川崎航空機 三式戦闘機「飛燕」
今回はブログ的には箸休めなんですが、お好きな方からすると、極めて興味深い題材ですぞ。無論、拙僧にとってもです。
mixiにちょろっと、”そういえば三式戦「飛燕」の動態保存のニュースを聞いた気がするんだけど、あれはどうだったのかねえ?”とメッセージを飛ばしたら、マイミクさんが11/3まで神戸で三式戦「飛燕」を無料展示するって情報を下さったのよ。ええっ、マジ?でも、その段階で10/30だったのよね。
そりゃ観に行きたいですよ。でも、神戸は三河からちょっと遠いですわ。移動費がかかっちゃう。最近、4DXで新作スタートレック・ビヨンドを2回も観に行っちゃったし、画材も結構買っちゃったし、竹本泉も集めちゃったし、何かと入用だったんですよね。金策に走るのも時間がない。それで率直妻に金策を頼んだらすんなりとOK。
妻は拙僧が何かを行動するための金はケチらないのだ。ボロカメラを買うのは厳しく反対するんだけど。
三式戦「飛燕」については拙僧が中途半端な解説をしても意味がないので簡単に紹介します。前の戦争での我が国の陸軍機も海軍機も基本的には空冷エンジンだったんですが、数少ない液冷エンジン搭載機が陸軍戦闘機の三式戦「飛燕」と海軍の艦上爆撃機の「彗星」、潜水艦に格納する特殊攻撃機の「晴嵐」くらいだった。そのエンジンもドイツ製のDB601の親戚みたいなものなんだけど、とにかく実用化できたのは川崎航空機の「ハ40」と愛知航空機の「アツタ」くらいだった。
日本軍の航空機の殆どはアメリカ人に壊されちゃったから、この三式戦「飛燕」は本当に貴重な存在なのだ。
我々にとってはカワサキといえばオートバイだ。あなたのカワサキのパワーソースは飛燕の血を確実に継いでいます。拙僧が乗っていたKDX200SRは液漏れするところも継いでいるのですが、今のカワサキはその点は大丈夫です。多分。
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コメント
えー、神戸まで「飛燕」を見に行ったんですか?
思わず「打倒!、プチブル!」とか言いたくなるほど羨ましい
何か自分の貧乏さを思い知らされると言うか・・笑
当方も、「飛燕」が川崎重工のなんとか記念で復元展示されたのは某新聞の動画で知ってましたけどね
神戸まで「飛燕」のためだけに、東京からは行けないよ~
でも、「飛燕」の横にカワサキの二輪が展示してあるのに違和感を覚えたのは私だけ?
投稿: 秋刀魚 | 2016年11月 5日 (土) 03時28分
どもども、秋刀魚殿。
拙僧妻は拙僧が三河や名古屋に居続けると息苦しくなるのを知っているので、移動費に関しては鷹揚なんですよね。
それに、名古屋から神戸と東京から神戸では違いますよ~。名古屋から神戸も、そこそこ遠かったですが。
拙僧もカワサキの単車を置くのはどうかと思いました。単車も居心地が悪いんじゃないですかねえ。
カワサキの最新モデルは別のブースで展示していましたから。
投稿: Rikkie | 2016年11月 5日 (土) 18時10分
いやーこんなスタイリッシュな(戦闘機にこんな表現は不適切だわね)モデルがあったなんて。ロングノーズが実に素敵。
んで、神戸に行ったということは
‥
‥
関西巡礼の旅も行ったのかしら。
(さすがに今回はやらんだろうなぁ)
投稿: 大佐 | 2016年11月 5日 (土) 20時17分
どもども、大佐殿。
こいつは一応、実働品らしいですよ。
多分、世界で1台だけですね。
表面の処理とか北京で雨ざらしになっているMig-19よりも荒々しかったですが、当時はそんなもんだったのかもしれないですね。
今回は奇襲ヒットエンドランだったので、とてもとても部隊を展開することはできず。
投稿: Rikkie | 2016年11月 5日 (土) 20時55分