ニコン F50
最近、戦闘的シグマ解放運動に熱心な横須賀与太郎殿なのだ。ところが、どうも時折ニコンF70やF50といったニコンAF一眼レフカメラの中でもマイナーな機種名が登場したり添付画像に写り込んでいる。なので、ニコンF50のコンテンツを作ってみた。
ニコンF50はご存知の通り、当時のニコンのAF一眼レフカメラの底辺に位置するベーシッククラスのカメラである。外観や安っぽく、レリーズするとベコーンと緩慢な音がする。しかし、本カメラはペンタプリズムを搭載しDパターン速攻なのだ。「羊の皮をかぶったオオカミの子供」と言ったところだろうか。その分、価格も他社のロワークラスのライバルよりも若干高めの価格設定だったらしい。
しかし、やっぱり店頭で重要なのは見てくれだ。本カメラの操作系は特殊で合理的だがエキセントリックである。同じロワークラスのEOSキスに比べるとほぼボタンのみで構成したインターフェイスやゲームウォッチを彷彿としポジティブには受け取ることはできなかったんじゃないかな。
コンテンツもご覧いただきたい。
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コメント
どもども、Rikkie首相。
シンクロニシティがおこったのか、プラスチックAF一眼レフが数台家にやってきた中に ちょうどこれもありました。山で使うカメラを真剣に考えていたら、初心者向け 軽量プラスチックカメラが俄然クローズアップされてきています。ミノルタαsweet sもあって これが一番軽く 期待したのですが ファインダーの黄変が重症です。プラスチックはたしかに質感なんかで劣りますが 軽さはありがたい。また、竹内敏信さんが 酷寒の地で撮影した際に 金属製のカメラの中のフィルムは バラバラに割れ プラカメの方は無事で ちゃんと撮影できたと。熱伝導率の違いで プラスチックのほうが冷えなくて フィルムが助かったもようです。ほんとに写真も奥が深いなと思います。
投稿: とりおた | 2018年2月24日 (土) 08時41分
どもども、とりおた殿。
ほうほう、とりおた殿もF50を手に入れなさりましたか。これは興味深い一致ですね。
竹内敏信さんがのお話は興味深いですね。極寒の地だと車内のような暖かいところから外に出すと、瞬時にレンズは凍って凍結します。冬の哈爾濱とかそんな感じでした。
なので撮影するときは外に出しっぱなしにするはずなのですが、多分なにかしらの方法で温めていたのではないでしょうか。それが白金カイロなのかどうか分かりませんが。金属ボディだと熱しやすく冷めやすいのかもしれません。
αのボディもα7700iあたりまでは金がかかっているんですが、その後はちょっと信頼性に疑問が残りますね。
投稿: Rikkie | 2018年2月24日 (土) 15時35分
どもども。
このカメラが現役の頃はよく見ていなかったので、今回じっくり拝見しました。
てっきりダイヤルがあると思ってたらボタンだけだったのね。確かにこれじゃニコ爺には未知の生命体ですわ。しかしどうしてこうもニコンはユーザーインターフェースが下手なんでしょう。
投稿: 大佐 | 2018年2月25日 (日) 19時10分
なんか、ご紹介いただいて恐縮です。フィルムが高くなってISO 100大作戦と称して、ISO 100 にTTL調光を基軸にF50にSB27を与えたら、SB26の方ががぜん新しくてよいことを知り、SB26を買ったらF70からしか適合しないことが分かり、運よくベトベトのもの(ビニール袋に入って展示されてましたよ¥100で)を購入しやれやれと。。。結局年末のデジイチ更新によりフィルムカメラは私にとって金くい虫になり、うっかりF70を放出。新しそうだからD70にもTTL調光を。。。と思ったのが間違いのもと。SB26が浮きました。システム再編断捨離に邁進する所存です。
F501を当時買ったユーザーです。
すさまじい巻き上げ音でしたね。
とにかくあれを基準とするとF50にしろF70にしろ、D70Sにしろフォーカスは圧倒的に早いんですね。だからデジ化フィルム化というのはあんまり私には関係なくって、AF1眼というは進んだなぁと感慨ひとしおです。今のデジ1はもっと早いというではありませんか。
安くて金のかからないという方向に流れてしまいました。宗旨替えです。
今から考えれば、FマウントもF-501の時に絞を無くしてしまえばよかったのにとも思います。EOSのKissの洗練だけではなく、超音波モーター使用というのも大きくEOS化、ひいては、デジ1はキヤノンEOSみたいな感覚が刷り込まれていったように思います。なんかニコンのデジ1って最近スこ~し分かってきたくらいで、何にもアンテナを張っていなくてもEOS-1D EOS 5Dとかキスデジとかは自然と耳に入ってきますもん。
