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2017年2月25日 (土)

ソニー NEX5 + E16~50mmF3.5~5.6

Dscn6272とっくに報告させていただいたと思い込んでいたのだが、どうも忘れていたようだ。チョコチョコとブログやコンテンツに登場するのだが、去年の秋頃にソニーのNEX5がジャンク籠に転がっていたのだ。プライスタグは1000円。勿論、ボディのみだが、アマゾンで安互換バッテリーを買ったとしても、ダメ元でいい夢が見る値段としては適正だと判断し、速攻で鹵獲した。

それで、アマゾンで1280円だかの互換バッテリーをつけたらちゃんと動くのよ。もっとも、レンズがないからちゃんと撮影できるかわからないんだけど、友人のNEX用レンズをお借りしたらちゃんと写る。それでも、流石の拙僧もNEXまで師団装備として展開するのは運用上適切でないと思ったので、友人が貸してくれたFマウントアダプターで満足するつもりだった。そしたら、イイ感じの絵を描くのよ。でも、正直言って拙僧はミラーレス一眼の液晶ビュワーで満足なMFができる程、器用じゃないし眼も良くない。試しにモデル撮影会で使ってみたのだが、著しく撮影リズムが遅滞するので、すぐに装備から外した。しかし、絵は良い。なので、結局、標準ズームレンズであるE16~50mmF3.5~5.6を確保してしまいました。

Dsc08142我が師団がモデルポートレイト撮影に挑む場合、標準的な編成はデジx2、フィルムカメラx2である。言い換えると最も簡素な編成で、ロケーションや撮影時間(半日or一日)、モデルさんの人数によっては中判カメラを足すとか、使用レンズによってボディの数が増えたりする。フィルムカメラの装備はライカ判一眼レフカメラや中判カメラ、距離計連機、高級コンパクトカメラと柔軟な編成を組むのだが、デジの場合はデジ一眼レフカメラとミラーレス一眼の組み合わせである。

メインがデジ一眼レフカメラでサブがミラーレス一眼なのだが、拙僧のデジ一眼レフカメラは妙に前線での故障率が高く、また、ミラーレス一眼の方が高年式の場合が多いのでチャペルの中とか暗い場合にも対応可能である。なので戦闘の主軸をミラーレス一眼に切り替える場合は多い。以前はEVFを標準装備したルミックスDMC-G3を動員する場合が多かったのだが、EVFの見え具合がどうこうというよりはミラーレス一眼はプレビューを表示するので、光学式のデジ一眼レフカメラと併用すると混乱するのだ。拙僧は光学ファインダーのデジ一眼レフカメラで撮影した結果なんて戦場ではロクに見ないからな。それで、駐屯地に帰還してから悩むことになるのだが。

ミラーレス一眼の液晶ビュワーだって真面目には見ないのだが、全く見ないのとは完全に違う。保険として確実に撮れたことを確認できるミラーレス一眼とデジ一眼レフカメラの併用は、拙僧の遊撃戦には冴えたペアと言える。なので、最近はEVFに拘らずルミックスDMC-GF5とかEOS-M(初代)を動員していた。折角、予備バッテリーまで用意したのだが、ルミックスDMC-G3は殆ど稼働していない。

困ったのはNEX5の場合、登場時期を考慮すると、晴天下で液晶ビュワーが見えづらくなってしまうのは如何なものかと思うな。特に日が傾くと斜光で液晶ビュワーは、殆ど真っ暗になってしまう。なので、目視で被写体の表情やポーズを確認して、液晶ビュワーは参考程度にしかあてにしない場合がある。なんだか、一人で狙撃手と観測手を兼ねているようだ。

Dsc09308それはそれで構わない。NEX5というボディについても、いろいろと報告させていたたきたいのだが、今回はレンズに注目したい。このE16~50mmF3.5~5.6はライカ判換算で24~75mmに相当する。流石、ソニーさん。押しが強いですねって感じ。レンズを買う時に少しは選択肢を迷ったのだが、標準ズームレンズが24mmから始まるなら、あえて単焦点レンズに拘らなくてもイイかなと思ったのだ。所詮、拙僧が手に入れることができる選択肢は僅かだしな。既に1枚目を掲載しているので笑っちゃった方は少なくないだろう。広角側で豪快に湾曲する。旧世代の安コンパクトデジカメだって、ここまで図々しく湾曲はしないだろう。とても新世紀の、しかも交換式レンズの出来とは思えないな。これは多分、「ちゃんとした写真はツアイスでお願いします」という、ソニーの露骨な嫌がらせなんじゃないかな。

