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2019年3月23日 (土)

旭光学 ペンタックスSP

Dscn6699今回もカメラ史において重要なマイルストーンである。というか今更って感じだな。しかし、実際のところ、後年のコシナのベッサフレックス(新)は別として、安心して使えるプラクチカマウントのボディとなるとペンタックスSPシリーズということになるんじゃないだろうか。意外と本家の東ドイツ製のプラクチカは使える可能性が高いけど、ソビエト製となると撮影自体がおみくじでも引いているような楽しさになってしまうし、ヤシカはダメだ。フジカもモノによっては使い物になるのだが、急激にコストダウンが露わになってしまっているのでイマイチ戦場で背中を任せられないな。オリンパスFTLとか色々あるだろうが、やっぱりペンタックスSPシリーズの安定感にはかなわないだろう。

Dscn1592なので拙僧は本カメラの事を「一眼レフカメラの標準器」としたい。様々な意見がおありだろうが、拙僧は本カメラが大衆機として広く浸透した点に重心を置きたい。確かにニコマートFTNは良くできているが、当時、気さくにニッコールレンズが買えただろうか。

そういう大衆的な愛好家が多いからかペンタックスSPシリーズには蛇革のブツが時折散見できる。これがペンタックス(旭光学)の純正サービスなのかショップカスタムなのかはわからないけど、庶民に近いペンタックスとはいえ、高価なものには変わりなかっただろうから、何かと見栄を張りたくなっちゃうのかな。三河にも多そうだ。

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コメント

本カメラの話題ではないのですが、ニフティのココログのシステムがリニューアルになりました。これが例によって”改悪”で使い勝手が著しく悪くなったのですが、困ったのは一部コンテンツのコメントが表示できません。
全く困ったものです。ご了承ください。

投稿: Rikkie | 2019年3月23日 (土) 11時49分

私メにとりましても、アサヒペンタックス(あえてアサヒを付けますね)は標準機、というよりも原器にちかいと思います。昭和の父親が週6で真面目に働いて家族のために撮影した、父親の様なカメラになります。真面目で武骨で華は無いですが不安も在りません。
私メも若い時はAEもないし古いスクリューマウントだし、当時はCanon A-1がかっこよくって、こんな古くさいアサヒペンタックスSPはなんだかカッコ悪い存在でした。 ひるがえって現在、生きているA-1はどれだけいることでしょう?MEsuper(およびその派生型)だって生存数は数えるほどだし。一蹴して今使うと絞り込み測光は被写界深度を覚えられたし、ピングラは二重像合わせよりも見やすいし、針式のメーターも使いやすいです。 ホントはこれ1台で十分なんですよねぇ。
今年のサクラはアサヒペンタックスSPで撮りましょうか。

(メッサーじゃないですよぉ、やはりここは旭日の国の
 そうだゼロ戦の21型がよくに合います。飛ぶ事にかけては敗けていないし、改良型も多いし、ザクIIでもいいかもしれません。)

投稿: k-1!輜重兵 | 2019年3月23日 (土) 22時05分

どもども、k-1!輜重兵殿。

「華はないが不安もない」。本カメラを称賛する言葉ですね。あっしには「カッコ悪いというほどではないが古臭く凡庸」と思っていましたが、「凡庸こそが華」と現在は恥ずかしく思っています。

キヤノンA-1の生存率は低いですね。少なくてもシャッターの鳴きがある。AE-1も無きがあっても動く個体はありますが、一番、あてになるのはAV-1なのではないかと思っています。ペンタックスもMEシリーズは悲観的で、同じように生存率が高いのは廉価型のMV1という気がします。勿論、機械式シャッターのKMは好調です。

次回の撮影会ではペンタックスSPにイスコかカッサーのドイツ中級レンズをつけましょうか。

なるほど、確かに我が国の零戦を記するべきでした。最近、童友社の簡易プラモデルにはまっていて、先日は飛燕Iを組んだのですが、次は零戦21型に取り掛かるつもりです。52型も買ってあるんですよね。
個人的にはBf109よりもFw190の方がよっぽど名機だと思うのですが、一般的な評価として登場させました。

