東芝 アグレット PDR-2
三洋電機はとっくに無くなってしまったし、シャープや東芝は存続の危機に立たされている。絶頂期の日本製家電・電子マテリアルを知っている世代としては寂しい限りだ。小ぎれいな女子ハーフタレントとゲスのバンドマンの不倫なんて本稿が公開時には笑いの種にもなっていないだろうが、従業員はシャレにならないよな。
創世記のデジカメはフィルムカメラの代替品というよりはムービーカメラの簡易版のアプローチとPCサプライのアプローチがあったように思える。本カメラなどは完全にPCサプライだ。エプソンのデジカメはカメラ好きが開発陣にいたのだろうなと思わせるのだが、本カメラはカメラに対する愛を感じない。なのだが、外装が金属製だったりして、それなりに質感を維持しようとした形跡が見受けられるのが不思議だ。
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コメント
まいどです Rikkie師匠。
あぁありましたね コレ(多分 ウチもどっかにまだあります^^;)。
映りがなんとも懐かしいです。
っても、電池が無くて使ったこと無いですが・・・。
>稲荷バーガー・・・
えっ 厚揚げにケチャップ?・・・旨いんですか??。
投稿: 鍛冶屋 | 2016年3月 5日 (土) 10時39分
どもども、鍛冶屋殿。
この種のシーラカンスのような三菱DJ1000とか、セガのデジオとか使いたい化石化デジカメは結構あって、使いたいんですよね。思ったより使い甲斐がありますし。
稲荷バーガーは勧められたのですが謝辞しました。
あっしは浜松のウナギバーガーとかハタハタパイとかワサビアイスとか苦手なんです(--。
投稿: Rikkie | 2016年3月 5日 (土) 15時06分
こんにちは。
ブログを拝見していると、こんなメーカーまでデジカメに参入していたのかと驚きます。初期のデジカメはバッテリーはもたない、メモリが各社バラバラなど散々な状態だったというのが私の印象です。
レトロデジカメでお祭りを撮る、粋で余裕のある遊びだと思います。
バーガーは函館、横須賀、佐世保あたりが好みです。
中国カメラは上海、深せん、北京、香港と転戦しましたが、やはり上海が一番入手しやすかったです。
湘南の子 拝
投稿: 湘南の子 | 2016年3月 5日 (土) 17時06分
東芝もデジカメ出していたんですか。知りませんでした。SDカードのイメージしかありませんでした。
なるほど、ビデオカメラのキャプチャーのような画像ですね。
写真というよりは、防犯カメラや車載カメラといった方向性というか。
東芝は日本ではじめてCTを販売したり、医療用画像診断機器や診断用ソフトウェアの開発も早くから行っていたので、デジタル画像処理には強いはずなのですが、
>この辺で東芝にカメラ好きが居なかったのがわかる
この一文に集約されてますね。
やはりカメラは光学機器だということを再認識しました。
結局、東芝の医療機器子会社の東芝メディカルがフジフイルムに買収されそうなのも皮肉な話です。
投稿: だいきちボンバー | 2016年3月 6日 (日) 01時03分
どもども、湘南の子殿。
デジカメ黎明期は数々のメーカーや商社が自社ブランドのデジカメを発売しました。NECなどはDマウントのレンズ交換式デジカメを出していましたね。
メモリ(メディア)交換式のデジカメは現在でもひとまず使える可能性が高いですが、内蔵メモリ機だと、極めて困難になりますよね。
そういう物件のためにRS-232Cポート付の旧式PCを確保するのも如何なものかと、思うのですが。
函館のチャイニーズチキンバーガーは美味しかったです。
開店前から並んでいて、地元の方からも愛されているのでしょう。
投稿: Rikkie | 2016年3月 6日 (日) 09時34分
どもども、だいきちボンバー殿。
確かスマートメディアも東芝主導だったと記憶しています。
スマートメディアの大容量化に失敗したのにもかかわらず、市場独占の甘い言葉に惑わされて、xDピクチャーカードで苦戦を強いられた富士フィルムやオリンパスの苦い思い出も昔話ですね。
東芝は画像機器や画像処理ソフトウェアに強かったと認識しています。拙僧も、某大手自動車メーカーの設計書を管理するシステムを齧ったことがあるんですよね。初期のデジカメはムービーカメラや監視カメラから派生したところがありますから、コンシューマユースに自社ブランドのスチルデジカメをぶつけたい欲求は少なからずのメーカーに有ったようです。
しかし、やっぱりカメラ好きがいないと商品としては纏まらないデスよね。エプソンや三洋電機は、それなりにカメラ好きの発想や思い入れを感じることが出来るのですが。
東芝メディカルも富士フィルムに買収話しがあるのですか。東芝も崖っ淵ですね。
フィルムファンとしては、富士フィルムが多いに儲けていただいて、感材供給などという慈善事業の後押しになればとも思いますが、わが国を代表する大企業が来るしんでいるのも辛い話です。
投稿: Rikkie | 2016年3月 6日 (日) 09時51分
どもども。
そうそう、この頃はノートパソコンの拡張機能のひとつとしてのデジカメでしたね。カメラファンより電脳ファンが秋葉原のT-ZONEで買い求めたんでしょうね。
AKB劇場が、かつて電脳秋葉の象徴「T-ZONE」だったなんて今の人は知ってるかなぁ。
投稿: 大佐 | 2016年3月 7日 (月) 20時47分
どもども、大佐殿。
ムービーデジカメの機能を限定したキヤノンとPCサプライの一環としたニコンと、同じ伝統的光学機器メーカーでも姿勢が全く異なりました。
AKB劇場ってT-ZONEの跡地でしたか。
AKBが発生する前にメイド系劇場が盛り上がっていたような気がします。拙僧がカナダで絶望的な退却戦を繰り広げていた時期なので、よく知らないのですが。
投稿: Rikkie | 2016年3月 7日 (月) 22時00分
東芝って、過去には素晴らしいデザイナーが居たんですよね、オーディオ機器なんかでも結構斬新なデザインでした、(今はダメですね)
このカメラも、東芝の斬新なデザイン時代の名残でしょう
こういうデザイナーがニコンとかキヤノン、松下に居てくれたら・・と思いますね、東芝の残念な所は、「何やっても中身が付いていかない」点ですね
ここらが、大企業の小回りの効かない点なんでしょう
昨今の状況みると東芝の家電事業見ると、どれも崖っぷちみたいですが、さびしいと思いますね
投稿: 秋刀魚 | 2016年3月 8日 (火) 00時43分
どもども、秋刀魚殿。
おお、そうなのですか。確かにこのカメラのデザインは秀悦です。そう言えば汎用機なんかも結構カッコいいスタイリングでした。液冷機の冷気液をフロントパネルで金魚のシャワーみたいに流れ落ちるのを見せるんですよね。
東芝は個々の技術は優れていても、コンシューマユースの商品としてまとめた時にイマイチという気がします。
富士通が家電から遠ざかったのも昔ですが、東芝も怪しいですね。やはり寂しいものです。
投稿: Rikkie | 2016年3月 8日 (火) 08時17分