Dsc09387AFのヒット率もかなり低い。いや、開けた場所だったら問題ない。しかし、今時のレンズ交換式カメラが手前に木があるからってモデルさんの顔じゃなくて木にフォーカスを合わせるってどうよ。一応、顔認識機能らしきものもあるんだけど、フジフィルムのコンパクトデジカメ、例えば800万画素のファインピクスF40fdの方がよっぽど信頼できる。それに、どうも光学手ブレ補正機構が怪しい。拙僧は手ブレ補正機構を、そもそもあてにしていないけど、どうも満足じゃないなあ。あるいはプログラムAEでカメラ任せにすると、極端にシャッター速度が遅くなってしまうのだろうか。数世代前のコンパクトデジカメならともかく、デジ一眼レフカメラやミラーレス一眼のAEの露出の算出がプアだと思ったことは殆ど無いのだが。

それで、液晶ビュワーでフォーカスの確認は事実上無理だから困ったものだよ。勿論、再生モードにして拡大すれば分かるんだろけど、拙僧は撮影リズムの中で「停止」というのを一番嫌うので、そんなことはしない。基本的にスナップ撮影の「3秒間停止したら狙撃兵に打たれる」というルールと変わらないな。拙僧は行動の基礎ドクトリンを使い分ける程、器用でないしな。

Dsc08591_2しかし、このレンズは凄くコンパクトなのだ。同じAPS判のEOS-Mのズームレンズの1/3くらいの大きさと軽さがある。ズームリングの操作に癖があったり、何かと不満も多いのだが、拙僧の様に装備が多くなりがちだと、コンパクトというのは数難は隠すのだ。

拙僧は最新のデジカメの進化に殆ど興味が無いし、とりわけソニーは興味が無い。もしかしたら、このレンズとこのボディの組み合わせは湾曲収差の補正ソフトウェアと光学式手ブレ補正機構が正常に機能しないのかもしれないな。ソニーならありがちである。

それでも、極端に湾曲収差が顕著になるのは最も広角側くらいだし、ポートレイト撮影でモデルさんのプロポーションをダイナミックに強調するのに活かすことも可能だ。とにかく、これ以上、Eマウントレンズを増やすつもりはないな。

なんて言いながら既にE55~210mmF4.5~6.3を確保済。これは全然コンパクトじゃないけど、安定的に使えます。

ああ、結局我が師団に新しい装備がシステム化しちゃったよ。

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2017年2月22日 (水)

ミノルタ MDロッコール24~50mmF4

Dscn4678この14~15年間、週に2回のペースで更新してきた本ブログなのですが、最近、ちょっと厳しくなってきたんですよ。あれこれ貧乏人の大忙しでツマラナイことにエネルギーを割いているからだとも思ったんですが、拙僧もイイ歳なのでバイタリティー的に更新がきつくなってきた気がするんですよね。今回はギリギリ、水曜日に間に合ったんですが、今後は不定期に週に1回のペースになると思います。

拙僧の稚拙なブログを定期的にチェックなさっている方が少なくないのは存じているので、申し訳ないです。

Image176個人的に24mmから始まるズームレンズに注目しているのだ。スナップは寄りが命というモチベーションもあるのだが、それならば単焦点が適切である。実際にスナップショットスコパー25mmF4のパフォーマンスは素晴らしい。そうでは無くて、この「しょーぞーけん」とやらで面倒くせえ世の中で、目立つ一眼レフカメラにズームレンズをつけて、目測スナップで近接撮影に意義があると思うのだ。全くの妄想なのだが。

とにかく、身を削って撮影したのでコンテンツもご覧いただきたい。

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2017年2月18日 (土)

キヤノン IXYデジタル70

Dscn5203IXYデジタルでございます。しかも600万画素級で手ブレ補正機構は非搭載。今更って感じっすよね。拙僧も、このカメラなんて、とっくの昔にコンテンツを作って報告させていただいたと思っていたのですが、現在、遅々として進まないHPの引っ越し作業で、紹介し忘れたブツってのが結構露わになってしまったんですよ。

