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2018年1月 6日 (土)

キヤノン パワーショットA50

Dscn8139拙僧は割と構図とかフレーミングというのはどうでもいいと思っている。ポートレイト写真だとそれなりに気にするが伝統的なルールには無関心だ。ただ、ピンボケと手ぶれは好まない。手ぶれは相当気を付けるが、それでも絞り優先AEで絞りがF22になっているのに気づかずフィルムを半分ほど消費したことに気付くと気が遠くなるな。ピンボケの方は絞ることで概ね解決している。望遠でも基本的にはF8かF11だ。大抵のレンズがF8かF11あたりで最もパフォーマンスを発揮するように設計してあるというのもあるが、要するに目が信用できないので被写界深度を稼ぐのである。

Aut_9204そうするとスナップ撮影なら広角レンズをF8かF11で絞って目測で大してファインダーも見ない。いい加減なフレーミングとキリリと立ったモノクロネガのアウトラインを眺めるのは美しいものだ。そうは言っても、モデルさんとしては背景の美しいボケが好ましかったりして、今年は望遠レンズで開放に近い撮影も積極的になろうと思っている。

1995年に登場したデジカメの元祖であるQV-10から4年も経つとデジカメもフィルムカメラの代用品として使い物になるようになってきた。代表的なのは懐かしの藤原のりかさんのファインピクス700だろう。

デジカメ戦争の参戦に煮え切らないながらもキヤノンらしく高性能のデジカメの開発を続けていたキヤノンが本格的に参戦に踏み切ったのがIXYデジタル(初代)の投入じゃないかと思う。パワーショットAシリーズの単三電池型の普及機という位置づけもパワーショットA10からである。本カメラもパワーショットAシリーズの名を冠しているがキヤノンとしては旧態依然としたものだ。

しかし、そこはキヤノンで本カメラには圧倒的な特徴がある。当時としては超広角だったライカ判換算で28mmを実現したズームレンズを搭載しているのだ。これは画期的なことで、コンパクトデジカメが普通にライカ判28mmを実現するにはDC280Jのような例外はあるものの「アユは広がる」のルミックルDMC-FX01を待たなければならなかった。

本カメラには絞り優先AEモードなんて無いけど、28mmなら相当ラフに扱っても絵になるものだ。そういう意味でも貴重なカメラである。

コンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

どうも、こちらでは新年あけましておめでとうございます。こちらに訪れる達人の皆様もおめでとうございます。昨夜(今朝)このページをと見まして、久々にクラデジ一覧を見て寝落ちしてしまいました。リコーカプリオG3Sでしたでしょうか、金属外装の奴、万難を排し無理をして買いましたがフジでF700の発売をアナウンスされたのでリコーは売りしばらく待ちましたが発売が遅れ、売却代金も何やかやでなくなりF700も苦労致しました。肝心のソフトにRAW現像のソフトはついていましたが、S素子とR素子を別々に扱えないという全く役に立たないおソフトを同梱されていました。時は10年以上たち、デジ1(ミラーレスも含め。。。というかこちらがしゅりゅうになってくるのではないかとG1の頃から思っていましたが)デジカメの写りが本格的に良くなってくると、今回取り上げられたようなシャキッと感がある当時の「デジカメってよく写るなぁ」という感覚を懐かしく思い、今でもその感覚は時々ほしくなります。L判に焼いたときにシャキッと来ると嬉しいですもんね。プラ亀フィルムカメラはヘタにズーム比と近接撮影を謳い、パララックスのある中フォーカスフレームを信じてピント合わせをしていたのですから、デジカメの優位性はあったわけですね。フィルム愛好者でもここら辺の事情はデジカメへのあこがれと経済的な苦しみから手を出せないもどかしさをRikkieさんが全部バッサリと斬っていただき、あの時に無理して買わなくって良かったんだなぁと安堵させていただけるものがあります。
逆に今のコンデジの酷さも、酷くなければバカ高いのも目に余りますけど。

投稿: 横須賀与太郎 | 2018年1月 7日 (日) 11時33分

どもども、横須賀与太郎殿。

あけましておめでとうございます。本年も御光来お願いいたします(mm。

拙僧のデジ部屋を訪れていただきましたか。
最近になって初めて自分のコンテンツをiPadで見たのですが、あの無数のサムネイルはちょっと常軌を逸していますね。それで、昨日気づいたんですがSafariでリンクしたコンテンツを表示すると文字化けするんですよね。初めて知りました。文字コードの問題らしいのですが、ネット検索から表示すると大丈夫で、やっぱりアップルの仕事だなという感じです。
現在、サーバにアップロードしたコンテンツを再アップロードしているのですが、何時になったら終了するのやら。

リコーキャプリオG3Sで寝落ちというのは納得ですね。あの頃のリコーのデザインは御大層なゴタクの割には海坊主か深海魚ですから。それでも、リコーのコンシューマー向けカメラ部門が健全だったお蔭でペンタックスの名が継承されたのは喜ばしことです。

初期のデジカメの目的としてHP用画像の貼り付けというのがありましたね。まだ、デジカメがフィルムカメラの代用品となるのは先だと思われていた頃です。あっさりアルマゲドンが訪れるのですが。そういう意味でいると本カメラのパキッとした線や色彩は過剰ではありますがHP映えするものでしょう。また、実際のレンズの焦点距離は短いですから液晶ビュワー付きの近接撮影でココイチのカレーを撮影するのも便利です。

インスタ映えの世の中になってはカメラの性能なんて割とどうでもよくて画像補正のソフトウェアが主役でショウか。

そういう意味でもファインピクスF700のような試行錯誤のあった600~800万画素級までデジカメの面白かった時代だと思います。

勿論、話のネタとしてという意味ですが。

投稿: Rikkie | 2018年1月 7日 (日) 13時40分

どもども、Rikkie師匠。
私も 同じ考えで 構図はあまり気にしないです。
いい表情で 生き生きと写っているか。そこを重視しています。
うーんって考えながら撮るとなんかうまくいかないのです。感覚的なことなのでうまく言えないですが。

投稿: とりおた | 2018年1月 7日 (日) 19時42分

どもども、とりおた殿。

いやあ、師匠はご勘弁を。

いい表情をセンサーが感じた時にとっさにレリーズボタンを押下できなければ写真にできないと思っています。

「いまのいい表情、もう一度やってくれない?」

っていうのは、ありませんから。
とりおた殿は感覚的に身についているのですから、あえて言語化する必要は無いのでは。

今までの経験を踏まえて新しい何かにビルドアップする際には言語化して明示化するのも一考ですが、今はセンサーが拾う感覚に任せたいですね。

投稿: Rikkie | 2018年1月 7日 (日) 21時19分

どもども。
28スタートのコンデジはコダックは知ってましたがキャノンも早かったんですね。
当時はイクシが買えなくて仕方なくパワショなんて言われてたけど、結局イクシはガラパゴス携帯でパワショは アンドロイドスマホだったのね。

投稿: 大佐 | 2018年1月 8日 (月) 16時48分

どもども、大佐殿。

本カメラのライカ判換算で28mmから始まるズームレンズが注目された感じではないですね。ニコンもですがキヤノンの本気のなさが感じられたのでしょうか。

キヤノンならやる気が無くても、このくらいのカメラはできてしまうのでしょう。

キヤノンのマザーボードは三洋じゃなかった気がするし、ニコンがアンドロイドでキヤノンがiOSかもしれませんぞ。

投稿: Rikkie | 2018年1月 8日 (月) 21時30分

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