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2016年6月29日 (水)

キヤノン SURESHOT80TE(オートボーイBF80)

Dscn5018「セブンティーン」と「ポップティーン」の購買層は明確に違うようだ。「ポップティーン」って拙僧が高校生時代には、結構なヤンキー誌だった気がするしな。しかし、今や藤田ニコルである。それで現役JC、JKから「ニコルンって可愛いですよね」と先制攻撃を受けると、おっさんの拙僧は「んん、まあ、可愛いよね」と不明瞭な返答で、戦わずして駆逐されるのを回避するのだ。拙僧が20代だったら「千秋が可愛い」という商業主義という麻薬で腐敗した売人を打撃し、解放するために徹底的に闘争しただろう。

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もっとも、今となってはニコルンも古くて、ティーンエイジのアイコンは例の「関東ローカルで流れた18歳向けの選挙啓発CMで登場したパーなカップル」なのだろう。名前を覚えたくもないので調べていない。「ぺこり」と「りゅうちぇる」とかだったかなあ。ハッキリいって18歳を馬鹿にしたアニメCMなのだが、馬鹿でも選挙に行っていいという意味を含んでいるのなら、あながち有意義じゃないかと思う。多分、そこまでのメッセージを含んでいないと思うけど。

本カメラは「ぺこり」のようなスッカラカンなカメラに「りゅうちゅる」という望遠モードを組み合わせたティーンエイジである。もっとも、北米なら本カメラを購入するのは立派な中産階級の大人だろうな。「SURESHOT」というのは「オートボーイ」の北米銘である。

基本的には意外なほどよく撮れる。流石にキヤノンのコンパクトカメラである。しかし、EV値がオーバーを諦めているのか、晴天下で明るい場所だと、簡単にハイキーになって諧調を諦めてしまう。もしかしたら、カラーネガだと問題ないのかもしれないが、モノクロフィルムでつかうと、本来のレンズの素性のよさを感じるだけ惜しいな。

そういう意味では「オーバーがパー」な「ぺこり」と「りゅうちぇる」も、実は計算したクレバーなレンズを持ちながら、わざとオーバーフローさせているのかもしれないな。

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2016年6月25日 (土)

三洋電機 ザクティ DMX-C4

Dscn4266最近はもっぱら動画を撮影していない。いつから撮影していないかというとフジフィルムのシングル8の現像サービスが終了してからだ。8mmシネマを撮影するのはモチベーションが上がったのだが、デジ動画を撮影するのにはモチベーションが上がらない。フジフィルムもケチだな、というより21世紀になっても随分長くサービスを継続してくれたのだから、ありがたい話だ。

Sany0005本カメラは動画に特化したデジカメである。有機的で合理的なデザインが随分気に入っているのだが、拙僧は動画を撮影しないので宝の持ち腐れだ。スナップに向いたカメラじゃないしな。

でも、好きなのだ。三洋電機のブランドを冠したカメラだしな。

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2016年6月22日 (水)

キヤノン T-50

Dscn4220本当のことなのだが、本当のことだから故に、絶対に言えない事が多い。古くは「王様の耳はロバの耳」だ。これは誰でも知っている既存の事実だったが、それ故に誰も言えなかった。しかし、そんな停滞した常識を若者が覆してしまうのである。「王様の耳、ロバじゃね?クールじゃん、マジうける」などと言われると、案外、王様も悪い気分じゃなかったんじゃないかな。

Dscn4226「っていうか、どうせパンピーポーなんてプログラムAEしか使わないし、マルチモードAEなんて有り得なくね?」と若きオートマン青年は言ってしまったのだ。それはダイヤル式インターフェイスやマルチモードAEに淫した大人たちに突きつけた衝撃だったのだ。実際に本カメラは結構売れたようで、中古やジャンク市場での流通量は決して少なくない。「べこーん」という品のない巻き上げ音も、「マジで、やべえ」と受け入れる方もいらっしゃったのだろう。

この「っていうか、プログラムAEしか使わなくね?」という路線はAF化したT-80が継承していく。T-80はT-70の進化系というよりは本カメラの延長上にある。それでT-80が成功したかといえば、それは大いに疑問があるところで、若者の発掘する流行に乗っかる大人というのは、結局失敗してしまうのだろう。

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2016年6月18日 (土)

ソニー サイバーショットDSC-N1

Dscn0450拙僧も最近ではブログのネタがスッと出てこなくなったので、本を読んだりラジオを聞いたりして引っかかった単語をメモしているのだ。それが「アサヤン」だったり、「ドガの踊り子」だったり、「チャンプロード」だったりするのだが、何故その単語に引っかかったのか全く覚えていないので、割と文章に起こすのが大変だったりする。他の方はどうしているのかなあ。