拙僧もカメラやレンズと写真が好きで、本ブログも写真や画像を主に扱っているのですが、あまり思い入れの無い画像はコンテンツを作ってブログで報告したら、サイズを圧縮しちゃうんですよね。やっぱりハードディスクの容量に限界があるので。なので、本カメラの撮影画像は既に圧縮済でした。撮影したのもずいぶん前で覚えていなかったのですが、撮影画像に「2011」と書かれたのぼりが写っていたので、その頃なんでしょう。

Img_1339基本的に拙僧のブログは、ブログで与太話と簡単なカメラの紹介をして、本格的なカメラの紹介をしたコンテンツを用意してリンクを貼るという形式である。もっとも、コンテンツが本格的かは、そのカメラやレンズに対する熱度にもよるけど。最近、その形式を崩しているのだが、一つの理由は「TMAXデベロッパー」の話題の時の様にコンテンツを作る必要が無い場合がある。もう一つの理由はコンテンツを書く余裕がない場合だ。

拙僧は暇人なのだが、調子に乗って趣味の幅を広げ過ぎてしまい収取がつかなくなってしまったのよ。ご存知のように単車の趣味が多くを占めるんだけど、300文字で描く短編小説のローカルフォーラムなんてのにも参加しているのよね。拙僧のブログやコンテンツって、だらだらと長くなりがちなので、短い表現を模索しているのよ。今回も長くなっちゃったけど。更に、マンガ熱が再発しちゃった。

Dscn6269結婚した時に大量のマンガや雑誌を捨てたのだが、最近、10~20代の頃に好きだったマンガや作家の本を買い直している。ブックオフで108円のブツを買っている時は良かったのだが、アマゾンの1円出品モノに手を出すと危険だ。

拙僧がベルセルク以外のマンガを読まなくなって10年以上経つが、その間に昔好きだった作家が出版したマンガがあるのよ。そいうのって、ほぼジャケット買いなのだ。読むのが追いつかなくなって、稀に(稀でないな)買ったのを忘れて同じものを買ってしまう場合がある。気づいたと金はカードの支払いが結構な価格帯になっていて、カード会社の引き落としを2回も飛ばしてしまったよ。別の会社だったから、そんなに問題にならなかったけど、これがアマゾンの悪魔ってやつだな。

ああ、それにデジタル一眼レフやミラーレス一眼の互換バッテリーも、結構買ったしなあ。1000円で拾ったNEX5も、レンズやらバッテリーやらで、かなりの資金を解かしている。よっぽど気をつけないと資本主義の悪魔に堕落されてしまうな。いや、手遅れか。

それはともかく、コンテンツもご覧いただきたい。

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2017年2月15日 (水)

TMAXデベロッパーに初挑戦

Dscn6520プレスト400亡き後、代替品となるISO400フィルムを見つけるのは困難だった。スナップならフォマパン400でもケントメ400でも構わなかったのだが、粒状性や諧調表現が女性モデルポートレイト写真となると満足でなかったのだ。ISO100フィルムなら迷わずアクロスが使える。しかし、条件が必ずしもアクロスに適するとは限らない。そんな時にはISO400フィルムが必要なのだ。無論、TMAX400やイルフォードなら満足な結果を得られるのは承知していたが、いかんせん高い。TMAX400がプロパー価格で1本1000円程度。これは、かなり躊躇する価格帯だ。

Image25だが、結局、TMAX400しか選択肢は無いと結論付けた。イルフォードは全く手が出ないし、TMAX400ならキタムラネット会員で僅かながら安く買えるからだ。ところが、いつの間にか「かわうそ商店」さんがTMAX400を3本で2520円で売っているのを発見した。これなら1本850円くらい。オリエンタル400と同じくらいの価格帯だ。勿論、気さくに使える程に安いわけではないが、購入や使用のハードルはかなり下がった。

