« コニカ RevioC2 | トップページ | ガン・ガールズ »

2017年2月 4日 (土)

オート WOCO 200mmF3.5(プラクチカマウント)

Dscn6127拙僧は国際結婚だが、妻は東アジア人だし、ほぼネイティブな日本語を話す。言わなければ「ちょっとどこかのなまりのある地方の方かな」と思われて外国人だとは気づかれないな。しかし、青春期までを竹のカーテンの向こうで過ごしたから、西側のブランドやムーブメントに疎いところがある。先日、リーガルで足のサイズや両足にかかる体重の圧力の差を測ったりしていたのだが、「リーガルというブランドは昔からあるんですか?」と聞いて、訓練を受けた店員の表情を一瞬停止させたな。それで、拙僧は「実は妻はxxx国生まれなんで、ブランドに疎いんですよ」とフォローしてしまうのだ。そこは訓練を受けた店員だから親切にリーガルブランドを説明してくれたのだが、そんなに昔でない時期に資本が完全に日本に移ったのは拙僧も知らなかった。

Image11それで、「オートWOCO200mmF3.5」である。200mmなんていう焦点距離は、今や最もジャンク籠で転がっていても興味の湧かない焦点距離ではないだろうか。ゴミみたいな値段で転がっているから、ミラーレス一眼のアダプターファンが買ってはみたものの、マイクロフォーサーズならライカ判換算で400mm相当になってしまって、しかもフォーカシングは凄く大変だから無限遠で近くの公園の背景の山などを写して、やせ我慢で蘊蓄を垂れるようなレンズだ。

それが聞いたこともないブランドだったら、まず手に取らないだろう。興味本位で手に取るかもしれないけど買おうとは思わず、気まぐれで買ったとしても真面目に撮影しようとは思わないのではないだろうか。

それを、肝心なポートレイト撮影で真面目に使ってみたのだ。無論、テスト撮影なんてしないっすよ。その気になればマウントアダプターを出してミラーレス一眼につけることもできるけど、面倒だし。

こういうのも拙僧の死に対する欲求、つまりタナトスなのかなと思うのだが、ちょくちょく抑えられ無くなるんだなあ。

この種のレンズを買おうとは思わないけど、撮影したらどんな感じか興味がある方はいらっしゃると思う。

コンテンツもご覧いただきたい。

|

« コニカ RevioC2 | トップページ | ガン・ガールズ »

コメント

どもども

うーん、これは見たことないですねぇ。カメラの開発秘話みたいな記事は見るけど、この手の謎のレンズの製造現場秘話みたいなのも読んでみたいなぁ。

このサイズになると見かけ以上にズッシリくるんで現代のライトボディとの組み合わせだとフォーカシングがやりづらいんですわね。ボディがレンズに負けてしまうんです。

しかしレンズ構成は既に完成されてるから、順光モノクロでニッコール辺りと比較して違いを言い当てる人は少ないんじゃないかしらね。

投稿: 大佐 | 2017年2月 5日 (日) 10時31分

こんにちは。私の手元にはミノルタ・ロッコール200mmf3.5があります。どことなくレンズメーカーへの委託生産の匂いもあって、発売当時から愛用している方は多くはないようです。焦点部とアウトフォーカス部の溶かし方などは魅力的で、市街戦的な街頭スナップなどに最適。レンズ換えをせず、この一本で36枚撮りきる決意があれば…。大柄なレンズに似合うボディはXE・Dでしょうか。

投稿: HOOD | 2017年2月 5日 (日) 16時55分

どもども、大佐殿。

いやいや、今回はかなり選んでいるんですよ。つまり、ヒット率が低いんですよね。それがレンズのせいかというと拙僧の目の経年劣化のせいなのですが、オートニッコール200mmF4と一緒にするのは乱暴ですよ。

もっとも、オートニッコール200mmF4も、女子ポートレイト撮影なんかのことを考えて設計していないでしょうけど。

ああ、でもミラーレス一眼でアダプター遊びをしている方々にとっては、見分けがつかないでしょうね。拙僧がヘタレ野郎でも、ひとまず蘊蓄を言ってもイイかしらと思うのは、それなりに印画紙に焼いているからですねえ。

大佐殿も謎ですか。「もう、かつかつでxxを分解してコストを削って、やっつけ仕事ででっち上げたんだよね」って話も、たまには「写真工業」で聞いてみたいですよね。

あ、「写真工業」って、今も発刊しているのかしら。

投稿: Rikkie | 2017年2月 6日 (月) 11時38分

どもども、HOOD殿。

おお、ミノルタの200mmF3.5ですか。ちゃんとしたメーカーのレンズですから、重さに見合ったパフォーマンスを発揮するんでしょうねえ。

望遠レンズでスナップを撮るのは、もっと積極的にやろうかなと思っています。前にFD300mmF5.6か何かで意外とイイ感じだったんですよね。あの時は期限キレのカラーネガをつめたのですが、モノクロフィルムで撮ってみたいものです。

