« カールツアイス ビオゴン 28mmF2.8 | トップページ | タイトー MiniDIGITALCamera »

2018年8月25日 (土)

キヤノン ニューキヤノネットQL17

Dscn2974「明石家さんま」のお笑いというのは、そろそろ時代に沿わないものなのかもしれないな。いや、実際に既に若い層からすると好ましくないのかもしれない。先日、20代のサバイバルゲーム仲間と話をしたのだが、「とんねるず」に対する嫌悪感は半端ではなかった。

理由はセクハラである。「明石家さんま」のセクハラジョークは許されていると本人もコンシューマも思っている節がある。しかし、それは中高年に限るようだ。随分前だが「明石家さんまの向上委員会」で若い女子アナのパンツの色を聞いて、一瞬女子アナが嫌悪の表情をしていた。その後、ワイドなショーでその時の心情を離していたのだが「(不快に思ったが)空気を崩さないように言えなかった」といっていた。この本人はジョークのつもりでも不快に思われており「(不快に思ったが)空気を崩さないように言えなかった」というケースは何もショウビズの世界の話ではなく、一般社会の方が遥かにシリアスだろう。既に、こんなことは許されない。許されている場所もあるだろうが安泰ではないな。

Img683キヤノネットシリーズは随分売れた。初代のキヤノネットはかなり大きいカメラで、スタイリングも冴えたものではなかったが、高性能のレンズに距離計を組み合わせ、何しろ安かった。当時のコンシューマ層にとってはコストというのは現在に比べてはるかにシビアだし、安かったといっても高価なものだからキヤノンの怒涛の進撃と脱落した中堅カメラメーカーは我が国のカメラ史のマイルストーンである。

しかし、時代の価値観は変わる。レンズは明るく綺麗に撮れればボディサイズは大きくても構わない。むしろ大きいボディが自慢できるという時代は10年も続かなかった。この辺はヤシカエレクトロ35にも通じる。

本カメラに至ってボディサイズは重量で30%もコンパクトになった。それでシャッター速度優先EEとマニアル露出は引き継いだ。勿論、本カメラや後裔機のG-III(G-3)は大ヒットとなったが、レンズの明るさを抑えてプログラムAE専横機となったがよりコンパクトなコニカのC35やミノルタのハイマチックEの路線にレンズシャッター機はシフトする。

コンテンツもご覧いただきたい。

|

« カールツアイス ビオゴン 28mmF2.8 | トップページ | タイトー MiniDIGITALCamera »

コメント

どもども、Rikkie師匠。
師匠はサラッと書かれたものかもしれませんが 渾身のコンテンツと思いました。わかりやすくためになる。今見てもオシャレなデザイン、小型であることには一般の需要は高かったでしょうね。
ウケてると思って自分だけ喜んで 相手に不快感を与えるということのないようわたしも気をつけねばと思いました。

投稿: とりおた | 2018年8月26日 (日) 13時57分

どもども、とりおた殿。

確かにカメラでもエンジニアのエゴイズムがユーザーに嫌悪されたケースがございますね。拙僧は神格化されたオリンパスのM氏に対して割と批判的なのですが、OM707の「エンドユーザーは満足に自分でフォーカシングも出来ないだろう」という傲慢は無視してはいけないと思います。それでパーフェクトなAFだったら唸りますが程遠いですから。

オリンパスの一眼レフカメラのAFがレスポンスもクオリティも満足になったのはLー2あたりからでしょう。

我々もふと気づくと若い連中に昔話や説教をしがちですから気を引き締めなければならないですね。

投稿: Rikkie | 2018年8月26日 (日) 18時47分

QL17は830g、KDN480g、SWM36が550gと参考までの重量です。案外に重たいQLですが、被写体に秘かに近づきスナップして捉える点で私的な解釈が許されるならば、SWM36に似た機材とも言えると思います。実際、街角のスナップで有効なレンズの描写と静かなレリーズ音はかなり重宝した覚えがあります。本当に完成されたカメラの典型でしょうね。未だに古さを感じないし、使いやすい。欠点を上げよ、言われたらレンズ交換が出来ない、ライカには遠く及ばない、ニコンじゃないカメラはカメラはにあらず…でしょうか。
流行タレントが表舞台から降板せざるを得なくなるのは、そのスタイルが古く感じたらスポンサーやメディアはあらゆる理由を付けて下げるもので、面白いと感じていたタレントも魔法が解けたように凡人以下に見えるのだと思います。

投稿: HOOD | 2018年8月26日 (日) 22時40分

QL17は830g、KDN480g、SWM36が550gと参考までの重量です。案外に重たいQLですが、被写体に秘かに近づきスナップして捉える点で私的な解釈が許されるならば、SWM36に似た機材とも言えると思います。実際、街角のスナップで有効なレンズの描写と静かなレリーズ音はかなり重宝した覚えがあります。本当に完成されたカメラの典型でしょうね。未だに古さを感じないし、使いやすい。欠点を上げよ、言われたらレンズ交換が出来ない、ライカには遠く及ばない、ニコンじゃないカメラはカメラはにあらず…でしょうか。
流行タレントが表舞台から降板せざるを得なくなるのは、そのスタイルが古く感じたらスポンサーやメディアはあらゆる理由を付けて下げるもので、面白いと感じていたタレントも魔法が解けたように凡人以下に見えるのだと思います。

