オリンパス μ(初代)
最近、ちょっと更新が遅れ気味なのだが、ひとまず週に1度の更新はキープしている。ただ、日記系ブログが多いのが否めない。理由は簡単でコンテンツを作れないのだ。拙僧のブログはカメラから派生するちょっとした話題を切り口にブログを作り、そのカメラを詳しく綴ったHPのコンテンツへのリンクを貼るという体裁である。しかし、そのコンテンツを作る時間が、ちょっと作り辛くなってしまったのだ。
それで撮影へのモチベーションが下がっているかというと、そんなことは全くない。感材も価格が上がってデジの比率が高くはなったが、やっぱり撮っても眺めても楽しいのはフィルム写真、特にモノクロだ。
ただ、最近はモチベーションが上がり過ぎたのだか、本気でコンタックスRXにプラナー50mmF1.4とかディスタゴン28mmF2.8とかでポートレイト撮影をしている。最早、プラカメでも何でもないな。なので、久しぶりに安すぎもせず、高級でもないイイ感じのポジションのプラカメを紹介させて頂くことにした。
コンテンツもご覧頂きたい。
| 固定リンク
コメント
どもども。ソフトの情報ありがとうございました。
いや、マジ撮影日記もかいてくだされ。RXの使用感なんかも読みたいですわ。
それにしてもこのカメラに熱狂的なファンがいるのは初めて知りました。まぁ森山さんは知らんけど、その人が使うから良いというのもありざんす。魚の頭も信心ですわぁ。信じる人は救われるですよ。
んで、ピカイチ3とミュー。名前だけならミューの圧勝ですわね。せめてピカイチじゃなくてピカチューだったらなんとか(あぁ、相手がミュー2に進化してるんだもんね。やっぱり勝ち目ないわね)
投稿: 大佐 | 2017年5月13日 (土) 17時31分
どもども、大佐殿。
どうも、このソフトはUSB経由のストレージメディアにしか対応していないようですね。USBの外付けHDDとかは駄目みたい。それでも、ありがたい話ですが。
今日も、地元で山車祭りが有ったのでデジカメx1、フィルムカメラx6、レンズx4で3時間半の戦闘を行ってきました。地元と言っても歩くのはシンドイ場所だったので機動は単車。コンタックスRX+バリオゾナー80~200mmF4を含んでフィルムを7.5本消費してきましたね。
コンタックスRXで撮影していると何かに似ているなと思うのですがニコンF4ですね。これが吊るしの状態だったらコンタックスRXはありえないのですが、同じOHしたニコンF4とコンタックスRXは同じモチベーションで使うことができます。ファインダーもニコンF4並みにイイですしね。ニコンF4はAFも使えますけど大した違いじゃないでしょう。もっとも、拙僧はニコンF4のAFを肯定します。
μとピカイチではガタイが違うからレンズ設計の柔軟度が違うというのが普通ですが、ニコンはニコンミニを出しましたから、ここは末端のニコン者の拙僧も胸がスッキリします。
誰かと同じカメラを使ってみたい気分は分かるのですがね。森山大道さんに興味はないのですが、ご本人は「同じ写真が撮りたくて同じカメラを買いました」なんて言われても迷惑じゃないかと思うんですよね。
このカメラに熱狂的なファンは少なくないですよ。礼賛しているコンテンツは少なくないです。ただ、恐らく実際にフィルムをつめて撮影はロクにしていないですね。少なくても周辺光量落ちと周辺部に向っての結像力の低下の区別はついていない。
雑誌にそんなことが無責任に書いてあるんでしょうね。
投稿: Rikkie | 2017年5月14日 (日) 15時38分
こんばんは。
プラスチッキというか完全なプラスチックがオリンパスμという事で「意してプラカメ...」のタイトルらしいネタですね。
あとここ最近無かった、コンテンツの内容のギッシリさで非常に読み応えがありました。
(スマホだと文字化けしてしまい、つい今PCで読みました)
見た目はヌメッとした機種で個性的な部分はあまり無さそうですが、写りの方は確かに素晴らしいですね。
壊れている...という部分に関しても1960年代の機械式一眼レフカメラが驚異的な程に丈夫で、さすがに電子部品の塊である1990年代の製品ではそうもいかないようですね。
あと500円とは奮発しましたね(笑
東京の撮影結果をみて「何だか懐かしいなあ...また行きたいなあ」と思いました。
早々撮影の件ですが、色々と考えました。
名古屋か西尾市のどちらかで決めようと思います。
名古屋は イエネコカメラさん に用事(レンズ修理の依頼で持ち込み)があり、今池とかを地下鉄を移動しながら撮影するというのが第一候補。
西尾市はかなり古い建物が残っており昭和の風情が楽しめる町です。
有名な西尾劇場は2年位前に取り壊されてしまいましたが、まだまだ沢山昭和が残っている今のうちに撮影をしておきたく。
私としては是非とも歩いて西尾市撮影をしたいと思うのですがいかがでしょうか?