我が師団の装備をちょっと探してみたのですが、ミノルタマウントのハニメクス200mmF3.3がありました。確実に日本製でショウ。色んなリングネームを持っていそうですね。
F3.3なんて公差の範囲な気がするのですが、ここは図々しさというかガッツを認めて上げたいところです。

一方で褒めながらSRT101あたりを全く使っていないので、SR系ボディをタマには動員したいですね。

投稿: Rikkie | 2017年2月 6日 (月) 12時07分

う~む、かわいいモデルさんですねぇ。この美人モデルを素性の知れないレンズで真剣に撮る。これはロマンがありますね。
ボケは多少暴れるものの、ピントも悪くないですし、ほどよい柔らかさが残っていていいポートレートだと思います。

輸出用にしてもなにか元ネタのレンズがあると思うのですが謎ですね。
chinonに200mm f3.5でM42というレンズがあるのですが、ちょっとデザインが違うかな。

投稿: だいきちボンバー | 2017年2月 7日 (火) 00時27分

どもども、だいきちボンバー殿。

モデルさんは友人が誘ってくださるのですが、予めどういうモデルさんがいらっしゃるのかは分からないんですよね。

あえて聞かないようにしている意識はありますね。過去に撮影したことのあるモデルさんの場合はレンズやフィルムの選択をある程度、考えます。もっとも、条件が悪くなければ迷わずアクロスですが。撮影場所も、拙僧は名古屋圏の人間でないので殆どの場合、よく分からないんですよ。そういう条件で、よく分からないレンズをぶつけたくなる気分になるときがあるんですよね。200mmなんてポートレイト撮影にもスナップ撮影にも使いづらいのですが、ぶっつけたくなっちゃう。

だいきちボンバー殿の観察眼なら御理解いただけると思うのですが、モデルさんの顔のディテールはそんなに真面目でなくてもイイんですよね。結像していないのは困るけど、大体な感じでイイ。ただ、このレンズは胸のリボンと服のチェックのディテールをデリケートに再現しているんですよね。これは目を引きます。多分、印画紙に焼くのは相当苦労すると思うのですが、興味深いですね。

ただ、正直言ってヒット率は低いです。掲載に耐えるカットは半分以下でした。これは、このレンズが悪いのではなく、拙僧の目が、そろそろペンタックスSP時代のファインダーに200mmF3.5でのフォーカシングに追いつかない程、劣化しているからでショウ。

チノンだとちょっと嬉しいですね。もっとも、もっと聞いたことのないレンズメーカーだと更に嬉しいかなあ。

素性の知れない135mmや200mmは多くコールドスリープしているので、時にはぶつけたいですね。

投稿: Rikkie | 2017年2月 7日 (火) 17時20分

モスボール状態のレンズに、もしアルビナーレンズがあればお試し下さい。謎のサードパーティ系レンズですが、撮影スリルを満喫出来ます。私の一押しは135ミリf2.8スクリューマウントで、外見はチノン的風貌で200ミリと間違うくらい太い胴体。しかし、プリントは思いの外に微細な表現を示し(色彩は浅く、可能ならばモノクロを試したい…)、線の太いミノルタ系を見慣れた私の目には新鮮でした。ペンタックスSPとの相性も抜群ですが、同社アダプター使用や接続は避けた方が無難です。

投稿: HOOD | 2017年2月 9日 (木) 00時33分

どもども、HOOD殿。

おお、アルビナーならFDマウントの28mmF2.8を持っています。

記録によると2013年の地元祭りを撮っていますね。どうも天候不順でISO400フィルムを使ったらしく、粒子が粗いのと、露出が開放に近いらしく、目測スナップの結像がイマイチなのが残念です。祭り、という写真からすると、躍動感があって良いともいえるのですが。

確かに、ちゃんと結像したカットは細く繊細な線を描きます。諧調がちょっと雑なのですが、これはレンズのパフォーマンスというよりは、フィルムの問題でショウね。カラーだと、多分、問題にならないのでしょう。十分な条件下でアクロスならディテールの再現も期待できそうです。

当時はプレスト400の代替が見つからず、色々なISO400フィルムを試しました。しかし、粒子や調子で満足なものはありませんでした。もしかしたら、「SPDやD-76で押す」というのではなく、指定現像液で丁寧に現像すると違うのかもしれないですが。現像にタフというのは拙僧にとっては極めて重要です。

スナップや祭り撮影はそれでも構わないのですが、ポートレイト撮影だと困るので、今はTMAX400を無理して買っています。

今までは手を抜いてD-76を使っていたのですが、TMAXデベロッパーを確保したので、来週辺りに初挑戦する予定です。

投稿: Rikkie | 2017年2月 9日 (木) 09時32分

200/3.5なんて高級レンズではないですか!
当方のタムロンの200/5.9とは大違い。
あれ、メーカーでは2群3枚と言っていますが1群2枚と絞りを挟んでカメラ側に保護ガラス(UV程度の色がついている)だけなんです。テレフォトタイプじゃなくて純粋な長焦点ですからゴミ侵入防止でしょう。でもこのガラスがたたって、曇る、絞りの油保護ガラスにつくなど、意外とまともなものは少ないです。肝心のレンズのほうは、レンズ銘鈑を外すとコロンと転がり落ちます。あれで撮ったモデル撮影の写真あったなぁ。
 チョット私も対抗できないかな・・・
うむ、なかなかないですね、Tマウント時代のスピラトーン(米商社ブランド)105/2.5はこむらー臭かったですが、あんまりおもしろくないなぁ。持っていませんせんでしたがサカール(盛る)なんておめでたくてよいですね。
あ、あった。実に美しい名前だなと思ったのですが。。。晨光(夜明けの光)と銘鈑にあった中国製の大判用のバレルレンズがあったんです。スピグラにつけようと思っていたのですが、一度も使わず売却しました。あれ、〇✖光学の略と聞いてがっかりしました。