投稿: HOOD | 2018年8月26日 (日) 22時41分

どもども、HOOD殿。

日曜日にサバイバルゲームで20代の連中と走り回ったのですが、昨日はお亡くなりになっていました。歳相応の戦い方がありそうですね。

SWM36というのは何でしょうか?36というくらいだからライカ判フィルムカメラかしら。

数字にすると重いカメラですが、不思議と取り回しがよく感じるのは何故でしょうね。ルックスに騙されてるのでしょうか。我々の頭の中では「シャッター優先AE搭載でマニアル露出の可能な距離計連動機」というだけで許してしまうのかもしれないですね。グラム当たりのパフォーマスという点でミノルタハイマチックFと同等と勝手に思ってしまうのかもしれません。

今、「島田紳助」の事を覚えているのは「明石家さんま」くらいですね。他のタレントも覚えているでしょうけど口には出さない。スポンサーは今のところ「明石家さんま」を評価していますが、その背景には中高年が使いそうな掃除機や囲み込みたいネットインフラや電子決済が見え隠れするのかもしれません。昔からそうなのでしょうけど、若いコンシューマと中高年のコンシューマではタレントの付加価値が変わってきますね。「明石家さんま」を起用するのはTVコマーシャルに響く購入そうなのかもしれないですね。
それもそろそろ、コンプライアンスという現在の悪魔が排除しそうです。

投稿: Rikkie | 2018年8月28日 (火) 07時09分

S&WM36の表記ミスで、申し訳ないです。ブレットを装填すればQLと同じくらいの重量になるのではないでしょうか。QLの取り回しの良さ、耐久性は一台だけでも充分にこなせます。ミノルタFも所持はしておりますが、私の所感は今一つです。どこか、コシナ的な雰囲気があって黒ボディの印象やシャッターの切れ味などは精悍ですが、どことなく命中率が心配です。世界で初めて日付機能を載せたキヤノデートEを推したい所。
フィルムカメラの楽しみはカメラとレンズによる使用感と描写にあると思いますが、最近に入手したKDNを使用して、モノクロ選択はシャープ・コントラストをマイナスに寄せて、赤フィルターで緩いネオパンやTマックス的な遊びをしております。 フィルムを終末期のように考える向きもありますが、フィルムを知ればこそのデジタルカメラなのだと。最近のテレビバラエティーがつまらないのは、笑いの系譜を喪失した事ですね。クレイジーキャッツや夢路いとしこいしを見て育った子供としては、今のお笑いトークはジャンク以下です。

投稿: HOOD | 2018年8月28日 (火) 12時52分

どもども、HOOD殿。

なるほど、ミノルタハイマチックFだと.25ACP自動拳銃のようで心配だということでしょうか。同じ自動拳銃でもハイマチックEならば.380ACP弾の威力があるレンズだと思います。

美術館で時折見かける19世紀のゼラチンシルバープリントに魅入られるのですが、媒体がデジタルデータのプリントになったからと言って写真の歴史が断絶したとは思わないです。ただ、拙僧の師団では真新しいEOSキスデジX4などでは発色を描きすぎて、わざわざD80やD200を動員するのも趣が無きにしも非ずです。デジデータのモノクロ化は試してみたいものですが、印画紙が手元に残るうちは先の趣味としてとって置きたい気分もあります。

げーのーじんの酒飲み話や「安レストランのメニューを不味そうに全部食べまショウ」を1日で3~4本撮りして1カ月に薄めるようなTV番組を見ている暇はないというのが実感です。
一方でラジオや箱で行うライブはアクターが責任を負う過去後の片鱗がみられるものです。

投稿: Rikkie | 2018年8月28日 (火) 15時09分

三河の将軍様(最近将軍様って意味が違ってきてしまってますが)、キヤノンのこの手のカメラということで、過剰な期待をかけてしまい、結果として使いませんでした。ほ~らよいでしょう!?という提灯ライターの写真を見てもあんまり感動がなかったからです。そんなら素直にキヤノンのレンズ交換式RF機にすればよいのですが、この手のカメラは魅力的ですね。minolta 7sIIを海外から高い値段をかけお迎えしたこともありましたっけ。結局。。。鳳凰205も結構良く写るなんて結論になったりしますが、そこはてっさータイプとガウスタイプの味の違いはありますね。
超ド金欠でフィルムを買えない日々。。。

投稿: 横須賀与太郎 | 2018年8月28日 (火) 20時38分

どもども、横須賀鎮守府諜報参謀殿。

提灯記事に萎えるというのは分かります。「ついに理想のカメラをxxカメラマンは手に入れた」なんて書かれていると、おめーと同じ写真なんて撮りたくねーと思ってしまいますよね。そういう点は拙僧もキヤノンのカメラの稼働率を下げていますね。ちょっと意味は違うのですがM氏が嫌いなのでオリンパスの稼働率もイマイチです。
でも、カメラはほどほどイイですよ。レンズもほどほどイイです。大きさもほどほど良くてトータルでパーフェクトなカメラにしてしまうキヤノンの巧みさだと思います。ミノルタハイマチックEのレンズが最高だけどシャッター速度優先AEとマニアル露出が欲しいなと思っていたら登場して、撮ってみると「あれ、こんなレンズだっけ?」ということはママあるのではないでしょうか。

なんか腑に落ちないんだけど文句のいいようがない。キヤノンのカメラはそんなカメラですね。

今月は単車にドライブレコーダーをつけたし、電動ガンも3本買ったりで身動きが取れません。買い貯めたアクロスも、既に底をつき始めています。

投稿: Rikkie | 2018年8月29日 (水) 07時35分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キヤノン ニューキヤノネットQL17:

« カールツアイス ビオゴン 28mmF2.8 | トップページ | タイトー MiniDIGITALCamera »