Image3しかし、現像はD-76で行っていた。場合によってはSPDによる現像も躊躇しなかった。理由は拙僧がケチでやっつけ仕事だからである。TMAXはTMAXデベロッパーを使わないと意味がないと言われていたが、拙僧には高額で扱いづらい現像液という印象があったのだ。しかし、TMAX400が3本で2520円なら主力をTMAX400にして、店頭購入が楽で荒っぽい現像に耐えてほしい時にはオリエンタル400を使い分ける運用が現実化した。そうなると、折角だからTMAXデベロッパーを使ってみようかと思ったのだ。そして、ビック.comの注文・入金から数日も経たずにTMAXデベロッパーは届いた。

Image35_2まず、原液を溶き始めてから出来上がりが3.8Lなのに気づいた。最初によく箱を読めって話だよな。慌ててボトルを追加したのだが、結局、原液は3.2Lくらいになってしまった。しかし、原液を希釈して使うと聞いていたので、希釈の段階で調整すればよいと気さくに考えていた。そう、拙僧はTMAXデベロッパーは原液を4倍に希釈して使うと認識していたのだ。なので、その時は「なんてリーズナブルな現像液なんだろう」と思ったのだ。
しかし、実際に4倍に希釈した現像液でペトリ7で撮影した楽凱ラッキーパンSHD100を処理すると、かなりアンダーだった。まるで適切な現像液を4倍に薄めたかのようだった。いや、それはイイ加減なラッキーパンSHD100だからかもしれない。実際のTMAX400なら結果は違うのではないかと思ったのだ。
手元にあったTMAX400のネガは3本。同じ日に同じMDロッコール50mmF1.7で撮影したものだ。絶対に失敗したくないネガは、例の拳銃女子のガンガールズのネガだ。しかし、パトローネにはレンズ名しか書いていない。失敗の可能性は高い。そして、絶対失敗したくないネガを選んでしまうのは1/3の確立だ。ちょっとした、ロシアンルーレットである。
それで、ちゃんとロシアンルーレットに負けましたよ。泣きたいよ本当に。

Image36ネガは、完全に「適正な現像液を4倍にしたくらいの薄さ」だったのだ。なんなんだよ。拙僧ってバカ?いや、そんなことは分かっているんだけど、どのコンテンツのデータを読んでも4倍に希釈って書いてあるはじゃない。いや、拙僧が何かしらの勘違いをしたのが悪い。それは分かるんだけど、よりによってガンガールズのネガをダメにしてしまうとはねえ。トホホ。 それで、希釈をやめて原液(なの?)でアクロスをテスト現像したら満更でも無かったので、それ以降の現像を続けた。無論、拙僧はケチだから同じ現像液で8本のネガを現像したが、それなりに絵は出てきた。何となくスッキリしない感じはあるのだが、TMAX400をTMAXデベロッパーで現像すると定着後の水洗が難しらしい。それなりに長い時間をかけて水洗したのだが、仕方ないな。

Image10それでも、パソコンというのはありがたいモノで、スキャナーでPCに読み込むとそれなりに鑑賞できる画像になったのは幸いだ。満足とは言わないが、完全にパーになるよりはましだ。それにしても気になるのが、ゴミの付着とネガのダメージ、それに虹色の楕円だ。ゴミの付着に無頓着な拙僧からしても、なんだかゴミの付着が多い気がする。また、ネガのダメージや虹色の楕円が写りこむのが気になる。ネガ自体を確認するとダメージは無いのだ。この「虹色の楕円」の正確な名前は忘れたが、この現象を抑えるためにフラットヘッドスキャナーのネガキャリアは存在し、場合によってはガラスの板でネガを挟むのだ。要するに、ネガのカーリングが酷くて、何かしらの悪影響をスキャニングに及ぼしているのだろう。ネガが印画に耐えられないのは確実なので、これで満足するしかないな。

感材の高額化や選択肢の縮小も確かに困る。実際にはモノクロネガフィルムは思ったほど選択肢は少なくないのだが、キタムラで買いたいとか価格とパフォーマンスのバランスからして、個人的な選択肢が少なくなっているのだけど。

そういうのは、致命的なモチベーションへの打撃にはならないのだが、撮影時に現れないカメラの故障と、フィルム現像時の失敗は本当に凹むなあ。

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2017年2月11日 (土)

ゲッコーMR3(15年近く期限の切れたモノ)

