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2018年7月 7日 (土)

バルダ ポンティナ(戦前)

Dscn0460実は6月に名古屋中古カメラ市が勃発したのだが、拙僧は参戦しなかった。何故かというと忘れていたからだ。いや、正確には忘れていはいなかったんだけど前日の深夜に上海から便が延滞し、駐屯地にたどり着いたのが中古カメラ市の初日だったのだ。睡眠に至るまでは中古カメラ市のことも覚えていたのだけど時計の針は早朝3時を超えていたし、忘れてしまってもいいやと思ったのだ。

それで二日目に戦場に参上したのだけど、無論、そこはぺんぺん草も生えていないような荒地と化していた。

Image3それで中古カメラ市で何も買わなかったかというとそうでもないのだが、あえて報告するようなものはないのだ。むしろ買ったのは名古屋キタムラ買い取りセンターで10%オフで売っていたアクロスである。ライカ判も120判も10%オフで拙僧はフォトカルチャー会員だから20%オフなのだ。なので店内に吊るしてある分は全て買った。

実は、明くる週の月曜日にも名古屋に行く機会があった。委託で出してていたホースマンプレス970とトプコール10.5cmF3.5とトプコール90mm5.6、それに6x7フィルムバックと6x9フィルムバックのセットが売れたのだ。売買値は伏せるとして手に入ったのは9000円にも満たない。何だか悲しいが、買い取り価格は1500円だったから投げ売りである。

本カメラは戦争を生き残ったカメラである。実際に撮影してみたがごく一部のカットで光線漏れが確認できただけでそれなりに写った。しかし、これの買い取り価格は想像もしたくないな。

デニムを着た戦前の中堅クラスの目測フォールティングカメラは手に入れた時と似たような価格帯で旅立って行った。拙僧にしても、120判フィルムを使うのはかなり限定的で、買い手がいるうちに処分しないとな。

コンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

どもども、Rikkie師匠。
古ければ古いほど ワクワクするわたしとしては見逃せない物件ではありますが、赤窓をふさぐものがないのが残念なところですね。
戦争を乗り越えたカメラには元気でいてほしいです。

投稿: とりおた | 2018年7月 8日 (日) 22時20分

どもども、とりおた殿。

確かに、この光線漏れの原因は赤窓の可能性が高いですね。
怪しいカメラの場合にはアルミテープを貼って、巻き上げ時のみ体で影を作りめくって巻き上げるような工夫をするのですが、この時はそのような対策はしませんでした。

赤窓の材質も現在では硬化して割れやすいのも残念です。現役選手には頑張ってほしいですね

投稿: Rikkie | 2018年7月 9日 (月) 00時34分

グわぁ、痛いところを突かれましたね。かつての三枚派、現在FOVEON派に転向し、私にはもう語る資格はないのでしょうが、この手のカメラは「正しい写真とは何か」を教えてくれます。
露光をしっかり与えること(戸外)f11には絞ること。シャッター速度でお天気を選ぶこと(戦前からのカメラ商田中商会の田中政男さんに教わりました)。ですから余計な速度の付いていないぷろんたーの方が使いやすいですね。

誕生日やなんかの記念の日、家の前で家族で日の丸構図で撮る。外出した時風景や建物の前で撮る、f4.5はあくまで保険で、夕方になっちゃったとき、景色でも撮るかとか。。。でもそれはあくまで保険的な写りでしかないのですが。

正しいカメラだと思います。

第一スプリングカメラで6x9などフィルムの平面性は悪いは、善玉回転式のピント制度の問題もあり開放できっちり取ろうなんて人はいなかったはずです。

そう思うとドレーカイルプリズム式の距離計を供えたスーパーイコンタシリーズも中は同じような鉄板のプレスですし、前玉回転(国産パールはその点すごいですね)、ドレーカイルプリズム式の距離計の致命的な構造的欠陥、最短距離と真ん中と無限の3点にしかピントが来ない。また焦点移動が多いですから現在の目で見る6x9画質は到底望めないわけで、でしたらバルダの中級機で十分なのですね。
いたずらに高価な装備が付いているよりも。。。

投稿: 横須賀与太郎 | 2018年7月12日 (木) 12時39分

どもども、横須賀与太郎殿。

まだ、「商業写真」といえば乾判の時代でしょうか。

思うにこのようなカメラが最も活躍するのは玄関の前に家族が並んでいるときであり、その三脚の場所は息子さん娘さんが親と一緒に撮られるのが嫌になるまで変わらないのではないでしょうか。一時期は親と嫌煙だった子供たちも自らが親になり、再び玄関の前にお孫さんもつれて立つときに使われるのが、このバルダ。そのようなストーリーが浮かびます。

子供の運動会のようなクリティカルな撮影は戦後の日本(と多分韓国)くらいなもので、友人のポートレイトも必ずと言っていいほど被写体との距離は全身が写る位置。もしくは稀にバストショットの位置、風景なら無限遠の3つくらいで距離計の出番はないかもしれないですね。当然、雨に日には貴重なカメラは外に出さない。

ドレーカイルというのは未だに便利だと思ったことがありません。単体露出計も持っているんですが、面倒なのでやっぱり目測です。

投稿: Rikkie | 2018年7月12日 (木) 15時02分

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