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2018年12月29日 (土)

大判レンズ

Dsc07567今年も本ブログにお付き合い頂いた方々にお礼を申し上げたい。稚拙なコンテンツに最近は更新もお滞りがちなのだが、継続的に呼んでくださる方々がいらっしゃるのは嬉しいことだ。感謝感謝である。

本ブログでは基本的には実際に撮影したカメラやレンズを紹介している。中には動作確認中に壊れてしまったブツも含まれているかな。しかし、今回は全く使わないまま処分を決めた物件をご紹介したい。「大判レンズ」というジャンルだ。

Image76大判カメラと言うとゴミ同然の価格で拾ったトヨビューデラックスやトヨフィールド、譲り受けたグラフレックスがあるのだが、どれも調子が悪くて光線漏れするのだ。なんとか修繕してみるのだが解決せず、ぎりぎり見れるのは1枚だけだ。

Dscn3826これも、ロールフィルムホルダーを手に入れたので120判フィルムでエラー出しと修理を行うつもりだったのだが、120判フィルムも高くなったし、何しろ肝心の大判フィルムが高くなった。今年最も悲劇的だったのがアクロスの終了だったが、比較的リーズナブルなアクロスの終了は、拙僧に大判写真を諦めるに十分だった。

Dscn3814大判レンズというのも一時期は凄く値が落ちた。このクセナー105mmF2.8も後玉枠に歪みがあったものの綺麗ななコンディションでシャッターも問題なく、良い個体だった。なにしろ「クセナーの大判レンズ」というサウンドの響きは良いもので十分に陶酔することができた。なので大枚4000円の損害を出して確保した。

Dscn3974このラジオナー13.5cmF4.5も夢を見させていただいた。ライカ判レンズのラジオナーはさえない場合も少なくないのだが、やっぱり大判レンズは格が違うと思ってしまう。

Dscn0298このフジノンW210mmF5.6も迫力あるレンズである。先のサルの写真はこのレンズで撮影したものだ。このブツはシャッターチャージレバーの戻りが悪いという欠点があるのだが、レバーを軽く押してやれば撮影できるし満足だ。これだけ立派なレンズが3000円だった。ちょっとしたジャンクのタクマー並みである。

Dscn3765大判レンズの楽しみの一つがついているボードだ。このフジノンW150mmF6.3は木製のレンズボードがついていた。写真館のアンソニーめいたスタジオカメラで使っていたのだろうか。150mmというのは大きくない写真館でポートレイト撮影するには丁度いい気がする。

Dscn3687大判レンズも半ダースくらい持っていたのだが、不良債権とはならなかった。というのも。どうも大陸で需要があるらしいのだ。流石に大陸で大判写真が流行っているとは思えないので、大判レンズを何かしらの方法でデジタル一眼レフカメラかミラーレス一眼につけているのだろう。クセナーなどは0が一つ増えて旅立って行った。

このテッサー15cmF4.5は恐らくフォーリディングカメラから取り外したものだと思われるのだが、さらっと秋風のように去っていった。

もっとも、レンズボードのような本当に大判カメラでつかうアクセサリーもそれなりに売れるから国内で大判カメラによるファインアートのムーブメントも存在するのかもしれない。だとしたら、なかなか未来ある話である。

もっとも、カメラ本体は全く動く気配がない。

来年もよろしくお願いします(mm。

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2018年12月22日 (土)

コダック レチナⅠa(エクター)

Dscn3087先日、電撃的に帰京したのだが、驚いたのは「ローラさん」の健全ぶりだ。例の事件でとばっちりを受けた「ローラさん」はTV番組の露出は皆無になった。しかし、三河でも時折CMなどで見かけることはできたから、ご活動は知っていた。しかし、東京のJRやメトロの広告で露出する「ローラさん」は活動どころか大活躍である。たしかに、ポスターに近づいて写真を拝見ですると、流石に御歳の経過が否めないのだが、「ローラさん」のブランド力は健全だとしか思えない。

余談だが今回の帰京で残念だったのは「バニラ、バニラ、バニラ、バニラ、バニラ、バニラ、高収入」のトラックを見ることができなかったことだ。

Img608「ローラさん」のブランド力が健全なように「エクター」の名も健全のようだ。拙僧のエクターを搭載したレチナIaのコンディションは決して良いものではなかった。なんだか乱暴に「シャア専用」に施してあるしな。その旨は口上書きに書いたのだが、なかなか良い値段で旅立って行った。引き取り先は勿論、大陸の業者だが、金払いがいいので歓迎である。

シャッターが遅いらしく、撮影結果もイマイチしっくりこないのだが、コンテンツもご覧いただきたい。

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2018年12月 8日 (土)

リコー GR10(2代目)

Dscn4287毎週1回の更新で行ってきた本ブログであるが、最近、滞り気味である。拙僧の駄文でも呼んでくださる方がいらっしゃるので申し訳ない限りである。理由はいろいろとあるのだが、ちょっと写真に割くモチベーションが減っているのは否めない。世知が無い世の中でスナップシューティングが難しいというのがその原因の一つなのだが、かといって以前のように地方の祭りに遠征に行くというのも少なくなった。あからさまにサバイバルゲームに割く時間が多くなってしまったしな。

Image12とはいえ、勿論、写真趣味を止めてしまうわけではない。とうとう、フジフィルムがアクロスの生産もやめてしまい、環境はますます厳しくなる一方なのだが、ひとまず薬剤の販売は継続するようだ。痛いのは印画紙もやめてしまい、唯一リーズナブルな価格帯のブツが無くなってしまったのだ。今後はイルフォードの高額な印画紙を買わなければならないと思うと寒気すらする。

もっとも、拙僧の写真趣味に致命打を与えるとしたらD-76の終了だろう。拙僧は単役から調合するほど器用ではないので、これは決定的なダメージになる。仮にヨーロッパ系の薬剤が残っていたとしても、コダックすらD-76の製造を中止したら、拙僧もモチベーションを維持するのは難しいだろうな。

とはいえ、今はスーパープロドールもD-76もあるわけだ。晩秋の暖かさも手伝って先週は久しぶりに夏に撮り貯めたネガを現像した。やっぱり、洗濯バサミに吊るされたネガを眺めるのは良いものである。コンディションの悪いカメラを使ってネガの半分がパーになったりもするのだが、それも良しだ。

今回は新しいカメラのご紹介ではなく、既に取り上げたリコーのGR10で撮影した、その後のネガのコンテンツなのだが、ご了承いただきたい。

大粛清でコンタックスT2もコンタックスTVSもニコン35Tiも処分して、そろそろローライ35Sも出そうかなと思っているのだが、本カメラは初代が壊れてしまったので2代目である。既に高級コンパクトカメラが目眩がするほど高騰し始めていたのだが、液晶モノクロパネルの不良で拙僧も買える値段だった。撮影枚数の残数がよく分からないというのは気持ちのいいモノではないが、拙僧はカメラ1台で作戦を展開することはないし、何しろ本カメラの28mmはすこぶるスカッとしたレンズなのでボディのコンディションは2の次だ。ジャンク扱いで処分もできないから、大粛清も生き残るだろう。

コンテンツもご覧いただきたい。

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