Dscn6129今更、言うまでもないがフィルムカメラの運用は厳しくなる一方だ。別にカメラやレンズの価格は問題ない。一時期、大陸から爆買いによって高騰したレンズも有るが、多くのレンズは適切な価格帯で売っている。一時期、捨て値に近かった頃に比べると大分高くなったが、どちらかといえば常識的な価格帯に戻ったと言えるだろう。ミラーレス一眼のアダプターブームで高くなったレンズも、最近では落ち着きを取り戻したように思える。

Image5問題は感材で、これは確実に高くなってしまった。最早、ポジフィルムやイルフォードのフィルムは拙僧の手が届くものではなくなった。その他のフィルムも一様に高くなった。それでも、フジフィルムのアクロスだけは3本セットで1500円代なので救いの手だ。拙僧はキタムラ会員なのでネット注文すると1500円をわずかに切る。

Image4一方で、オリエンタルのモノクロフィルムの発売など、明るいニュースもないわけではない。1本1000円で諦めていたTMAX400も3本で2520円で売るセラー(かわうそ商店さん)も現れて、ギリギリ運用に耐えている。ISO400フィルムはプレスト400の消滅以降、代替品が見つからずいろいろと試したのだが、ポートレイト撮影で満足なパフォーマンスを発揮するのはTMAX400だけだった。条件が良ければ迷わずアクロスなのだが、条件が不安定な時にはTMAX400しか選択肢は無い。

Image2フィルム代を捻出するのも大変なのだが、もっと大変なのは印画紙だ。これこそ、最早、イルフォードなど手が出ない。ヨドバシカメラで最も安い六つ切り印画紙がイルフォードのクールトーンだったのが幻のようだ。

数年前なら期限キレの印画紙が中古カメラ市で安売りしていることもあったが、今は絶望的である。今のところフジフィルムのバリグレードとフジブロのストックがあるが、いずれも期限切迫か期限キレだ。期限キレなのは全く気にならないのだが、ストックが切れれば同じことだ。一時期まではネットオークションも期待できたのだが、それも今は期待できず、逆に高騰しているという話も聞く。そんな中、大量の印画紙を譲って下さる方が現れたのだ。ありがたいなあ。

Image3_2ブツは期限キレして15年以上経過したものなのだが、そんなことは全く問題にならないな。実際に焼いてみると、ちゃんと絵が出た。印画紙の期限が切れているからモデルさんの魅力が損なわれたとは全く考えられない。勿論、期限の十分な印画紙と比べれば違いはあるだろうが、何も言わずに鑑賞して印画紙の期限キレを指摘する方はまず、いらっしゃらないろう。勿論、数千枚の印画紙を見たプロの写真家やプリンターの方が見れば一目瞭然だろうが、そういう方が拙僧の写真を見ることは無いだろうしな。

ただ、不思議な光線漏れが写りこむことがある。これは、拙僧がビールを飲みながらプリントをしているので缶に反射した光でも異常感光したのかと思ったのだが、どうも、そうではないようだ。

今、プリントしているのは、今年に予定している合同写真展に備えてのテストプリントなので問題にしないことにしている。ひとまず霊的な原因にすることにした。

Image6
また、稀に、このような紫かぶりをすることがある。これは、印画紙の期限キレとは全く関係なく、拙僧がプリントを始めた時からあった。拙僧は日本カメラの「暗室入門」だけを頼りに手探りでプリントをしているから、原因が分からない。ご存知の方は教えて頂きたい。

Image1それにしてもプリント作業は楽しいものだ。

拙僧のような稚拙な者が、ひとまずレンズを語る自信があるのも、実際に数百枚の印画紙を焼いて、レンズによって描写の違いを実感しているからだ。

しかし、先日は6時間も暗室に籠り疲労困憊した。何故かというと、徐々にプリントのシャドウが出なくなってきたのだ。

最初は女性の肌が白くなるのは大した問題ではないと気にしなかったのだが、写真として成立しなくなるほどになってしまった。どうも、拙僧の暗室は納戸を兼ねた簡素なもので、当然空調などない。この季節は上はダウンベストを羽織り、下は防寒パンツを重ね着して、靴下も二重にするのだ。どうも、現像液の液温が下がると急激に絵が出なくなるらしい。