投稿: 横須賀与太郎 | 2017年2月12日 (日) 06時54分

あ!!
「Pranar」があった!ブラウンのPAXNA固定焦点機で短玉ですが、座椅子なんてダサい名前のメーカーじゃなくてブラウンで、会社の場所もオーバーコッヘンなんてわけのわからない名前じゃなくて、ニュールンベルク。
 ワーグナー作曲の「ニュールベルグのマイスタージンガー」はヒットラー時代に、国威発揚としてたくさん演奏させ、多数のレコードを出し、老指揮者フルトヴェングラードイツの軍需工場にベルリンフィルを指揮した演奏のフィルムのほか、音箔映画をたくさんs作りましたから、ちょっといかめしい地名に聞こえます。
これはリバーサル入れて撮りました。

投稿: 横須賀与太郎 | 2017年2月12日 (日) 07時14分

↑タイプミスりました
PAXINAの単玉・・・
音楽映画をたくさん作りましたから・・・
が正しいです。
ごめんあそばせ

投稿: 横須賀与太郎 | 2017年2月12日 (日) 07時20分

どもども、横須賀与太郎。

現在の視点だと、こんな安レンズに頑張らなくてもと思ってしまいますが、当時の方にとっては高級レンズかもしれないですね。

タムロン200mmF5.9は興味深いですねえ。しかし、あっしの劣化した目で、満足にフォーカシングできるか怪しいですね。このポートレイト写真は興味があります。

135~200mmのプリセット絞りのレンズが少なからずあるのでモデル撮影で試したいですね。拙僧のポートレイト撮影はモデルさんを軽妙な言葉でモチベーションを上げて、モチベーションが下がらないうちにリズムで1タームの撮影を終了する、速度を重視した撮影スタイルなのでMFは何とか許容できてもプリセット絞りやマニアル絞りまでごちゃごちゃ弄るとなるとリズムを崩すんですよね。なので、F5.6くらいに絞ってフォーカシングだけに専念したいのですが、劣化した目では少し難しいですね。それでも、まだ、何とか対応できるでしょうか。

大陸製のレンズもSRマウントのHAIOUとかレンズシャッター機の華中、東方など試したいレンズが少なくないのですが、今時、街でスナップ撮影するのは難しいので稼働率が上がらないんですよね、街中でのスナップ撮影に対する警戒は感材の価格上昇よりもシリアスですね。

2001年くらいに北京の朝陽区骨董品市場に行った時には蓆を広がっただけのセラーや小さなテナントが並んでいて、雰囲気だけでも楽しめたのですが、今は立派なビルディングになってカメラを扱うテナントが無くなってしまいましたね。あのセラーが今はどこで商売を展開しているか本当に知りたいのですが、難しいでしょうね。五木果松駅からバスで3ステップ目にある北京撮影機材城も、それなりに楽しいのですが、露天商の猥雑感の楽しみは無いですね。

その2001年の朝陽区骨董品市場で純国産(中国産)のレンズ付きフルセットの4x5のカメラが有って興味を持ったのですが、流石に1600元くらいして買いませんした。これはいずれにしても使わなかったでしょうから後悔はないのですが、「徳国」製の100元のイコフレックスを買わなかったのは長く後悔しました。ちなみに、この時に40元だか60元だかで買ったのが海鴎4Biです。

ブラウンにも単玉簡素カメラが有るんですねえ。知りませんでした。

先日、豊橋鬼祭りNEX5やEOS-M(初代)、ミノルタX-700+MD24~50mmF4、ニコノスIVに加えてチノンのチノン35FX-IIIを動員しました。こいつはモータ巻き上げでDXコードに対応しているらしいのですが、とても怪しいですね。無論、固定焦点です。

この種のカメラは絞りはISO感度で設定し、巻き上げはノブ式というのがトラッドですが、アテニならないDXコード対応とモーター巻き上げというのも、それはそれで乙でしたよ。勿論、フィルムは製造年月日をどこまで信じていいのか不明の楽凱ラッキーパンSHD100。

これをを初めて使うTMAXデベロッパーで処理するのが、今から楽しみです。

投稿: Rikkie | 2017年2月13日 (月) 02時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157797/64838167

この記事へのトラックバック一覧です: オート WOCO 200mmF3.5(プラクチカマウント):

« コニカ RevioC2 | トップページ | ガン・ガールズ »