ちょっと最近熱く活動されているという綺麗系のモデルさん撮影とは正反対の退廃的な撮影になってしまうのですが、私のジャンルだとどうしてもこっち(昭和)になってしまいますが。
投稿: nico nico | 2017年5月14日 (日) 19時43分
どもども、niconico殿。
コンテンツが長くなりすぎるのは悩みのタネなんですよね。何とか短くしたいと努力をしているのですが、話題があちこちに飛んでしまいます。300文字のブロックが2つか3つでまとまるのが理想なのですが。
個人的には機械的なギミックと電気的なコントロールがバランスよく最高のパフォーマンスを発揮したのは90年代半ばから世紀末だと思っているんですよね。新世紀になってからは機械的なギミックは電子的に制御される部品の一つになりました。そういう意味で言うと本カメラは、機械と電気が組み合わさり最高のパフォーマンスを発揮する直前のカメラなんですよね。
実は、今日、例の明神祭りでμ2を動員したのですが、安心感も安定感も比較にならないですよ。質感もホールディングの貢献度もです。これといって断定できないのですが、ニコンF5が登場したのが1996年ですから、この少し前あたりにカメラのメカトロニクスに関して何かしらのブレイクスルーが有ったんじゃないかと思うんですよね。実際にズームレンズを搭載したコンパクトカメラやμ2は生存率が高いですから、本カメラはオリンパスらしく見込みを安く作ったのではと思います。
500円の個体を拾ったのは5~6年前でしたが、やっぱりちょっと高かったですよ。フジフィルムのティアラ程では無かったですけど。それでティアラは液晶がダメでも使い物になりましたけど、本カメラというかμ(初代)は壊れていましたねえ。
ただ、本カメラは張り出したくびれた曲線になっていて、ちょっとセクシーなスタイリングなんですよ。CADやNC機器を知っている方には大した金型ではないと分かってしまうのですが。そういうのは分からないで「森山大道さんが使っていた」から安心するのも悪いことではないです。個人的には興味がないですが。
西尾は興味があります。ちょっとO市からだとアクセスが悪いですが、どのような経路をお考えでしょうか。
モデル撮影では対応できないレスポンスや信頼性のカメラが沢山ありますから、二眼レフや西ドイツ製普及レンズシャッター機でゆっくりと昭和の雰囲気を撮影したいものです。
投稿: Rikkie | 2017年5月14日 (日) 21時29分
μとXAが魅力的なんですがいまいちなんですよね。。。
投稿: 横須賀与太郎 | 2017年5月17日 (水) 19時03分
どもども、横須賀与太郎殿。
XAはともかく、稼働状態にあるμ(初代)は絶望的ですからねえ。
この三枚玉は三枚玉好きには響くのですが。
投稿: Rikkie | 2017年5月17日 (水) 21時24分
今晩は。お変わりありませんか。μ機はジャンク終了した個体が一台。しかし、記事と同様の故障を示します。μズームの描写が好きで、新たにμズームデラックスと称する個体を入手しました。レンズの白濁もなく、少し期待しています。オリンパスと言えば、オリンパスペンと宮本常一の関係などカメラ本来の指命明文化なのだと思いますが、森山大道に対しては私には解りません。むしろ、苦悩の果てに沈んだ中平卓馬に見出だす姿勢を感じます。
投稿: HOOD | 2017年5月18日 (木) 22時45分
どもども、HOOD殿。
そんなんですよね、μ(初代)は使い物になる個体は極めて少ないのですが、μ2とかμズームは大抵の場合は使えるんですよね。
拙僧もμ2のコンテンツは作り直そうと思って地元(とはいえ、ちょっと遠いので単車を出したのですが))の山車祭りにμ2を動員しました。ちょっと、モルト(裏蓋の建付け?)が怪しいらしくて光線漏れが始まっていましたが、肝心のアパチュアにはギリギリ問題なかったです。
大御所さんの真似から入るというのは絵画でもマンガでも単車の走りでも我身です。でも、そこそこ自分でできるようになったら大センセイの真似や人生のトレースまで興味がないんですね。
ビックカメラのカレンダーやシグマのカタログと同じような写真が撮りたいのなら、貰ってくればいいというのが、あっしのスタンスですわ。
投稿: Rikkie | 2017年5月19日 (金) 18時14分
森山大道さんの写真は、全く興味がありませんが、初代μとμⅡを比べると、初代μの方が断然デザインは良いように思います(◎´∀`)ノ
そりゃあ性能は後発のμⅡの方が良いだろうというのは、安易に考えても分かることでしょう!