拙僧は理屈は分からないし、液温を上げる手段も無いから感光時間を調節するのだ。感光時間を長くするとひとまず絵が出る。そうやって調整しているうちに、引き延ばしレンズの絞りがF11で感光時間が12秒が適切だったのが、絞りがF8で感光時間が32~36秒にまでなってしまった。その調整に時間がかかってしまったのである。

本当に空調の効いた暗室が欲しいが、とにかく、惜しまずに焼ける印画紙があるだけでもありがたい話だ。

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2017年2月 8日 (水)

ガン・ガールズ

Dsc08608うわ、しまった。バタバタしていたら週に2回のブログ更新を飛ばすところだった。今からまとまったコンテンツを書くのは難しいので、ちょっと今回は画像展示で許していただきたい。

実は、このネタはサブブログのネタだったので、サブブログの方でも後日公開予定なんですよね。両方とも見て下さっている方には、申し訳ない。

Dsc08212
先日、友人主催のモデル撮影会に参加したんだけど、友人が拳銃のおもちゃを持ってきたので、ちょっと悪乗りしたのよね。

Dsc08218それで、拳銃の使い方を簡単にレクチャーしたのだ。拳銃ってのは火器の中では扱いづらいモノの方だし、やっぱり、やるならリアリティがないと面白くない。

Dsc08238「拳銃は基本的に両手で構える。右腕はまっすぐ標的に向け銃身は基本的には水平。銃のでっぱり、ガンサイトっていうんだけど、それが標的に向けて重なるように構えて視線は外さない。左手は右手を覆うように支えて力を抜く。重心は左足。片手撃ちの時も右腕はまっすぐで胸を開いて身体の向きを銃身の延長にする。左手は腰を支えて射撃後の衝撃に対応する」って感じ。

Dsc08236
これが、実際にやってもらうと様になるのよ。個人的には「カッコいい!」って感じで喜んで撮っていたんだけど、他のメンバーは笑っていたな。

Dsc08338勘のいいモデルさんは「銃身の衝撃に備えて右腕を固定する」ってのを理解してくれて、こちらが指示を出さなくても、体を壁に支えて固定するポーズととってくれるのよ。これには、ちょっとびっくり。

Dsc08342このモデルさんは午前中に撮影したモデルさんなんだけど、銃を撃つということを正確に理解しているようで、姿勢を崩しても銃身から目をそらさないのよね。

Dsc08359この写真の時も、お願いしたのは「片手をソファーに置いて片手撃ちでお願いします」だけだったんだけど、右腕を椅子の背もたれと壁に固定して銃身がぶれないようにしている。このモデルさん、カンが凄くいい。普通に刑事モノやガンアクションのドラマや映画を見ただけとは思えないな。

Dsc08603午後のモデルさんは普通に銃で遊んでいるんだけど、この普通の笑顔で銃口を向けられているのって、これはこれで痺れますなあ。

Dsc08593それでも、やっぱりドラマや映画になじんでいるお陰か、この遮蔽射撃も「柱に隠れる感じでお願いします」ってお願いしただけなのに、なかなか様になっている。

Dsc08611この最後のポーズも中々決まっているのではないだろうか。

ちなみにカメラは1000円で拾ったソニーNEX5にソニーE16~50mmF3.5~5.6の標準ズーム。

掲載画像でお分かりの通り、広角側でかなり湾曲する。今回の場合は射撃のポーズのデフォロメがイイ感じなのだが、風景とかは困るだろうなあ。何れ、コンテンツを用意して、報告させて頂きます。

MD50mmF1.7で撮ったTMAX400もあるのだが、まだ未現像。TMAXデベロッパーに初挑戦するので、これも楽しみ。

折角のネガをパーにしなければいいのだが。

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2017年2月 4日 (土)

オート WOCO 200mmF3.5(プラクチカマウント)