投稿: Rikkie | 2019年3月24日 (日) 05時44分

今晩は。ペンタックスSP憧れたカメラの一つです。昭和四十年代初期、子供の科学誌の写真コーナー、各沙雑誌を飾るSPの文字。このカメラを持てば素晴らしい写真が撮れるに違いない。そんな妄想を抱いていました。実際に手にしたのは、中年期を遥かに過ぎてからで、冴えたタクマーレンズの小粋で再現性のある描写は、ミノルタに馴れた私には非常に新鮮でした。SPの鋭いレリーズ感覚は優れた一眼レフを使っている実感があります。ファインダーが暗いと批判的されますが、ピントの山に関してはミノルタ系一眼レフより見やすいですね。
ペンタックスSPは公安や監察官に使われたのが多いのだそうで、事件現場を目撃していたSPも幾多ありそうです。記事ではFw190を上げていらしゃいましたが、私はSPは断然に一式戦闘機隼です。整備性の良さ、耐久性、確実に被写体を捉えるファインダーとレンズ、まさに隼でしょう。一方で望遠やズームにシステムが弱く、SPのレンズには広角や標準、準望遠に強みがある。Sマウントの制限なども、主翼に武装を困難にした辺りと似て隼的に思えます。汎用機体の零戦と異なり、隼は徹底した格闘戦闘機として対戦闘機に用いる飛行機で、カメラシステムとして取り回しの良い撮影機材であるSPと似ている…と強く訴えたいですね。SPを分解すると一見すると簡潔な部品構成ですが、緻密な箇所があり下手に判断は出来ない。ただ、簡単な調整で全く支障はないのも事実ですね。カチンと硬い音質のレリーズ音は心地よく、35ミリF3.5レンズで撮影していると、プリントの仕上がりも想像から外れることもなく好ましいものでした。

投稿: HOOD | 2019年3月26日 (火) 23時03分

どもども、HOOD殿。

実体験としてのペンタックスSPとの出会い。ご拝聴いたしました。「小粋」というのはタクマーを称賛するベストチョイスですね。「高コントラストでシャープネス」などというのは聞き飽きました。タクマーのそれほど高解像感は無いんだけど不思議とディテールを描写する特性は拙僧も気に行っており、ライカ判でモノクロポートレイトをとるならスーパー/SMCタクマー55mmF1.8は5本の指に入ります。35mmF3.5もいいんですよね。あれは秋の針葉樹などに映えます。
ペンタックスSPのファインダーは暗いといえば暗いのですがフォーカスの山は掴みやすいですよね。後に明るいだけでロクにフォーカスが確認できないAFカメラのファインダーを知ることになりました。

なるほど、戦場の友としては一式戦”隼”は的確ですね。開眼いたしました。思うに陸軍機の魅力というのは子供の頃にはわかりづらいのではと思います。プロペラも2翅だしもっさりしたデザインだし、お数字はだいぶ零戦に劣る。しかし、軽戦闘機と重戦闘機の組み合わせという構想で二式戦”鍾馗”の稼働が思ったよりも低く、軽戦闘機から前線の主力として活躍したのも、”戦う”という明確なコンセプトに裏付けられたからこその役割を果たす結果となったのでしょうか。

投稿: Rikkie | 2019年3月27日 (水) 10時58分

どもども、Rikkie大将。
SPは かなりの台数を手に入れましたが、いつでも買えるという安心感から、フィルムを始めたいという人がいると ホイホイあげてしまい 手元にありません。しかし、黒のSLが残っています。春はこれで撮ろうかなという気持ちになりました。

質実剛健な良いカメラですよね。説明書には、細心の注意を払った場合マイナス40度でも無事撮影できたとのことです。ちょっと記憶怪しいですが。

投稿: とりおた | 2019年3月28日 (木) 11時01分

どもども、とりおた殿。

そうなんですよね。ペンタックスSPやその眷属はジャンク籠の常連選手だし、実際に使える物件が多いので増えちゃうんですよね。ルーキーの方に差し上げるというのはクールな手放し方だと思います。

黒のSLは、そこそこのレアアイテムではないでしょうか。マイナス40度も運用次第と言う気がします。マイナス30度の冬の哈爾濱でニコンEMもニコンD70もちゃんと動きましたから。
もっとも、屋外から屋内に持ち込んだ瞬間、レンズが結露して凍ります。

投稿: Rikkie | 2019年3月28日 (木) 16時48分

Rikkie様 仕事の依頼主が「ギャラは安いけれどHPの破れっと中古付きでどう?」と言われ飛びつきました。
ニコマートは、暴漢撃退用に200㎜あたりをつけるのが適当な使い道でしょうか。
こんなことを書くとNikonファンに暴漢になられますが、こちらはあいにくニコマートを現在は所持していません。KIEV6Cなども暴漢撃退用にはよいですね。なお両機とも相手を殺害してしまう恐れがありますが。
それ以外にNikomatの使用用途は見つかりません。Nikomatを何台か使いましたがレンズが気に入らなくて手放しちゃう。ボディーもアサペンSP黒の優美さとタクマーのきれいな描画にやられますが、どうもね、手放したのにまたお迎えするのは何ですからFUJICA STX-1にマウントアダプターかませて使っています。あれだったら自動絞りが効きますし。AXマウント用の自動絞りレバーとは別にM42マウントアダプターの自動絞りピンを押す「あの板」がマウントアダプターにもついていて、それを突っつく棒をボディー内に内蔵するとはAXシリーズもやりますねぇ。

投稿: 帰ってきた横須賀弥太郎 | 2019年4月 4日 (木) 21時27分

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