Dsc00479本カメラはタッチパネル式液晶ビュワーを採用しているのが一芸のカメラだ。いや、撮った画像にイラストを描いたり、マニアル露出ができたり硬軟取り揃えて機能を搭載しているのだが、拙僧はフラッシュ禁止モードしか使わないしな。

2005年に発売のカメラだから、今のスマートフォンやiPadのように指をスライドさせるようなインターフェイスにはなっていない。しかし、任意のフォーカスポイントを選択できたりして、使い甲斐はある。ただ、肝心のタッチパネル式液晶ビュワーの強度がイマイチなので、拙僧は割ってしまったよ。要注意。

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2016年6月15日 (水)

オリンパス オートアイ

Dscn0787拙僧が10年以上も前にバンクーバで長渕剛の「キャプテンシップ」を聞きながら、友人が遊びに来た時においてったバイクブロスとMr.バイクBGを毎日擦り切れるほど読んで涙を流していたころの話だ。歩きたくもないZone2を歩いていると塗装の擦れたスズキのエスクードが走っていたものだ。しかし、エスクードのロゴはなく「SIDEKICK」と書いてあった。その時は「エスクード」の語感が英語的に卑猥だとか、そういう意味があるのだろうとなんとなく思っていた。しかし、「sidekick」あるいは「sidekick friend」には「親友」とか「助手」、「支えてくれる友」といった意味があるのだ。最近、キム・ポッシブルを見ていて、やっと気づいた。

Image31カメラでサイドキックフレンドというとペンタックスだな、個人的には。しかし、メーカー側にもメインキャストが残念な感じでバイプレイヤーが支えるということは少なくない。オリンパスは歴史的にそう言った事態は少なくないな。本カメラはメインキャストとして立派な素性を持っていたが、キャノネットという巨人に進撃されてしまった。その時に支えてくれたのがペンシリーズというサイドキックフレンドだった。

そんなコンテンツになっています。

P.S.今日で44歳になりました。

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2016年6月11日 (土)

オリンパス キャメディア C-840L

Dscn3831オリンパスと同じくコアなファンが多いのがスバル(富士重工)だ。スバルの前身である中島飛行機といえば陸軍機や零戦のパワーソースである栄や零戦そのものの生産数がオリジナルの三菱重工よりも多かったとか、話題には尽きない。もっとも、今回は戦前・戦中の中島飛行機の話題については割愛したい。

しかし、話の主体は航空機用パワーソースである。拙僧がバ2003年頃にバンクーバーの航空ショーに行ったときに、民生航空機が数多く展示してあった。自動車ではなく航空機を展示して商談をしてしまうあたり、我が国からすると違和感もあるし、ちょっと羨ましかったりする。その展示の中に小型のジャイロコプターがあった。そのパワーソースが水平対向エンジンだったのだ。これはよもやスバルのモノではと色めいてパワーショットA10で撮りまくったのだが、無論スタッフからすればアジア人が自社製品のエンジン回りを執拗に撮影しているの危険だから、マークされたものだ。

Pic00034スバルといえば軽自動車を除いたら水平対向エンジンである。これはスバルの四輪進出からのアイデンティティーであり、他にこの種のエンジンを生産しているのはポルシェくらいでスバルのオリジナルソウルだと思っていた。ところで、1960年代、スバルの普通自動車の量産が本格化した頃、エアロスバルという軽飛行機を量産している。スバルはそれまでもT-34練習機のライセンス生産をしているし、我が国初の量産ジェット機である、スバルT-1はあまりにも有名だ。ちなみに中国の国産初のジェット機も不格好なT-1のようなスタイリングである。なので、軽飛行機とはいえ、民生用の航空機を開発・量産するのは我が国にとって誇りである。しかし、どうもそのパワーソースは米国のライカミングの水平エンジンのライセンス生産モノか派生モノらしい。そう考えると我々の誇りであるインプレッサやレガシイの水平対向エンジンも、どこかしらで米国の血が混ざっているのかもしれないな。勿論、世界的にも稀な完成された四輪駆動と組み合わせたスバルのブランドに泥を塗るものではない。他社の自動車だって、どこかしらの海外自動車のノックダウンから始まっているしな。

あまり本カメラとは関係ない話だけど、本カメラも恐らくは三洋電機のベースボードを使用している。

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2016年6月 8日 (水)

