300EXR | トップページ | カシオ QV-4000 »

2016年1月30日 (土)

キヤノン CB35M

Dscn6283CBと言えばホンダのオートバイのブランドとして確固たるポジションを確立している。しかし、本カメラはそんな立派なモノではなく、キヤノンの最底辺に位置するカメラだ。キヤノンカメラミュージアムではスナッピーに分類しており、どちらかというと北米の貧乏人に向けて発売した物だろう。

Image25本カメラは明らかにOEMである。主要光学機器メーカーも底辺のカメラを真面目に作るのは面倒なので、そういう専門のメーカーや工場に生産を委託していた。本カメラのパッケージングはニコンEF100と極めて似ている。同じマレーシア製だし基本的な構造は同じものだろう。しかし、ニコン贔屓なせいかEF100の方が撮影結果のエッジが切れている気がするな。

こういう廉価機(廉価機に限らないが)製造の総合乗換はフィルムカメラ時代に限らず、デジカメの時代も散見出来た。現在では各メーカーもエゲツなく安いコンパクトデジカメには手を出していないようだが、どうもコンポーネンツを同じくしているように見えるデジカメは存在する。

コンテンツもご覧頂きたい。

|

« フジフィルム ファインピクスF300EXR | トップページ | カシオ QV-4000 »

コメント

CB‥カメラ貧乏のことでしょうか(笑)。

今じゃ、撮影現像1回分で同機が10個ハードオフで買える計算になりますね(コンデジも買えちゃいますね)。とんでもない時代ですわぁ。

投稿: 大佐 | 2016年1月31日 (日) 00時44分

どもども、大佐殿。

カメラ貧乏、まさにその通りです。

本カメラに1本800円もするフィルムを通すのは勇気のいることだと思います。
拙僧は自分で現像するから、まだ良いのですが。

もっとも、拙僧は気温がせめて16度にならないと現像しないので未現像のフィルムを貯めこんでいます。

先日、ポートレイト撮影をしたのですが、この分は早めに処理したいのでキタムラに出すことになるでしょうねえ。
ひとまず動くニコマートELの1台は買える価格になりそうです。

投稿: Rikkie | 2016年1月31日 (日) 07時46分

このカメラはスナップに使いやすそうですね。プリミティブで。
単三電池というのも好きです。

フィルムはケントメアですか。
使いやすいフィルムですけど、これも高くなりましたね。結局、プレスト400は良かった。現行のときそれほどありがたみはありませんでしたが、失って大切さに気付くという…。

最近は、Rollei RETRO400 もしっくりこないので、FOMAPAN400 か Rollei RPX400 を使っています。このあたり、500円~600円なので、ギリギリ許せる範囲です。

投稿: だいきちボンバー | 2016年2月 1日 (月) 23時49分

どもども、だいきちボンバー殿。

この種の簡易カメラがしっかりした写りをすると嬉しいでね。雪崩みたいなカメラストックがなんだろうと思ってしまいますが。

タイムリーなことにケントメア400が本日届きました。本当に高くなって3本で2040円です。これでもイルフォードやコダックに比べればだいぶ安いですが。

先日のモデル撮影会にはローライのレトロ400を使い、試しに1本キタムラに出しました。ちょっと自分でSPDで処理する自信が無かったんですよね。今は寒いので液温管理も大変ですし。同時にフォマパン400も出したので違いが楽しみです。

ケントメアは肉乗りが薄いので久しく使っていなかったのですが、フォマパン400もアグファ400もしっかりとはハマらないので、ケントメア400で現像を調整してみるつもりです。

投稿: Rikkie | 2016年2月 2日 (火) 20時10分

こんばんは。

最初に、OM用マクロレンズを3000円という奇跡の金額で入手されたという事で、おめでとうございます。

京都で使っちゃいますか?

しかし、それ聞いちゃうとレモン社へ行きたくなるのですが、次にあのエリアに行くのは多分4月の丸栄の頃になりそうです。

では本題に。

このカメラとは外観は似ていないのですが、ペンタックスで似た様な性能のカメラを見た事があり、きっとどこかのOEMだったのでしょうね。

では、それが大した写りでなければ安かろう悪かろうなのですが、以外にそこそこ見れる写真が撮れてしまうというのが、何とも立派な所でして、試写の結果を見ても逆に「良く写るなあ」と思いました。

フィルムガイドレールもプラ製みたいですし、シャッタ速度も2速程度だと思うのですが、これでこれだけ写ると一眼レフカメラなんて、何とも無駄な事をしているように思えてしまいます。

写真を撮る行為の質感??という事に、もはや価値を無理やり見つけないと...。


そうそう、ちょっと話題が変わるのですが、思い出した事がありまして。

今度の京都への撮影の際に商店街関係も立ち寄って撮影をしようという事に対し、よくよく考えていたらお隣の三重県の津市にも、昭和の時代に繁栄し今は取り残された大門商店街(名前はちょっと忘れている)がありますよ。

こっちもかなりの商店街の様でして、是非是非行って見たいものですね。

また機会があったらお誘い致します。

ではでは。

投稿: nico nico | 2016年2月 6日 (土) 00時25分

どもども、nico nico殿。

ズイコー50mmF2マクロがヘリコイド難ありでも3000円は15年前なら信じられないですよね。

京都攻略戦には距離計機を動員する予定なのですが、一眼レフも加えたいですよね。しかし、自転車移動を考えると装備は軽くしたいです。どうしても京都を二眼レフで撮りたいんですよね。

本カメラはGOKOが作っていてという説があり、ペンタックスのモノも同様でしょう。ミノルタが輸出用に売っていたという噂もあります。

北米で流通するビックファインダー機の多くはブランドは別でも全く同じものが散見できて、その辺りを隠しもしないですね。

ニコンEF100と少々味わいが違うのはフィルムが違ったのかなあと思います。フィルムによっては、もうちょっと濃厚な調子になるかもしれません。

三重県の津も関心深いですね。一度、就職活動で行ったことがあります。

是非、お誘いください。

投稿: Rikkie | 2016年2月 6日 (土) 17時23分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キヤノン CB35M:

« フジフィルム ファインピクスF300EXR | トップページ | カシオ QV-4000 »