シグマの好きなレンズの付いているEOS 100 Dとバーコード集(アートコード)とバーコードリーダーとカメラに転送する、このばかばかしさと430EZによるTTL調光を酔狂として持っているかどなたかに使っていただくか考え中です。ただ、アートコードを使うには望遠系も必要になってきちゃう。28-200かなんかを使えばいいんですが、それも正しいEOS 100 Dの使い方ではないですし。
1回のアートコード体験にEOS望遠系調達というのも酔狂すぎて。。。困ったもんです。
投稿: 横須賀与太郎 | 2018年2月25日 (日) 20時43分
どもども、大佐殿。
ニコンの操作系のデザインは褒められたものではないですねエ。個人的にはF90あたりも如何なものかと思います。
うまくまとまって来たのはF60あたりからでしょうか。
ニコン爺がお孫さんにカメラを買ってあげるとしても、ちょっと理解ができなくて進められないでしょうね。スッカラカンのミノルタα3700i、若干トリッキーなペンタックスZ-50に比べると、やっぱりEOSキス(初代)は常識的なデザインで良くできていると思います。
T-80で懲りたんでしょうね。
投稿: Rikkie | 2018年2月26日 (月) 07時33分
どもども、横須賀与太郎殿。
あのF70のべたつきもシグマのZEN仕上げと同様に困ったものですね。それでもシグマよりはアルコールで拭き拭きするには労力はまだましですが。
個人的にはAi環を残したのは当時のニーズからすればニコンらしい選択肢として悪くなかったと思います。ただ、カプラー式AFから超音波モータへの以降は速やかに行うべきだったかもしれないですね。我々は困りますが、大抵の場合はAF一眼レフカメラを買う方というのはMFレンズの互換性のことなど考えないでショウ。不滅のFマウントと言いますが結構モデルチェンジをしていてEOSの方が互換性は高いですね。EOSはあれはあれでサードパーティレンズを嫌うといった嫌がらせが困ったものですが。
EOS100のアートコードキットは複数の冊子を含めて拾ったのですが一度も使っていないです。試しもしていないですね。
結局、EOS100はあっしにとっては何だったのだろうという気がしますが、一度は通っておくべきでしょうね。ミノルタのインテリジェントカードも何が違うのやら。
手にしなければ批判もできませんから。
投稿: Rikkie | 2018年2月26日 (月) 07時42分
アートコードとインテリジェントカードはブログのネタでしかないでしょうね。一回しか使わない。そのために望遠かうのはためらわれます。
投稿: 横須賀与太郎 | 2018年2月27日 (火) 06時28分
どもども、横須賀与太郎殿。
ブログのネタにしても撮影には使っていないです。
でも、持っていて書くのと持っていないのに書くのでは説得力が違うので仕方ないですよね。
望遠レンズ、どうでしょうか。
投稿: Rikkie | 2018年2月27日 (火) 12時31分
問題が一つあるんです。結婚式などの披露宴のパーティーのシーンがアートこーふぉfらるんですが、友人たちが結婚しないんですよ。
投稿: 横須賀与太郎 | 2018年2月28日 (水) 00時38分
どもども、横須賀与太郎殿。
確かに。我々の年齢層になると結婚する連中はあらかた片付いていますよね。
お子さんの行事はクリティカルだし、悩ましいですね。
投稿: Rikkie | 2018年2月28日 (水) 04時45分
今晩は。私の手元にはF50,60,U2があります。キヤノンユーザーですが、ニコンのAF機は学生時代にバイト先で使用しておりました。ハードユースな撮影にはニコン信仰が根強いものだったと思います。同時期のイオス100などに比較すると堅実なファインダー、硬い音質のシャッターなどにニコンらしい性質を感じます。しかし、マウントは不変であっても次第に使いにくい機材となり、曖昧な位地のカメラでもありますね。
キヤノンは、あくまで『それなりに一眼レフ・まずはプロ仕様』で、ニコン特有の拘りが薄い。毎度、戦闘機や銃器にカメラを例えてしまい恐縮ですが、アベンジャー攻撃機と天山攻撃機くらいの差があります。
投稿: HOOD | 2018年2月28日 (水) 23時12分
どもども、HOOD殿。
恥ずかしながらニコンF50、F60、U、U2と持っています。Uはちょっと怪しいのですが。
EOSは突飛な性能を持っているわけではないのですが、そつなく使えます。ニコンはF50に関しては第一印象が悪いですね。ベコーンというミラー音は萎えます。実際にはかなり堅牢でペンタプリズムを搭載しているのですが。
なので、拙僧はEOSシリーズを専用機でないのに数々の戦果を得たSDBドーントレス。本カメラを初戦で素晴らしい戦果をあげたものの後半以降は悲惨な末路を迎えた99式艦爆をあてたいと思います。
投稿: Rikkie | 2018年3月 1日 (木) 04時06分