Dscn6127拙僧は国際結婚だが、妻は東アジア人だし、ほぼネイティブな日本語を話す。言わなければ「ちょっとどこかのなまりのある地方の方かな」と思われて外国人だとは気づかれないな。しかし、青春期までを竹のカーテンの向こうで過ごしたから、西側のブランドやムーブメントに疎いところがある。先日、リーガルで足のサイズや両足にかかる体重の圧力の差を測ったりしていたのだが、「リーガルというブランドは昔からあるんですか?」と聞いて、訓練を受けた店員の表情を一瞬停止させたな。それで、拙僧は「実は妻はxxx国生まれなんで、ブランドに疎いんですよ」とフォローしてしまうのだ。そこは訓練を受けた店員だから親切にリーガルブランドを説明してくれたのだが、そんなに昔でない時期に資本が完全に日本に移ったのは拙僧も知らなかった。

Image11それで、「オートWOCO200mmF3.5」である。200mmなんていう焦点距離は、今や最もジャンク籠で転がっていても興味の湧かない焦点距離ではないだろうか。ゴミみたいな値段で転がっているから、ミラーレス一眼のアダプターファンが買ってはみたものの、マイクロフォーサーズならライカ判換算で400mm相当になってしまって、しかもフォーカシングは凄く大変だから無限遠で近くの公園の背景の山などを写して、やせ我慢で蘊蓄を垂れるようなレンズだ。

それが聞いたこともないブランドだったら、まず手に取らないだろう。興味本位で手に取るかもしれないけど買おうとは思わず、気まぐれで買ったとしても真面目に撮影しようとは思わないのではないだろうか。

それを、肝心なポートレイト撮影で真面目に使ってみたのだ。無論、テスト撮影なんてしないっすよ。その気になればマウントアダプターを出してミラーレス一眼につけることもできるけど、面倒だし。

こういうのも拙僧の死に対する欲求、つまりタナトスなのかなと思うのだが、ちょくちょく抑えられ無くなるんだなあ。

この種のレンズを買おうとは思わないけど、撮影したらどんな感じか興味がある方はいらっしゃると思う。

コンテンツもご覧いただきたい。

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2017年2月 1日 (水)

コニカ RevioC2

1515150_img1海外では拙僧はビビりなので気をつけている。ぼったくられたことは少なくないが要りもしない30元のガラクタを80元にふっかけられたというようなことは少なくないが、その程度は目くじらを立てないようにしている。どちらかというとイタリアでは詐欺まがいの脅迫にあったり、妻のバックのジッパーが開けられて危なく貴重品の入ったエリアまで届くところだったりした。クレジットカードも不正使用されたしな。その他、未然に済んだがイタリアの方が中国の辺境よりもよっぽどタチが悪い。

それでも1度だけ北京でカメラを盗まれた。しかし、これはバックのメッシュの中に入れていた拙僧が悪い。ジッパーでロックしてあったのが油断した。しかし、本カメラは内蔵メモリ機なので単体では使いものにならない。ざまーみろ中共匪賊。

100konipict0027_pict0027本カメラの登場は2012年の12月である。既にコニカからは500万画素級のKD-500Zが登場している。本カメラは130万画素で内蔵メモリ機、レンズも固定焦点(パンフォーカス)とかなり時代錯誤なスペックだが、前世紀末から新世紀にかけて価格の安い「トイデジカメ」というムーブメントが発生し、それが割と使い物になり始めたのだ。「日立リビングサプライ i.mega HDC-1」とか「ポラロイド PDC2070」はその仲間だ。カシオは2001年10月の時点でも液晶ビュワーレスの35万画素級デジカメ、LV-20を出している。もっとも、これは海外でビビターブランドでドラッグストアで吊るし売りしていたようなものである。これらは何かと使い勝手に問題はあるが、何しろ安かったので一定の市場を獲得していた。まだ、マジデジカメが高かったのだ。

しかし、もっと使い物になる廉価デジカメというか準マジデジカメというのを一流メーカーが出すようになった。代表的なのはファインピクスA201である。そんな、マジデジカメとトイデジカメの中間に当たるのが本カメラと言えるだろう。

ところで、本カメラを紹介するのは2度目である。前回は何せ北京で盗まれてしまったので、ロクに撮影結果を掲載できなかった。拙僧も惜しいと思ったのか、その後、別の個体を手に入れて帰京時にまで連れていっている。拙僧もすっかり忘れていて2005年の撮影だ。

その頃は肖像権などと騒ぐウザい連中は少数派だったから、なかなか攻め込んだ撮影をしている。今では怖くてできないな。

コンテンツもご覧いただきたい。

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