CONTAXだってT3の方が、T2より性能が良いだろうけど、T2の方が人気があったりしますよね!?
それにRikkieさんの仰るようなは理工学的というか、カメラオタク的な意見は、全ての人に通じる訳ではないんじゃないかと
投稿: | 2017年5月26日 (金) 13時09分
どもども。
拙僧のブログを長く読んで下さる方はご存じだと思うのですが、拙僧の書いていることは全く理工学的ではないですよ。じゃなきゃ森山大道さんのクダリなんてガン無視ですよ(^^。
後発のカメラの方が利口とは限りません。また、写りがイイとかコストパフォーマンスに見合うとは限りません。オリンパスμの場合は初代で手を抜いて大体で作って、μ2やμズームは工業製品として真面目作ったと推測していますが、逆のパターンも少なくないです。この話、今回のコンテンツのコアなのですが、理工学的な話じゃないですよね。凄く人間的な話だと思っています。会社というのも一つの人格を持ったものとしていますが。
コンタックスT2の方が人気があるのは一番の理由はコンタックスT3は高すぎますね。それにコンタックスT3は撮影に余計な技巧が多い。スナップシューターからすると鏡筒で絞りの設定がきるコンタックスT2の方が都合がイイんですよね。確かにコンタックスT3の35mmF2.8は興味があるけど、それだけの為に6~7万円払うくらいなら2万円くらいでコンタックスT2を買った方がイイと思っちゃうんですよね。
と、思ったらコンタックスT2の価格が暴騰して10万円くらいになっている。まじで?!売っちゃおうかなあ。壊れる前に(--。
拙僧はカメラオタクなんじゃなくて写真撮影オタクなんですよ。写真を決定するのは適正露光とレンズ、それを保証するボディなんですよね。そういう意味では、いくらボディが美しくても写真撮影を不完全にするカメラは好ましくない。
もっと重要なのはフィルムや印画紙なのですが、そこはチョット割愛します。
一方でレンズは好みによりますが、初代μの写りの方が好きですよ。多分、どっかに書いてありますが「35mmF3.5の3枚玉はお好きな方には堪らない」というようなことが書いてあるはずです。拙僧は「お好きな方」です。でも、ボディがダメ(壊れている)なら、レンズ交換式ボディでもなければ撮影することができません。ましてや、そのボディのダメさを著名写真家の名前で目隠しするのは、本ブログの趣旨とは違います。
本ブログは誰も見向きもしない安カメラ(プラカメ)のイイ仕事にスポットを当てることです。最近、真面目なポートレイトの話が多いですけど。
丁度、μ2で真面目に撮影したのでコンテンツを描いていますが、レンズの描写は初代の方が好きです。正確に言うとモノクロ映えします。ネガの周辺へ向かう解像感の低下なんて、モノクロプリントではどうでもイイんですよね。少なくても、拙僧にとっては。
多分、カラーで六切りワイドで印刷すると、μ初代のボロが出るでしょうね。その辺りはμ2のコンテンツを全面的に作り直しているので、しばしのお待ちを。
全ての人に通じるようなツマラナイことならやらないですよ(^^。
投稿: Rikkie | 2017年5月26日 (金) 18時18分