ミノルタ ハイマチックS

Dscn1906単車モノは見栄っ張りである。だから、「八王子から小田原まで、どのくらいかかる?」と聞くと、「俺の単車と腕なら渋滞しても、すり抜けて2時間弱だね」などと、過去の最高レコードを言ってしまうのだ。逆に拙僧は四輪だと単車の3倍は時間がかかってしまうのを痛い程、経験しているので、かなり余裕を持ったスケジューリングにする。そうすると妻は「大げさに多く見積もる」と批判するのだが、早めについて待っているのは何とも思わないが、時間ぎりぎりになるのを焦って運転が荒くなるよりよっぽどいい。

Image14本カメラのレンズは38mmF2.7である。これは、ちょっとしたブラフであるだろう。殆ど公差の範囲でしかないのではないだろうか。実際、同じレンズと思われるハイマチックAFでは38mmF2.8になっているし、ケンコー・トキナーの公式HPでもレンズの仕様は38mmF2.8になっている。

それでも、若い頃には見栄を張りたいものではないだろうか。そういう意味ではハイマチックSは若さのあるカメラだった。

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2016年6月 4日 (土)

NHJ Che-ez!Stik

Dscn3966一時期、「金城」という中国製原チャリが話題になったことがあった。拙僧も実物は見たことがないのだが、これはホンダのモンキーのコピーなのだ。ならばモンキーの中古を買った方が遥かに幸せな気分になると思うのだが、我々がソビエトカメラにエキゾチックな思いを馳せるように「金城」も注目されたのだろう。「金城」だけではなく、中国製の50ccクワッド、つまり四輪バギーも話題になって、知り合いも一つ買ったらしいが、好事家の興味の対象になっても実際に乗っているという話は聞いたことがない。その知り合いも125ccにボアアップしたのだかエンジンを乗せ換えたりした後、結局乗らないので拙僧にくれるとおっしゃったのだが、サスペンションもブレーキも50ccのままだというので謝辞した。

Image1中国製オートバイも幸福工業集団とかはそれなりに出来たブツを生産しているのだが、そういうちゃんとした(日本クオリティとは別次元だとしても)ブツは出回らなくて、かなり怪しいブツが出回るのは結局、本気で乗る方は中国のブツなんて買わないのだろう。韓国製だとキムコのスクーターはそこそこ出回っているが、ヒョースンのスポーツモデル何て1度しか見たことがないしな。

そういう意味ではトイデジカメも怪しいパーツを組み立てただけの代物だ。それでも、それなりに進化していったのは日本人の絶え間ない好奇心と向上心の賜物だろう。今は昔だが、そういう時代もあったのだ。

フライングフェザーやフジキャビンの時代もあったではないか。

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2016年6月 1日 (水)

ニコン シリーズE 75~150mmF3.5 その2

Dscn6935このところ、あまり真面目なカメラ・レンズを紹介していないんじゃないかなという気がする。いや、パワーショットA540はかなり真面目なカメラだし、Che-ez!Stikは真面目なカメラではないかもしれないがコンテンツは真面目に描いた。しかし、どうも皆さんに興味を持っていただけるのか不安なのである。なので、今回は評価も高いニコンのシリーズE75~150mmF3.5を報告させていただくことにした。

実はすでにシリーズE75~150F3.5はコンテンツを書いているのだが、ボディの状態が悪くて撮影結果が光線漏れしていたので、今回はちゃんと撮影できたものを追加している。また、使用したアクロスとケントメア400の印象も付け加えた。

Image34シリーズEについて簡単に説明すると、キヤノンAE-1で急速に安く便利になった一眼レフカメラのジャンルでニコンも廉価ボディ・レンズを作らざるを得なくなった。ライバル各社が対抗したのは絞り優先AEに機能を限定したカメラだった。ペンタックスMV-1とかミノルタX-7とかである。ニコンも絞り優先AEに機能を限定したカメラをデザインしたのだが、モデル名に栄光あるFの文字を関することを良しとしなかった。それで登場したのがニコンEMである。同時にニッコールの名を冠さない廉価レンズも登場させた。それがシリーズEである。これは他社のレンズと比べて廉価とはとても言えないクオリティだったが、ニッコールといえば高級レンズの代名詞である。ニコンは良しとしなかったのだ。現在のシグマやコシナと同列にニッコールが評価されるのとは隔世の感である。

もっともニコンEMの後裔機はFGとかFG20とかFを冠してしまう。ニコンも世間の流れには逆らえなくなったのだろう。

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